二輪講習会に参加
埼玉県川島町にある交通教育センターレインボー埼玉の二輪車講習会
HMS=ホンダ・モーターサイクリスト・スクールを受講してきました。
http://www.tec-r.com/
ご存知本田系の企業です。
隣には本田航空。荒川河川敷のホンダエアポートという民間飛行場と並んでいます。
小型飛行機、ヘリコプター、飛行船まで見られる場所です。
私が受講したのは、その名も気恥ずかしい「ナイスミドルコース」です。
参加費は、14,175円(税込み)
受付 9:30~10:00
スクール 10:00~16:30
以下、今後初めて参加する方のために、気づいた点を書いておきます。
予約は、かなり早い時期に埋まるようです。
私は、1ヶ月前の受付開始日に申し込みました。
その際、講習車を何にするか聞かれます。
このコースの場合は、CB750、CB400、VTR250、ホーネットから選べました。
当日の受付は9時30分からとなっていますが、その時間にはかなりの人数がいました。
その後、送迎バスでの参加者で受付に列ができます。
早めに行くのが良いようです。
シャワーも付いたキレイなロッカールームがありますが、やはり遅れると混雑します。
集合して、まずは自己紹介。
埼玉・東京・神奈川と結構遠くから来ている方も多いようです。
受講者21名中、初めての参加者はたった3人。
年齢的にはナイスミドルでも、バリバリのベテランという感じの常連さんが多いようです。
中には、なぜこんなコースに?というような若くて早そうな人。
逆に、結構な年齢のご夫婦の方もいらっしゃいました。
車庫に移動し、講習用バイクの引渡しです。
21台中、CB750が半数以上。250はVTRとホーネットが各1台。残りがCB400でした。
各人で始業点検を行います。
膝・肘・肩・胸のプロテクターも、自分で必要な物を勝手に選びます。
ちなみに、ヘルメットやレインスーツもずらりと並んでいました。
体操をしてから、乗車です。
慣熟走行とでも言うのでしょうか。まずは広い駐車場をぐるぐる。
その後、土手を超え河川敷の未舗装の道も走り、講習コースに向かいます。
さて講習開始です。
はじめは、直線の往復コースで、ブレーキングとスラローム。
ブレーキングは4コース、スラロームは2コースで同時走行できます。
スラロームのパイロンの幅は、片方のコースが広目ですので、技量に合わせて選べます。
10分間の休憩。タバコも吸えますし飲み物の自販機もあります。
休憩後、更に同じコースでの講習です。
ブレーキを前だけ、後ろだけで各2回。
その後左手をハンドルから離してバランス良く止まれるか。
インストラクターのデモ走行も見せてくれます。
お昼の休憩は12時半から1時間。マイクロバスで事務所に戻ります。
食堂で、各自好きなものを。
定食、カレーセット、麺類などがありました。
午後1時半に、マイクロバスでコースに戻ります。
午後はコースを移動しました。
倒したパイロンでコースを描き、要所要所に立ててあるパイロンをクリアします。
180度ターン、S字、スラロームなど組み合わされたコースです。
前の人がある程度進んだら、次の人が発進。
少し見ていれば、他の人のウデマエも分かりますので、必要なだけ間を取ります。
10分間の休憩の後、難しいライン取りの説明がありました。
初めのコーナー出口で脹らむと、次のコーナーの侵入が苦しくなる、、、
その後、良い例・悪い例のデモ走行。
なるほど。
午後の二度目の休憩の後、最後のコースです。
不統一な間隔に置かれたパイロンのスラローム。
S字を経て、Uターン。
長い直線路からブレーキングして、オフセットスラロームと呼ぶのでしょうか。
ジグザグに置かれたパイロンで連続S字走行です。
一日たっぷり練習し、走行距離は約30キロでした。
車庫前に戻り、車両の点検清掃です。
ウエスでホコリを拭い、ガソリンが減っていれば携行缶で補給して返却。
軽く終了ミーティングがあり、解散となります。
当日は、四輪車の講習も行われていました。
講習コースは、毎回同じと言う訳ではないようです。
以下は感想です。
講習車はバンパー付ですし、自分もプロテクターを付け、もちろん対向車や崖も壁もなし。
安全な環境での練習は、実に楽しいです。
久しぶりにバンパーやつま先を擦る感覚を味わいました。
下手は下手なりに、少しは上達したように感じます。
大変楽しい有意義な経験でした。
ただ、免許取りたてといような方には、ちょっとつらいかも知れません。
「周りを気にしないで、自分のペースで走れば良いんですよ」
そんな風に言って下さる方もいました。
とは言え、ついつい周りのペースにひっぱられてしまったりします。
以前申し込んだ時には「キャンセル待ちも一杯です」という話でしたが、参加してみて分かりました。
常連の方が、キャンセル待ちで自分の技量とは異なるコースに参加しているのですね。
「ナイスミドル」と「入門」だけでも、本来の受講対象者が気楽に参加できるようなしくみがあればと思います。
私は、後でがっかりしないように(^^;、同じエンジンのVTR250で参加しました。
エンジンは同じでもゼルビスよりコンパクトで軽快。当然整備状態も良好です。
でも、講習のはじめも帰り道でも、思ったほど違和感はありませんでした。
逆に言いますと、私のゼルビスもそれほど悪い状態でもなさそうなのが確認できたことも、収穫の一つでした。
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