50代・中年男・大型自動二輪免許取得(2段階7時間目)
2段階の規定時間です。
「見てみたい」という高校生の息子を連れての教習です。
良い天気の土曜日の午前中なのに、なぜか自動二輪の教習は私一人でした。
これならやり易くて良かった。と思ったら、とんでもない落とし穴がありました。
貸し出し用ブーツが、全て新品になっています。
これは「安全靴」というのでしょう。
カチカチに硬くて足首が動かず、シフト操作がうまく出来ません。
おかげでリズムが狂い、各種課題はボロボロです。
法規走行はほぼ問題なしとのことで、後半は課題練習を行いました。
各課題とも、規定時間に到達できるかどうか・・・というレベルです。
比較的得意な急制動まで、加速のタイミングが狂いオーバーラン。
当然教官からは「もう少し練習した方が良いですね」とのお言葉。
追加教習を覚悟したところ、意外にも「みきわめ」を貰うことが出来ました。
事務所に戻り、2段階の予約はすべてキャンセル。
教官の助言に従い「自由練習」の申し込みを相談しました。
ところが、明日卒検があるとのこと。
少し迷いましたが、申し込みをしました。
ダメで元々。
落ちても「自由練習」が「追加教習」になるだけです。
卒検の雰囲気を味わっておくと思えば良いのです。
とは言え、受けるからには精一杯やります。
自前のシューズ、シンテーゼ12をきれいに磨いて。
教習用のジーンズとアメ横で買ったドイツ軍のシャツを洗濯。
いつもポケットに入れていた検定コースは、もうすっかり頭に入っています。
お風呂やトイレや寝る前に、全ての動作を再現する検定コースのイメージトレーニング。
明日はがんばります。
とまぁ、決意を固める一方、息子が撮ったデジカメ画像を見て、がっくり。
お腹の出た短足のおっさん。プロテクター付けてゼッケン付けて。
「男はつらいよ」の「タコ社長」みたいなジェットヘル被って、唇かみしめて必死の形相。
我ながら、、、なんと言いますか、、、ダサイと言うかケナゲと言うか。
息子よ覚えておきなさい。
30何年か経って、君がお父さんの年になった時、、、
「親父が自分の年の頃、がんばっていたっけ」と思い出してくれ、、、なぁんて。
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コメント
2年以上前のエントリー(日記)に失礼します。はじめてコメントします。
私は現在26歳で、ゼルビスに乗って7年の男です。
これまでゼルビス関係の事をネットで検索した際に何度か日記を読ませて頂いていました。
そして今日このエントリーを読ませて頂いたのですが、
>「親父が自分の年の頃、がんばっていたっけ」
というのは、息子さんは確実に感じてくれることと思います。
恥ずかしながら私は自分で働きはじめるまで、例えば父親の偉大さに気付く事もありませんでしたし、
仕事をしながら趣味の時間を作る大変さも分かっていませんでした。
私自身が父の年齢に達したときに父と同じように、また、缶コーヒーさんと同じように、情熱や向上心を持って何かに取り組めるかは正直不安です。
けれど、一度感じた父親の偉大さや大変さというものは、年齢がいくつになっても思い出して、そしてまた何かのための力になるでのはないかと思いました。
下手な文章で申し訳ありません。
息子さんは思い出してくれると思いますよ。
素敵なエントリーを、ありがとうございました。
投稿: 名無し | 2010年11月21日 (日) 21時57分