ETC助成金復活
国土交通省の資料発表です。
高速道路の有効活用・機能強化について 平成21年1月16日
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000051.html
(別添1)「生活対策」期間における高速道路料金引下げ概要
物流の効率化(1)地方部で、平日全時間帯を3割引に
地域の活性化(2)地方部で、乗用車は、土日祝日、終日5割引で上限料金1,000円
※本四高速走行分、1,000円上限 ※アクアライン走行分、1,000円上限
(3)大都市圏で、乗用車は、土日祝日、
①首都高速、阪神高速は終日500円 ※首都高は日曜祝日
②大都市近郊区間は昼間3割引
(別添2)ETC普及促進策の概要について
1.ETC車載器購入助成
(1) 実施主体:(財)高速道路交流推進財団
(2) 対象:新規にETC車載器を2年以上、2回以上の分割払いで購入される方
(3) 助成額:四輪車5,250円/台、二輪車15,750円/台
◇ 概ね2ヵ月以内に助成を開始できるよう準備を進めてまいります。
(助成開始時期、助成台数については、後日発表予定。)
引用が長くなりました。
「二輪車15,750円」の助成金復活は魅力ですねぇ(^^)
ちょっと気になるのは「分割払い」が前提という点です。
わずか数万円を2年以上の分割とは、いかにも面倒な話です。
手数料がどれ位になるか、ちょっと計算してみます。
クレジット会社によって分割払いの手数料率は異なるようです。
一覧表の出ているサイト
http://creditcard-navi.org/propercard-1.html
また、対象はETC車載機本体のみなのか、工賃なども含むのか、私は知りません。
とりあえず、本体の希望小売価格だけとしても、、、
・クレジットの手数料は、11.9%~15%
・ETC車載機の価格は、一体型19,950円と別体型29,820円
・手数料は、最低 19,950円×11.9%=2,374円
最高 29,820円×15%=4,473円
15,750円トクするために、これ位は余分に払うことになります。
利用者向けの助成金のはずが、その15%~28%がクレジット会社に流れるようなもので。
国土交通省とクレジット業界との間で、何か「裏の話」でもあるのでしょうか?
「越後屋、おぬしも悪じゃのう」
「いえいえ、お代官さまほどでは」・・・というほどではないとしても。
※3/14追記:テレビニュースによりますと、分割払いの狙いは「転売防止」だそうです。
また、あめみさんの情報によりますと、(クルマの場合ですが)ほとんど全額を購入時に支払って、
わずかな金額だけを2年後に支払い、手数料負担をほぼゼロにする。という扱いをしてくれるお店も
あるそうです。
あまり勘繰るのも、良くありませんでした・・・(^^;
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