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2009年8月

2009年8月29日 (土)

「バイクの森」雑考

昨日の続きです。

聞くところによりますと、博物館の展示品は個人のコレクションだそうです。
なるほど。
それで百台以上がぎっしりと展示してあるのですね。
ですが、単に沢山バイクが並んでいるだけでは、飽きられてしまいそうです。
正直なところ、私だってそう何度も見に行く気にはなれません。

試乗会やオーナーズミーティングのようなイベントも、一巡すると苦しいかも知れません。
そのうち、場外のイベントには参加しても博物館には入場しない、といった状況になりかねないと思います。

ではどうするか。
事業継続のために、いかにしてリピーターを引き寄せるか。

それには、展示品を「小出し」にする位の作戦が必要だと、私は思います。
そして「企画展」として特定のテーマ別にじっくり見せる。というのはどうでしょう。
例えばこうです。
 ・伝統のボクサーツイン -BMWと水平対向の仲間たち-
 ・消え去ったイタリアの宝石 -ラベルダの栄光と終焉-

収蔵品だけで苦しければ、メーカーやショップ、オーナーとのタイアップもアリでしょう。
 ・ニューヨークステーキは如何にして生まれたか -カワサキZシリーズの軌跡-
 ・ナナハンの時代 -国産4大メーカー初代750ccと海外のライバルたち-

どうでしょう?
自分で書いていてアレですが、これなら1000円払っても見に行きたいと思います。
問題は、展示企画に知恵とお金がかかりそうなことですねぇ。

もっと単純に、雑誌やショップとのタイアップという案もあります。
雑誌の特集記事に出てくるバイクを、そのまま一定期間借り受けて展示するわけです。
これなら、企画面のクリエイティブな課題はクリアできます。
その上、雑誌やグッズ類などの売上も期待できます。
別冊モーターサイクリストとかRIDEあたりが良いでしょうか。
或いは、思い切って旧車会系とか。
好きな雑誌で見た懐かしい車種や、バリバリのカスタムの現物が、そのまま見られる。
そこそこ受けるのではないでしょうか。

、、、といった具合に、私の妄想は広がるばかりです(^^;
とにかく、せっかくのバイク博物館です。
良い形で、長く存続してもらいたいと思います。

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2009年8月28日 (金)

「バイクの森」情報

埼玉県小鹿野町のバイクの博物館「バイクの森」の9月のイベント情報です。
(公式サイトからのコピペです)
http://www.bikenomori.jp/
 ・9月5日(土)6日(日):ハーレーダビッドソン試乗会
 ・9月12日(土)13日(日):ラベルダミーティング
 ・9月12日(土)13日(日):モトグッチ試乗会
 ・9月26日(土)27日(日):トライアンフ試乗会

ほとんど毎週のように、試乗会が行われるのですね。
7月にも、私も行ったロードホッパーの試乗会。
その翌週には、ドゥカティのミーティングと試乗会がありました。
日本中で、これほどバイクのイベントがある場所が他にあるでしょうか。

先日の私は「町おこし」「博物館」共に、ちょっと先行きが心配に感じました。
私も埼玉県民ですからね。
県内であの程度に気持ちの良い田舎道は、他にもいくらでも知っています。

ですが、少し離れた視点で考えてみますと、意外に好条件に思えてきました。
 ・都内から一般道で楽に日帰りが可能で、ルートも複数あり
 ・関越自動車道からのアクセスも良い
 ・周囲は充分気持ちの良いカントリーロード
 ・町としてバイクを歓迎していて「わらじカツ」など小ネタもあり

その上、バイクの博物館があり、敷居の高い「外車」の試乗まで出来てしまうのです。
これなら、ツーリングの目的地としては、ヘタな観光地よりずっと楽しそうです。
うまくすると「バイクイベントの聖地」として、案外長続き出来るかも知れません。

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2009年8月24日 (月)

地図帳購入

一昨年、ゼルビスを入手した際には「ツーリングマップルR」を買いました。
通常のA5版に対し、一回り大きいB5版です。
ですが50代に突入した私には、これでも字が小さいです(^^;

スカーバーにはトップケースを付けましたので、もう大きさの制約はありません。
普通のA4版のロードマップをあれこれ見比べて、これを選びました。
「昭文社マックスマップル」
はじめに1/1,000,000つまり1センチ=10キロで関東全域の全体図があります。
個別ページは全て1/100,000つまり1センチ=1キロに統一されています。
おかげで、どのページを見ても距離感を誤ることがありません。
また、隣接地域のページガイドも、そのまた隣まで表示。
私には、市街図や観光案内は不要なので、これが一番良さそうです。
20090810_1 20090810_2 20090810_3

ついでに書いてしまいます。
「抜き差し式の地図帳」があると、便利だろうなーと思います。
数百ページの地図帳を持っていっても、実際見るのはほんの数ページですよね。
必要なページだけを抜き出して持ち歩ければ、きっと便利でしょう。
リング式の地図帳なら、コイル針金?の代わりに、開け閉め出来る金具にするだけです。
プラス500円位なら、私なら迷わずそちらを選びますけどね。

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2009年8月 9日 (日)

古峯神社と粕尾峠情報

栃木県の古峯神社、粕尾峠、足尾銅山を経由し日光に行ってきました。
東京埼玉から日光を目指すとすれば、かなりの裏道です。

古峯神社は、東北自動車道の鹿沼ICから一本道です。
釣り人の姿も多く見られる、美しい川沿いの快適な道です。
古峯神社には「古峯園」という庭園が併設されています。
入場料大人300円ですが、大変良く整備された美しい庭園です。
中の茶店では、お茶や食事も出来ます。
まったりするのには最適で、入場料分の価値は充分あると思います。
改めて紅葉や花の季節に来てみようと思います。
20090809_3 20090809_4

ここから粕尾峠に抜ける林道が、新しく開通しています。
ネット上の情報では、昨年末には完成していたようです。
ちなみに Google Map ではこんな感じです。
さすがにタイムラグはあるものの、しっかり更新されているのが分かります。
20090809_2
新旧の舗装路が混在していますが、空いていて快適でした。
残念ながら天気が悪く、小雨と霧で眺望は楽しめませんでした。
その分、人気の無い高原の、幻想的な雰囲気が楽しめたと思いましょう。
20090809_1

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2009年8月 8日 (土)

30秒ツーリング

携帯電話を取り替えました。
何を今さら、というようなお話ですが、動画を見ることが出来ます。

さっそく、ホンダのバイクのテレビCMを二つ取り込んでみました。
ホンダのサイトやYoutubeからダウンロードし、「携帯動画変換君」というソフトで変換。
ファイル名を書き直してSDカードに入れて、出来上がりです。

20090808_2
ひとつは「VTR - こころに響く 篇」
今年復活した、VTRのCMです。
「走る全ての瞬間がライダーの五感に響く」
素敵な女性が髪をなびかせ、美しい海岸線を走ります。
こんな人が一緒に走ってくれるなら、新車のVTRを2台買っちゃいますけどね(^^)

20070715_1 20070715_2 20070715_3
もうひとつは、「心に翼を。忘れ物 篇」
2007年に放映されたものです。
昔のホームページの日記で、当時の私の感動っぷりがわかります(^^;
http://mini4dangun.cafe.coocan.jp/diary/d200707.html

ちょっと心が疲れた時に、いつでも30秒だけバイクを楽めます。

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2009年8月 2日 (日)

「男はつらいよ」のバイク

どなたもご存知の、映画「男はつらいよ」です。
私はこのシリーズが好きで、全48作を何度も見ています。
その中で、バイクが登場する話がありますので、ちょっとご紹介します。

第42作「男はつらいよ ぼくの伯父さん」。1989年の作品です。
寅さんの甥の満男(吉岡秀隆)は浪人生です。
転校した高校の後輩の及川泉(後藤久美子)が気になって、受験勉強が手につきません。
ついに家出をして、赤いホンダのスパーダで名古屋に向かい、更に佐賀県へと。

Torasan_3
満男くん、バイクの扱いが上手なんです。
走行シーンはもちろん、発進や停止の振る舞いのスムーズなこと。
ヘルメットのアゴヒモを締めながら、ハンドルに手を触れずに跨ったりします。
Torasan_2
それから、名脇役の笹野高史さんがゴールドウィングに乗って登場します。
転倒した満男くんを見かけて助けてくれるのですが、これがまた上手いんです。
満男くんに視線を向けたまま、一瞬右足をつき、足元を一切見ないでスタンドを出して降りてきます。
(その後、大爆笑のシーンがあるのですが、ネタバレは止めておきます)
Torasan_1
もちろん走行シーンも美しく、バックに流れる徳永英明の曲も良かったです。
この頃は、まだピースサインの習慣も生きていたのですね。

私もせめて「足元を見ずにスタンドを出す」だけでもマネしたいです。
ゼルビスでは出来たのですが、スカーバーのスタンドはちょっと出しにくいです。
まぁこれが出来たからといって、後藤久美子とタンデムが出来るわけでもありませんが。

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