「バイクの森」雑考
昨日の続きです。
聞くところによりますと、博物館の展示品は個人のコレクションだそうです。
なるほど。
それで百台以上がぎっしりと展示してあるのですね。
ですが、単に沢山バイクが並んでいるだけでは、飽きられてしまいそうです。
正直なところ、私だってそう何度も見に行く気にはなれません。
試乗会やオーナーズミーティングのようなイベントも、一巡すると苦しいかも知れません。
そのうち、場外のイベントには参加しても博物館には入場しない、といった状況になりかねないと思います。
ではどうするか。
事業継続のために、いかにしてリピーターを引き寄せるか。
それには、展示品を「小出し」にする位の作戦が必要だと、私は思います。
そして「企画展」として特定のテーマ別にじっくり見せる。というのはどうでしょう。
例えばこうです。
・伝統のボクサーツイン -BMWと水平対向の仲間たち-
・消え去ったイタリアの宝石 -ラベルダの栄光と終焉-
収蔵品だけで苦しければ、メーカーやショップ、オーナーとのタイアップもアリでしょう。
・ニューヨークステーキは如何にして生まれたか -カワサキZシリーズの軌跡-
・ナナハンの時代 -国産4大メーカー初代750ccと海外のライバルたち-
どうでしょう?
自分で書いていてアレですが、これなら1000円払っても見に行きたいと思います。
問題は、展示企画に知恵とお金がかかりそうなことですねぇ。
もっと単純に、雑誌やショップとのタイアップという案もあります。
雑誌の特集記事に出てくるバイクを、そのまま一定期間借り受けて展示するわけです。
これなら、企画面のクリエイティブな課題はクリアできます。
その上、雑誌やグッズ類などの売上も期待できます。
別冊モーターサイクリストとかRIDEあたりが良いでしょうか。
或いは、思い切って旧車会系とか。
好きな雑誌で見た懐かしい車種や、バリバリのカスタムの現物が、そのまま見られる。
そこそこ受けるのではないでしょうか。
、、、といった具合に、私の妄想は広がるばかりです(^^;
とにかく、せっかくのバイク博物館です。
良い形で、長く存続してもらいたいと思います。
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