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2010年4月 9日 (金)

6月よりバイクの高速料金上限1000円

こんなニュースがありました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100409-OYT1T00413.htm
高速料金上限、普通車2千円・エコカー半額優遇
 国土交通省は9日、一定の走行距離を超えた場合に料金を定額にする、新たな高速道路の上限料金制度を発表した。
 6月から導入し、首都高速や阪神高速などを除いて普通車は2000円、軽自動車は1000円、トラックなどの中・大型車は5000円を上限とする。
 昨年3月に導入された土日・祝日の「上限1000円」の割引や、曜日や時間帯で異なる現行の割引制度に代わるもので、国交省は料金体系を単純にすることが狙いだとしている。ただ、現行の割引が廃止される結果、多くのドライバーには実質的な値上げとなりそうだ。(以下略)
(2010年4月9日11時05分  読売新聞)
国土交通省の発表資料はこちら。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000103.html

よっしゃぁ(^o^)
バイクにETCを付けていない私には、大歓迎です。
・料金所の通過は1000円札一枚で済み、端数の心配なし
・「大都市圏の別料金」も撤廃で、近所の圏央道も対象になる
・平日も割引適用
これなら、クルマが2倍でも個人的には充分満足です。
6月には平日に休みを取って、スカーバーで遠出しましょうか。
ただし、この制度は11年3月末までの試行で再度見直しもあるようです。

一方、この案に否定的な報道も多くみかけます。
・多くのドライバーには実質的な値上げ
・平日も割引となり、他の交通機関への影響は必至
・値上げ分が一旦凍結した道路建設に使われるのは問題  などなど。

景気低迷の中、様々な分野で「思い切った改革が必要」といった論調を見かけます。
言うのは簡単ですが、実際はどうでしょう。
今回の「高速道路上限1000円」は充分「思い切った改革」だと思います。
ところが実際は、恩恵を受ける人は喜び、そうでない人は困ると。
だからといって、薄く広く、仮に「高速料金一律1割引」では誰も大して喜ばないでしょう。
どんな政策でも「全国民が賛成」などあり得ないという、当然の話です。

いずれにしても、財源は国債頼みで巨額な財政赤字は膨らむ一方。
子どもたちの世代にツケを残し「バイクは1000円」と浮かれているのも、いかがなものかと・・・

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