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2010年6月

2010年6月27日 (日)

がんばれ!深谷シネマ

またまたバイクの話ではありません。
何しろ梅雨の真っ最中ですので、仕方ありませんね。

小雨の中、埼玉県深谷市の「深谷シネマ」に行ってきました。
全国的にも珍しい、NPO法人が運営する映画館です。
http://fukayacinema.jp/
以前は、古い銀行のロビーを改装して映画館にしていました。
(昔の私のホームページでのご紹介です)
http://mini4dangun.cafe.coocan.jp/diary/20080510_fukaya/20080510_fukaya.html

この建物が再開発で取り壊しが決まり、今度は「造り酒屋」の跡地に移転しました。
その移転先に、今回初めて行ってみました。

旧中仙道沿いの、元「七ッ梅酒造」の外観です。
「京都の町屋」と同じに、間口は狭く奥行きが深い構造です。
20100627_1

中を通り抜けると、古い建物がそのまま残っています。
テレビドラマや映画の撮影にも、何度も使われているそうです。
壁には「貸間」の貼り紙が。東京都中野区とあります。
何かの撮影の時の物が、そのままになっているのでしょう。
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ここを抜けた一番奥、裏の通りに面した場所に、蔵を改装した小さな映画館があります。
今週のプログラムは、森繁久弥の追悼特集です。
「夫婦善哉」「警察日記」の二本を、続けて見てしまいました。
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館内には、山田洋次、大林信彦、入江悠監督の、来館時の色紙。
入江監督は、ビッグなお二人と並べてもらい、嬉しいでしょうね(^^;
同じ額に入れてあげたい気もしますが・・・
吉永小百合さんの色紙もありますが、こちらはメッセージのみですね。
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幕間には、日大芸術学部の田島良一教授の解説。
更に、「警察日記」に子役として出演した「二木てるみ」さんのトーク。
1955年の少女が、今はこの通りです(^^;
とは言え、年齢を感じさせない素敵な方でした。
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外では「ゼリーフライのハンバーガー」が売っていました。一個200円です。
近隣の行田市のB級グルメをアレンジしたのですね。
正直なところ、パサパサしてさほど美味しいとも思えませんでした。
それでも、屋外のテーブルで食べるのは楽しいです。
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雰囲気が良く、画面サイズは小さいものの、画質音響座席などは大変上質。
シネコンなどでは見られない名作映画に、先のようなトークもあって、大人1200円。
これは安いですよね。

雰囲気は「お高く、気取っている」かというと、決してそうではありません。
観客は年配のご夫婦のような方が多いです。
おばさんが家から持ってきたお菓子を、隣の人に回したりもしています。
このような「町の映画館」が、近所にあったら楽しいでしょうね。
夏休みには「ケロロ軍曹」も上映するそうです。

私の家からは、クルマでも電車でも一時間以上かかる場所ですが、
これからも、個人的に大いに応援して行きたいと思います。

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2010年6月26日 (土)

秘密基地

バイクの話ではありませんが。
大いにびっくり感心した体験ですので、書いておきます。

「スロ※※カー」という絶滅危惧趣味がありまして。
以下Wikipediaの抜粋です。
1960年代に大ブームを巻き起こしたが、短期間で終息。
その後は、愛好家の間でレース活動が続けられるが、徐々に営業サーキットは減るが根強い愛好家達の努力により細々と続く。
数年毎に小規模なブームが起き、営業サーキットの新規開店、撤退を繰り返す。


私の友人で、今でもこれにハマっている人がいます。
1960年代の小中学生の頃にブーム最盛期を体験。
その後アメリカ在住中の40代の頃に、現地で情熱が再燃した「リターンレーサー」の方です。
私の好きな「ミニ四駆」「ダンガンレーサー」とも世界が重なりますので、良く話をします。

その方が行きつけの、あるサーキットが経営不振で撤退することになりました。
そうしましたら、常連のお仲間の一人が、なんと自宅にサーキットを設置。
そこに仲間が集まるとのことで、私も見せてもらいに付いて行きました。

北関東の某所。週末の夜です。
住宅街の立派なお宅。一階のガレージシャッターの奥。
コンクリート打ち放しの広いスペースに、どーんと大きな6レーンの本格的コース。
ドリルや小型旋盤などの工具もあり。壁にはパーツがずらり。
お店にする考えもあるようですが、今のところ今後どうするかは未定とのこと。
20100626_1 20100626_2
そこに、40代から60代とおぼしき愛好家の方々が6~7人。
テーブルで分解整備をする方、走らせている方、自慢のマシンを手に語り合う方。
レーサーも、60年代のレストア物、バリバリのレース仕様、美しい仕上げのGTカーなどなど。
マニアックなお話は、深夜まで続きました。
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いやー、すごいすごい。
個人でこれだけの設備を持てるという経済力、そして、そこに集まる気の合う仲間たち。
全くウラヤマシイ話です。

(ご迷惑にならないよう、画像はモザイク、タイトルも伏せ字にしました)

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2010年6月19日 (土)

スカーバーのホームページとスクリーンセーバー

コレクション、というのもちょっとヘンですが。

スカーバーのホームページのURLは以下の通りですが・・・
残念、とっくの昔に消えています。
http://www.bmw-motorrad.jp/scarver/scarver.html
Scarver_hp_top_now
ところが。
ちょっとした偶然で、新発売の2002年当時のホームページを見ることが出来ました。
プロバイダーによって、見られたり見られなかったりするようです。
インターネット上のどこかに、キャッシュデータが残っているのでしょう。
これはラッキー。

トップページはこんな感じです。
Scarver_hp_top
軽快な音楽と共に、THE NEW MOVEMENT、INVENT YOUR LIFE という文字が躍ります。
当時はまだ、動きや音のあるサイトは珍しかったのでしょうね。
VGAサイズと言うのも、時代を感じます。
順番にクリックして、全ページを画像としてキャプチャしました。
ご覧になりたい方は、メールでご連絡下さい。
いらっしゃらないとは思いますが・・・

もうひとつ。
このサイトで公開されていたらしい、スクリーンセーバーもネット上で発見しました。
こちらを右クリックして、ダウンロードして下さい。
ダウンロードしたf650cs.exeをダブルクリックして頂きますと、スクリーンセーバーがインストールされます。

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2010年6月12日 (土)

ワンダーリッヒのスタッフベイカバー(仮装着)

ヤフオクで何度も出ていたので、開始価格で落札してしまいました。
どうしても欲しい!という程でもないのですが、もう手に入らない製品です。
やはり試して見たくなりますよね。

届いた荷物を開けてびっくり。
本体の周囲は、切削くずが沢山付いたままです。
射出成型ではなく、樹脂シート素材のヒートプレス加工なのでしょう。
薄いすり傷も、長期在庫品でしょうから仕方ありません。

取り急ぎ、仮に取り付けするとこんな感じです。
メーター側では、それなりの高さの空間になるようです。
ぼってりと巨大なダミータンクが、更に大きく見えます。
サイドカバーと同色に塗装すると、面白いかも知れません。
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シート側は、すき間に差し込むだけ。
開ける時はヒンジのようになる訳ではなく、取り外す事になります。
仕上げの具合は、ご覧の通りです。
成型色も安っぽく、仕上げて塗装して使う「素材」という印象です。
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付属品です。
クッションテープは、自分で貼れと。
説明書にはない、小さな鍵付き。
同じく説明書に記載のないL字型の金具も入っています。
これは、どう使うのか全く分かりません。
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説明書の画像は、FRP製に見えます。
クッションテープをどの範囲に貼れば良いかも、説明書では分かりません。
20100612_4

昨年秋頃の、動研オンラインショップのキャプチャが残っていました。
(今はこの販売サイトは打ち切られています)
定価は33,600円!
この値段だったら、到底買う気になれませんね。
20100612_5

うーん。これはビミョーです。
取り付けた格好は、思ったよりも面白いです。
ですが、物が入る空間はかなり少なそうで、使い勝手も悪そうです。
その上、スカーバー最大の見せ場?の、ヘルメット置場がなくなってしまいます。
はじめから分かっていた、予想通りの展開。
どうも無駄遣いをしてしまったようです(^^;

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2010年6月 5日 (土)

秩父高原牧場のポピー・小鹿野バイクの森情報

友人Tさんと一緒に、満開のポピーとバイクの森を見てきました。

天候不順のため、「ポピー祭り」は一週間延期され、先週まで開催されていました。
開花はさらに遅れ、今頃になってやっと満開です。
ポピーと牧草地の丘の向こうには緑の森。まるで北海道のような光景。
ちなみに、昨年は5月23日にはもう満開でした。
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Tさんが撮影した画像を送って下さいましたので、追加します。
いやー、私とは腕が違います。
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雲が切れて日差しが緑に映えて、う~ん美しい!
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語りかけてくるようなポピーの一輪。


小鹿野の「バイクの森」の駐車場には、こんなサイドカーが増えていました。
英国製ヴィンセント・コメット。
途中の道で、走っているのを後ろのワゴン車から撮影しているのも見かけました。
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館長さんとも少し話をさせて頂きました。
このブログにも以前書きましたが、
リピーターを引き付ける工夫がほしい。とお話しましたところ、、、

・「培倶人」で数号前から特集を組んでいますので見て下さい。
・収蔵しているバイクを走らせて見てもらうことを考えています。
 消防法の規制で、展示車両はガソリン、オイル、ブレーキフルードまで抜いています。
 消防署の立ち入り検査では、タンクのふたを開けて点検されてしまいます。
 そのため、走らせるには再整備が必要となり、手間はかかるが何とか実現させたい。
・70~80年代の国産車の展示の準備を進めています。
 2階の休憩スペースを使って、10台くらいの展示を計画しています。

とのことです。
これは楽しみです(^^)
これからも長く存続するよう、がんばって頂きたいと思います。


帰路では、秩父札所四番「金昌寺」にちょっと寄りました。
20100605_3
お寺や小鹿野町の静かな佇まいには、バイクの騒音は似つかわしくない気もします(^^;
バイク乗りの私でさえ、元気一杯のバイクはウルサイなぁと思います。
まして、バイクがお好きでない方には尚更でしょう。
秩父には、騒々しい大型4気筒やVツインより、ミドルのシングルやツインが似合うように思います。
いささか手前味噌ではありますが(^^;


あー、楽しかった。
Tさんは、今回のルートは初めてとのこと。
喜んで頂けたようで、私も嬉しいです。
一人は気楽で良いですし、大勢で走るのもそれなりに楽しいです。
でも、気の合う友人と趣味の合う場所に行くのが、やはり一番楽しいですね。

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