« スカーバー車検 | トップページ | ヤマハ XJ6 Diversion ディバージョン ABS 試乗 »

2010年10月 2日 (土)

BMW F800R 試乗

スカーバーの車検受取のついでに、F800Rに試乗させて貰いました。
20101002_2

F800r

例によって誓約書にサイン。
「車両保険は付いていませんので気をつけて。」
コース指定も何もありませんので、近所を20分ほど走ってみました。

足つきは、スカーバーより若干良くない程度。
身長168cmの私で、両足が指の付け根まで付きますので全く問題はありません。
シートの角が気になりましたが、「サマーシートカバー」のせいだろうと思います。

さすがは800ccツイン。
振動の少なさや回転の伸びは、当然スカーバーとは比較になりません。
直線でちょっと開けてみますと、左後方から排気音が結構勇ましく聞こえます。
アップマフラーのおかげなのでしょうね。
以前試乗したドゥカティモンスター696やW650と比べても、ずっと静かでスムーズ。
それでいて、ある程度のパルス感はあり、これはなかなか爽快です。

加速中にメーターに目をやると、ブレーキフルードの別体タンクがぶるぶる震えています。
後から触ってみると、ラバーマウントでグラグラ。
騒ぐほどのことではないのですが、何だか安っぽく感じて、ちょっと気になりました。
大きな文字のシフトインジケーターは、大変見やすいです。
今まで別にいらないと思っていましたが、あれば参考にはなるのですね。

失礼して、他車のいない某JR駅前のバスロータリーを、ギヤを変えてぐるぐる2~3周。
低いギアで回転を上げ、わざとアクセルを戻すと、倒れ込むように感じましたが、
これは私が乗り慣れていないためでしょう。
それから、道なりの右L字カーブに、少しペースを上げて入ってみます。
すぱっと倒れてびゅんと立ち上がり、これまた爽快。

キャッチコピーは「自在の絶叫マシン。」
私には絶叫までは出来ませんが「ストリート系」とは、こういう感じなのですね。

F800Rを返して、帰りがけにスカーバーで同じ道を走ってみました。
当然ながら、振動も多く、吹け上がりものどかなものです。
とは言え、同じバスロータリーを回ってみますと、こちらの方が安定して曲がれます。
ポジションも違いますし、スピードも低いのでしょう。
乗り慣れて手の内にある安心感、といったところでしょうか。

価格は、F800R Hi ine が1,253,000円。Active Line で1,064,000円。
ちなみに、F650GSも同価格です。
うーん。
仮にどちらか選ぶとしたら、ポジションの好みで、GSですかねぇ。

試乗記は、もう一台続きます。

|

« スカーバー車検 | トップページ | ヤマハ XJ6 Diversion ディバージョン ABS 試乗 »

バイク試乗記」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
スカーバー車検継続されたのですね。程よい大きさと重さのバイクですから、永く乗れそうな気がしますね。
F800Rのエンジンは好きです。しかし、車体全体で見るときちっとし過ぎていませんか?最近は大昔のOHVエンジン車のユルさが懐かしいと思ったりしています。
いろいろなバイクに乗ってみると、エンジンの違いや、車体の癖などが良くわかりますよね。年齢と共にバイクの好みも変化してきました。もう目がスピードに追いついていかないんですよね

投稿: ttt | 2010年10月 3日 (日) 21時12分

tttさん、こんばんは。
「車体全体で見るときちっとし過ぎていませんか」
なるほど。確かにそういう感じですね。
試乗させて貰って、自分の好みでアレコレ言うのもどうかと思い、控えましたが
正直なところ、あまり心が動きませんでした。

実はこの後もう一台、別のお店でヤマハのXJ6ディバージョンに試乗しました。
こちらも、この車種というより、4気筒自体が私の好みではないのを再確認する
結果となりました。

結局、私にとってバイクは「自分の技量の範囲で非日常を楽しむ」道具なんですね。
ですので、スムーズだとか操縦性が良いとか早いとか、そういう尺度は全然関係ないんですね。

いつの間にかこのブログの「試乗記」カテゴリも結構増えてしまいました。
その中で言えば、ブレヴァ750、モンスター696、R1150の三台が良いなぁと思います。
BMWも、昔のようにR65なんてあれば良いのにな。なんて思ったりしています。

投稿: 缶コーヒー | 2010年10月 3日 (日) 22時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: BMW F800R 試乗:

« スカーバー車検 | トップページ | ヤマハ XJ6 Diversion ディバージョン ABS 試乗 »