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2010年10月31日 (日)

がっかり「MOTO GUZZI V7」

モトグッチからダイレクトメールが来ました。
艶消し黒に鷲のアップという、かっこ良い表紙です。
コピーにも、そそられます・・・
20101031_1 20101031_2
これは大地を駆ける飛行機だ。荒く気高く心を揺さぶる咆哮にだれもが度胆を抜かれた。
そして、華々しいレース活動を中心に磨かれた強烈な個性が、たまらない魅力となった。
改良を重ねて、いま待望のニューモデル発進。
イタリア空軍で知り合った3人の友情が生んだモーターサイクルメーカー、モト・グッツイ。

その上、V7Classicが998,000円、V7Cafe Classicが1,050,000と魅力的なお値段。

ところが。
スペック一覧を見て、がっくりです。
20101031_3
最高出力 29.5kW (40.1HP)/6,250rpm
最大トルク 50Nm/3,600rpm
げげー。
「日本の排ガス・騒音規制に適合した日本専用仕様」とあります。

ちなみに、競合?他車のスペックは以下の通りです。
・以前のBreva750(ユーロ3対応)
 価格 997,500円
 最高出力 35.5Kw(48ps)/6,800rpm
 最大トルク54.7Nm/3,600rpm
・DUCATI Monster 696(ユーロ3対応)
 価格 998,000円
 最高出力 58.8Kw(80ps)/9,000rpm
 最大トルク 69Nm(7.0kgm)/7,750rpm

クルマでも、以前ミニやビートルが「新車で買えるクラシックカー」なんて言われていました。
どうも、それに近い存在になってしまったようです。
「本国使用に改造するパーツ」なんていうのが、こっそり出回るのでしょうか・・・
何年かしたら中古を狙おうか、、、なんて思っていましたが、その時は年式の古いものを探すことになりますね。

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コメント

こんばんは。
やはり馬力も2割引でしたか。guzziはカムのオーバーラップが大きいので排ガス面では厳しいと聞いていましたが、どのようにして対策してきたのでしょうね。EURO3対応車はほとんどわからない位(かえって元気が良いかも)の変化でしたが、さすがに2割落ちるとマズいでしょうね。すでに初期型breva(EURO2)のECUがV7(EURO3)オーナーの間で人気のようです。
W800も海外発表になりましたが、排気量を約100ccアップしたのはパワーダウン分を補うためだったという話も聞きます。こちらは車重が一割増しとか・・・。

投稿: ttt | 2010年11月 3日 (水) 17時47分

tttさん、コメントありがとうございます(^_^)

いくらレトロテイストとは言え、750ccで40馬力はあんまりですよね。
Brevaは、ECU交換だけで結構イケるのでしょうか。
今度のV7でも、そういった裏業が出てくるのでしょうかね。
とにかく、21世紀も10年経ってOHVで存続するだけ大したものだと言うべきでしょうか。

噂のW800も楽しみですね。
W650は、整備重量211Kg、排気量675cc。
http://www.kawasaki-motors.com/model/w650/spec.jsp
一方、W800は、216Kg、773ccとありました。
http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mcy/street/11_ej800a.html
これが乾燥重量だとしますと、1割増位にはなってしまいますね。
それでも、V7やヤマハSR同様に存続するだけでも嬉しいですね(^^)

投稿: 缶コーヒー | 2010年11月 3日 (水) 22時25分

イヤハヤ、wは乾燥重量と装備重量の差だけというのが正解っぽいですね。家にある1999年と2004年のw650のカタログを見ると194kgと195kgとなっていますので、以前の感覚でいくとえらく重くなっているように錯覚してしまいました。
V7はECUだけではないような気がします。しかし、SR400のようにパワーはダウンしていても巷の評判は悪くない例もありますので、期待は持てますね。
WもV7もSRも存続してくれるだけでもありがたいですね。
ここのところ立て続けに古い6発車2台(空冷と水冷)に出会いましたが、今では作られることのない物で、エンジニアの心意気を感じました。

投稿: ttt | 2010年11月 3日 (水) 23時20分

ほほー。
古い6発車で空冷と水冷と言いますと、ホンダCBX1000とカワサキZ1300ですね?
高度経済成長のまっただ中。高性能化一本槍の良い時代だったなーと思います。
考えてみれば、SR400のデビューも、ほぼ同時期ですよね。
やっぱりスゴイ長寿命ですよねぇ。

投稿: 缶コーヒー | 2010年11月 4日 (木) 20時11分

正解です。そして今日は4発のゴールドウイングに乗る知人に会いました。フワーン、ヒューンの次はボボボッーンです。それぞれ皆いい音でした。今度一緒に箱根でも行こうかということになりました。その時はホンダの2台が揃うかもしれません。

投稿: ttt | 2010年11月 6日 (土) 20時04分

4気筒のゴールドウィング。
シート下ガソリンタンクの元祖ですね。
これらが快調ないい音を響かせていたら、さぞかし見応えがあるでしょうね!

投稿: 缶コーヒー | 2010年11月 7日 (日) 06時40分

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