富士山すそ野ウォーク第5回 十里木から村山浅間神社
しばらく中断していたバスツアー参加を再開しました。
これは、富士山のすそ野約150kmを、12回に分けて一周しようという企画です。
今回はその第5回。
杉と檜の林の中の国道469号を、延々と歩きます。
ガイドの方いわく、12回の中で一番地味なルートだそうです。
参加者は、中高年の女性が多いです。
初めの頃の回は、親子連れや若い女性もいたのですが。
まずは裾野市の富士山資料館。
なにやら「ゆるキャラ」がお迎え。
裾野市のキャラクターだろうと思って、名前も聞きませんでした。
ですが、帰宅後に検索してみますと、、、
「市民10,000人あたりのギョーザ取扱店数が日本一の町「裾野」のPRキャラクター」は「すぅちゃん」。
あれー違いますねぇ。
としますと、このコは誰だったのか・・・
竜のようなキャラですが、検索してもわかりません。
私の住む埼玉だけでも、似たようなのがこんなに(^^;
小さなビデオカメラを持った人も一緒でした。
ローカルテレビ局か何かのロケだったのでしょうか。
さてウォークです。
気温は2度。歩き始めて体を動かせば、寒くはありません。
ハーレーの人は、顔が寒いでしょうねぇ。
交通量の少ないバイパスとは言え、国道でスケボーですか(^^;
お昼は裾野市内のレストランで、こんな感じ。
静岡っぽい内容は、桜エビのかき揚げ。
送電線の切り通し?です。樹林の深さが分かります。
「富士本分教場」の跡地。解説文がありました。
この地域の開墾がはじまったのは明治13年。
当初は桑やお茶を生産したものの、苦しい生活が続き、
その後、杉や檜を植えて馬車の通れる道を作り、ようやく生活が安定。
分教場が出来たのが明治36年。
なるほどねぇ。
子どもの教育にお金をかけられるようになるまで、20年以上かかったのですね。
何も考えずに眺めていた林ですが、そんな苦労があったのですねぇ。
話はちょっとそれますが。
以前、プラモデルの田宮模型の工場見学に何度か行きました。
その際、会社の沿革について、こんな話を聞きました。
静岡は元々林業がさかん。
一級河川が複数あり、山で伐り出した木を川で海沿いまで運んだ。
戦前は、製材する際に出る端材を使って帆船などの木工模型セットを作っていた。
戦後アメリカからプラモデルが入ってきて、木工模型は壊滅。
やむなくプラモデル製造に業態を切り替え、今に至る。
10数年振りに、話が繋がりました(^^)
道路沿いに、馬が歩いていたり。
鹿でしょうか、死がいと言うか骨が散らばっていたり(^^;
ゴールの村山浅間神社では、地震で崩れた石垣を復旧中。
ここでは、江戸時代の富士登山ルート「村山登山道」の復元が進んでいるそうです。
その復元古道も、少しだけ歩きました。
いやー面白いです。
クルマやバイクなら、30分かからない距離です。
ゆっくり歩くおかげで、色々なものが見えますね。
歩行時間は11時から4時まで。
その後、温泉でゆっくり休憩して、バスで半分寝て帰りました。
自分で運転しなくても良いし、楽で良いですね。
さて。明日は、12カ月点検の終わったF800STを取りに行かなくては。
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