国宝に決定「熊谷市の聖天山歓喜院」
バイクではなく、クルマでのお出かけです。
埼玉県熊谷市、旧妻沼町の「聖天山歓喜院」に行ってきました。
先日、ここが国宝に推薦されたというニュースがありました。
「県内では太刀や経典など4点が国宝に指定されているが建造物は初めて。」
とのこと。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120518/stm12051820440013-n1.htm
えー?
数年前に復元工事が終わったというニュースも知っていましたが、、、それほどの場所だったっけ。
梅雨入り前に、ウチの奥さんも誘って、とにかく行って見ましょう。
途中で「道の駅めぬま」に寄りました。
ピークは過ぎたものの、ばら園もキレイでした。
良く見ると、なぜかナスやシソの苗まで(^^;
天気も良く、ちょっと暑くなってきました。
熊谷の名物(と言っても、ここ数年で開発されたのだと思いますが)「雪くま」で休憩。
バラのジェラート付きミルキーローズと、ミルクのジェラート付きカフェオレ 500円。
フワフワに削ったカキ氷で、美味しいです(^^)
さて「聖天山歓喜院」です。
まずは「貴惣門」です。ここも国指定重要文化財。
おぉー、なかなか立派です。
横から見ると、破風が二重になる珍しい形。
良く見ると、彫刻も透かし掘りになっていたり、なかなか凝ったものです。
さらに進むと「仁王門」。
大きな看板の字が、何とも味があります(^^;
土俵があったりして、「本殿」に到達します。
正面からは、茶色に仕上げられていますが、、、
入場料700円で、奥に進みます。
ボランティアのガイドさんが説明してくれます。
ほほー。
日光の東照宮のような、絢爛豪華で精緻な彫刻。
説明を聞くと、布袋さまが将棋をしていたり、弁天さまが囲碁をしていたり。
なかなか微笑ましい内容です。
少し離れた「本坊 金剛殿」も見てきました。
こちらは緑が深く静かで、良い雰囲気。
池には亀さんが沢山。
周囲の風景はこんな感じ。
何ともローカルでなごみます。
立木の根元のベンチでは、自転車で来た小学生が、お弁当を広げています。
さて、お昼はどうしましょう。
敷地のすぐ脇に、参拝者向けのお店が並んでいます。
まずは名物の、細長いいなり寿司。
これで一人前420円です。
すごい量感なので、一人前だけにして、ウチの奥さんと半分こしました。
先ほどの木陰のベンチで食べると、涼しくて良い気持ちです。
おいなりさん自体ですが。正直なところ、半分こで充分でした。
一人前を一人で食べたら、おなか一杯で味にも飽きてしまいそうです。
別の店で、うどんも食べてみました。
かき揚げ天ぷら付きで500円。
安いと思ったら、量が少ないんですね。
麺は良く冷えていますが、、、これは懐かしい、昔の埼玉の田舎うどんですね。
最近のように「腰」などと言わず、よーく柔らかーく茹でるんです。
かき揚げも、ほど良い大きさ。
これなら、おまんじゅうとか雪くまとか、甘いお菓子も食べられそうです。
という訳で。
まぁ、何と言いますか、、、
正直なところ「これで国宝なんですか?」という気もします。
埼玉県には、これまで建造物の国宝は、一つもなしです。
そもそも、国宝自体、全部でたった四つしかありません(^^;
そんな埼玉から、国宝の建造物の第一号としてエントリーですよ。
国宝の建造物と言ったら、もう全国的に有名な名所がずらり!
例えば、日光の東照宮や奈良の春日大社や京都の清水寺などなど。
そんな大スターたちと、対等に肩を並べようという、、、(^^;
熊谷市民会館で開催された「のどじまん大会」の優勝者が、紅白歌合戦に出ていくようなもので。
なんて例えたら、言い過ぎですね。
ネットで国宝の建造物のリストを見ますと、結構聞いたこともない物もありますね。
そもそも、その施設全体の「格」ではなく、個々の建造物が指定されるのですし。
まぁ、国宝の件は置いておいて。
「聖天山歓喜院」は、「なごみ系」「癒し系」の、良い雰囲気の場所でした。
国宝になっても、調子に乗ってあざとい観光開発などはしないでくれればと。
これからも、ゆったりとした雰囲気の場所であってくれればと。
そんな風に思いました。
余所者の、勝手な感想ではありますが。
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