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2013年1月12日 (土)

バイク映画3連発その1「キリン POINT OF NO-RETURN!」

年末にレンタルDVDを3作借りました。

「キリン POINT OF NO-RETURN!」
 昨年春に公開されて、見損ねてしまった映画です。
 年末にDVD発売とレンタル開始。さっそく借りてきました。
「WILD7」
 一昨年末に公開されて、劇場で見てきた映画です。もう一度見ちゃいましょう。
「電人ザボーガー」
 一昨年秋に公開。ちょっと話題になってすぐ上映が終わった特撮ものです。
 これをバイク関連と言うのは、ちょっと苦しいでしょうか。

いずれも、あまり一般受けしない漫画やテレビ番組のリメイク作品です。
年末年始の休みに見ましたので、ちょっと感想を書かせて頂きます。


まずは見たくて見損ねた「キリン」です。
Kirin_1 Kirin_2
ディレクターズカット版ということで、2枚に分割。
レンタル料も2枚分は、いかがなものかと。

あらすじを、ざっとご説明。
主人公は、30代終わりでバツイチのバイク乗りの男。
スズキのカタナでポルシェとバトルして大怪我し、妻子とも別れた過去があります。
その後は、BMWのR100RSで落ち着いていたのですが、、、
ある女性との出会いをきっかけに、再度カタナでポルシェへ挑みます。
場所は東名高速。
都内から浜松に向けて走り、由比のあたりで・・・

おー。やっぱりこれは格好良い。

まずは登場するバイクです。
ニンジャやカタナ、CB1100R、最新のハヤブサ。
どれもこれも、気合充分の仕上がりです。
欲を言えば、キリンの回想シーンのカワサキZ2です。
若い頃なら、それほどお金もなかったでしょう。
現代的なバリバリ改造車ではなく、集合管程度の方が良かったかなと。

ストーリーや登場人物について。
原作に忠実ですが、うまく映画用にアレンジされていると思いました。
例えば、喫茶店の常連の老人です。「内側に向かう速さを求めた」なんて言う人です。
実は伝説のグランプリライダーで、今は大金持ちという設定。
また、大人向けのサービスカットも満載(^^;
亜矢乃さんは、東本昌平の漫画に出てくる女性の雰囲気ぴったりでした。

見所の、バイクの走りも良かったですね。
特に箱根を走るハヤブサのすごいこと。
借り物なのにタイヤをズルズルにしてしまい、、、「タイヤ代は払うよ」「3万円!」
というやり取りも、面白かったです。

肝心の東名でのポルシェとのバトル。
残念ながら、超高速の全開走行の感覚までは伝わってきませんね。
まぁ仕方ないかなと思いながら、メイキング映像の語りを聞いてびっくり。
「ポルシェが[ピー]だから」。
おっと、そんなこと言ってしまって良いのでしょうか。

原作からの違和感のない、明るめの「キリンの世界」が、たっぷり楽しめました。

ところで。
point of no return を辞書で調べますと、以下の通りです。
 (1)【航空, 飛行】帰還不能点《飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点》.
 (2) もはや後に引けない段階.
単純に「後に引けないバトル」というよりは「人生の折り返し点を過ぎた」といった意味でしょうか。
うーん。
私は30代後半は何をしていましたっけ・・・

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