スズキ歴史館見学 その6
1960年代からの、四輪車二輪車です。
私は昭和30年代生まれです。
いよいよリアルタイムで知っている時代に、差し掛かって来ましたよ~
なかなか格好よい2ドアセダンは、フロンテ800。1965年。
水冷2サイクル800ccのFFだそうです。
ジウジアーロがデザインしたキャリイバンをベースにした電気自動車。
1970年の大阪万博で使われたものだそうです。
さぁ来ました。2サイクルの大型二輪車。
1968年のT500。
堂々とした、いかにも重量車という感じですよね。
ですが、、、CB750FOURが登場するのが1969年です。
当時の関係者の衝撃は、どれほどだったかと。
「これで勝てるわけがない・・・」そんな風に思ったかも知れません。
そして1971年のGT750。更にGS400、RE-5と並んでいます。
カワサキのマッハ750SSも1971年です。
1974年のRE-5。
水油冷シングルローター497cc62馬力。
オイルショックにより、わずか1年で生産中止。
「茶筒のような」と言われたメーターと、テールランプも同じ茶筒型。
当時としては未来的なデザインだったのでしょう。
マフラーには、ガードが付いています。
ロータリーは排気温度が高いのでその対策だと、当時の雑誌記事で読んだ記憶があります。
カワサキの750RS「ゼッツー」が、この前年の1973年。
1972年のGTサンパチ。
「航空機からヒントを得たラムエア方式」は、当時は革新的に思いましたが、、、
今見ると、あまり格好は良くないですねぇ。
お隣は、バンバンシリーズ最大のRV125。
こちらは原付各種。
1977年のバンバンRV75に可愛いマメタン50。
向こうには、オフ車のハスラー、スズキ唯一のトライアル車はRL250。
1976年のハスラー400。
徳島県の「ハスラー400ユーザークラブ」から譲り受けた物だそうです。
単色の鮮やかなタンクに真っ白いフェンダーがキレイですが、、、
当時はオフ車まで、こんな立派なウィンカーを付けていたんです。
改めて思いますが。
この頃は、わずか2~3年でエンジンから新設計の新車が、続々と出ていたんですね。
T500~GT750~RE-5まで、たったの6年ですよ?
他メーカーからも、旧型がまるで色あせて見えるような名車が、続々と登場。
これなら旧型の中古車が二束三文だったのも、良く分かりますね。
そう言えば、アポロ11号の月面着陸が1969年です。
本当に「熱い時代」だったんですねぇ、、、しみじみ。
1980年代は、また後日ということで。
※文中の他メーカーの車種については、館内に掲示があったわけではありません。
私が適当に書いています。
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