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2013年6月 1日 (土)

春の大試乗会 その1

友人のKさんから連絡です。
「手持ちのバイクを整理するので、その前に親子で乗りに来ない?」とのこと。
息子は午前中は用事があり、まずは私がF800STでKさん宅へ。

おぉ、これはえらいことになっています。
20130601_01 20130601_02
 ・ホンダ NC700S MT仕様
 ・ホンダ CB400 VTEC3
 ・スズキ スカイウェイブ250タイプS
 ・ヤマハ トリッカー

F800STは置いて、まずはNC700Sとスカイウェイブで出動です。
高速道路から峠道まで、私の軽い日帰りルートを回ってきました。


まずはNC700Sです。
約1万キロ走行。汎用品を加工して作ったロングスクリーン装着。
「仮にNC700ならXが良い」と思い込んでいましたが、Sでも悪くないかも。
小さなことですが、乗車姿勢でラジエターキャップが目に付くのが、ちょっと気になります。
20130601_03 20130601_04

アップライトで楽なポジション。
低速からトルクがあり発進も楽で、トップ50キロからでも加速する柔軟性。
軽い屈曲路では、F800STに比べて倒し込みが渋い気がします。
これは新車時のままのタイヤのせいかも知れません。
高速道路でも、ストレスなく安定した120キロ巡航。私には充分です。
50馬力ですので、そこからの加速は緩慢ですが、ひとつ落とせば良い話です。

その後、町中や峠道も走ってみます。
埼玉の狭っこい峠道を、トルクに任せてぐいぐい。
もちろん町中でもストレスなし。

何よりも気に入ったのは、大変心地よいエンジンの鼓動感。
270度クランクの恩恵でしょうか。
ディーラーでの試乗で気になった低いレブリミットも、公道では全く問題ありません。
タコメーターがしょぼいのですが、極端な話、無くても困らないでしょう。
何しろ、リミッター付きですからね。
シートは、やはりもう一つというのが正直なところです。
ですが、ひどく悪いというほどでは決してありません。

うーん。これは予想外に良いですね~。
特徴的な荷物入れ、低重心で軽快な乗り味、パルス感があり充分良く回るエンジン。
これはもう「スカーバーの進化系」と言っても良いかも知れません。


さて。次はスカイウェイブです。
フルフェイス二つが楽に入る、素晴らしい収容力。
シートの裏には立派なルームランプ。
20130601_05 20130601_06

私はビッグスクーター自体、自動車学校でしか乗ったことがありません。
正直なところ、これまで全く興味もありません。
まぁ「話のタネに」位の気分でしたが、、、意外に悪くないんですね。

「星野設計のプーリー」という物を組み込んだそうです。
そのおかげか、発進は4000回転まで上がってから。
高速でも、意外に安定します。
5年前のおんぼろゼルビスより、はるかに良好です。
120キロ位は楽に出て不安感なし。100キロ巡航なら楽なもの。

一般道に下りますと、最初は発進に戸惑いますが、すぐ慣れました。
峠道も、結構元気に上りますし、下りも意外に安定しています。
下りではエンジンブレーキは期待出来ませんが、ハンドブレーキを構わず強めにかけて。
シフトに気を使わずに走れるのは、良いものですね。


いやー2台とも、予想外に楽しかったです。
自分の不明を大いに恥じる結果となりました。

なんてね。
初夏の風も爽やかな快晴の土曜日。空いた高速道路や新緑の峠道です。
この状況で印象の悪いバイクなんて、無いでしょうけどね(^^;

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