頭文字Dいよいよ次回で最終回
「週刊ヤングマガジン」で連載している漫画「頭文字D」。
連載開始は、1995年30号です。
それが、いよいよ次週の2013年35号をもって完結との予告です。
実に18年もの、長期連載だったのですね。
私がこの漫画にハマったのは、2002年からでした。
その後、コミックは全巻揃い。
アニメも(主に録画ですが)全部ありますし。
連載第一回の載っているヤンマガも、ヤフオクでゲット。
埼玉県在住でラッキーでした。
舞台となった峠も、ほとんど現地に行っています。
連載終了を機に、語りたいことは沢山あるのですが、、、
今週末からは、アレもコレも予定がありまして。
取り急ぎ、11年前にミニ四駆のホームページの日記に書いた文章を転載します。
ご興味のない方は、どうぞスルーして下さいませ(^^;
■2002年11月15日(金)頭文字D
今ごろ何を、と言われてしまいそうですが「頭文字D」です。
ウチの小学生が、友だちの家でプレイステーションのゲームをやってハマってしまいました。
信号待ちのクルマから街道沿いの中古車店を見て「あ、ハチロクだ!」なんて言ています。
ちょうどCATVで再放送をやっていましたので、初期の何話かのアニメを初めて見ました。
なるほどぉ、これは面白いですねぇ(^^)
まずはキャラクターの設定ですが、これはまさに「定番」ですね。
・一見そうは見えないが、実は超絶的な技術を持つ主人公(拓海)
・メカは小型・旧式で一見貧弱だが、特定の状況にはベストマッチ(下り勝負のハチロク)
・ドジな相棒(イツキ)
・伝説的な存在のブレーン(拓海の父)
・明確な目的を持ち、強力なメカで挑んでくるライバル(RX-7やGT-Rの走り屋)
これらのキャラクターが活躍する舞台設定も、これまた見事だと思います。
・読者にとって身近な世界(高校、アルバイト先のガソリンスタンド、ファミレス)
・興味はあっても届かないような世界(土曜深夜の峠に集まる走り屋)
という、二重構造です。
更に、対象となるメカやテクニックを、技術的な裏付けに基づき、きっちり描いています。
いつも書いていますけれど、これが重要なポイントだと思うんですよねー。
ダンガン弾も、見習って欲しいものです。
その上、トレノのドアに「藤原とうふ店」と入れるという、ナイスなセンス(^^)
これはもう、人気がでるのは当然ですね。
■2002年11月17日(日)再度、頭文字D
一昨日の「頭文字D」の続きです。
キャラクター設定に話を戻してみます。
これだけの基本設定がきちんと揃えば、あとは舞台設定でいくらでも面白い話が作れそうです。
似たような設定を持つ話を、思いつくままに挙げてみます。
・ミッドシップで抜群のコーナーリング性能を持つロータスヨーロッパを駆る「サーキットの狼」
・数百年前の戦艦をレストアし、波動砲と作戦技術を頼りに、たった一艦で旅立つ「宇宙戦艦ヤマト」
・味方はバイク店のおやっさんや小学生だけの「仮面ライダー」
・ただの子どもだと思ったら、実は特級厨士の「中華一番」
例え話が古くて申し訳ありません。
最近の漫画やアニメはあまり知らないもので、、、(^^;
他にも「プロジェクトX」をはじめ、中小企業が大会社に挑むようなビジネスストーリーなど、沢山あると思います。
全然別のたとえ話ですが、第二次世界大戦初期の「零戦」の活躍も、これに近いものだと思います。
・軽くて運動性能に優れた機体
・一方、防弾性能は極めて貧弱
・高い技術を持ったパイロット
「日本人は、、、」という言い方はあまり好きではありません。
ですが、「柔よく剛を制す」とか「不言実行」を尊ぶ。「目立たないけど実はすごい」にしびれてしまう。
これが「国民性」というものなのでしょうか。
考えてみれば、戦後日本の経済発展も、似たようなパターンに思えてきます。
この後私は「日露戦争」まで遡って語っているのですが、、、止めておきます。
旧型で小型軽量なハンドリングマシン。
おー。やった。まさに Breva750、、、ちょっと違いますかね。
どうも済みません。
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