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2013年11月22日 (金)

映画「清洲会議」を見てきました

三谷幸喜さんの最新作です。

これまでの監督作品も、面白かったですからね。
落武者の幽霊が法廷の証人になったり。
殺し屋に扮した俳優を本物扱いしたり。
大晦日のホテルで大勢がどたばたしたり。
大勢の登場人物が、あっと驚くシーンを展開。
心がざらつくような描写は一切なしの、見て損のない心温まる作品の数々。
今回もきっと面白いでしょう。

明日になると、別の映画が見たくなりそう・・・
そこで、金曜日の遅い時間に映画館へ。
20131122_1

さて感想です。
この映画は、「初の時代劇」と言われているようです。
私はむしろ「初の史実を元にした作品」というべきかと思いました。
私も別に、歴史に詳しいわけではありません。
それでも歴史物のドラマや小説は、沢山見ていますからね。
秀吉をはじめ主要人物も、この会議の結末や会議最後の有名なシーンも知っています。

それでも、更にその上を行く凝った場面設定が満載。
登場人物の一言で、ぱたりと情景が切り替わる。
まるでカードゲームか手品のような面白さが、たっぷりと楽しめました。


映画館の中は、すでに明日公開の新作に向けて、準備万端という感じです。
20131122_2 20131122_3

こちらは、どうも心配です。
なんせ前作が「山田くん」ですからねぇ。
あれは、バブル崩壊後の下り坂1999年でした。
私は当時、小学生だった子どもたちを連れて、この映画を見ました。
新聞連載の4コママンガのギャグをつないで、ほのぼのと楽しい映画ではありました。
今も私の心に残る良いシーンも、幾つかはありました。
ですが、、、
関係者が期待したのは「大スケールの感動超大作」だったのだろうと思います。

今回もねぇ。
前回同様に、作画に凝りまくってお金も時間もかかっているようですが。
同じような結末にならないと良いのですが。

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