映画「清洲会議」を見てきました
三谷幸喜さんの最新作です。
これまでの監督作品も、面白かったですからね。
落武者の幽霊が法廷の証人になったり。
殺し屋に扮した俳優を本物扱いしたり。
大晦日のホテルで大勢がどたばたしたり。
大勢の登場人物が、あっと驚くシーンを展開。
心がざらつくような描写は一切なしの、見て損のない心温まる作品の数々。
今回もきっと面白いでしょう。
明日になると、別の映画が見たくなりそう・・・
そこで、金曜日の遅い時間に映画館へ。
さて感想です。
この映画は、「初の時代劇」と言われているようです。
私はむしろ「初の史実を元にした作品」というべきかと思いました。
私も別に、歴史に詳しいわけではありません。
それでも歴史物のドラマや小説は、沢山見ていますからね。
秀吉をはじめ主要人物も、この会議の結末や会議最後の有名なシーンも知っています。
それでも、更にその上を行く凝った場面設定が満載。
登場人物の一言で、ぱたりと情景が切り替わる。
まるでカードゲームか手品のような面白さが、たっぷりと楽しめました。
映画館の中は、すでに明日公開の新作に向けて、準備万端という感じです。
こちらは、どうも心配です。
なんせ前作が「山田くん」ですからねぇ。
あれは、バブル崩壊後の下り坂1999年でした。
私は当時、小学生だった子どもたちを連れて、この映画を見ました。
新聞連載の4コママンガのギャグをつないで、ほのぼのと楽しい映画ではありました。
今も私の心に残る良いシーンも、幾つかはありました。
ですが、、、
関係者が期待したのは「大スケールの感動超大作」だったのだろうと思います。
今回もねぇ。
前回同様に、作画に凝りまくってお金も時間もかかっているようですが。
同じような結末にならないと良いのですが。
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