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2014年1月29日 (水)

バイク漫画ご紹介「かっとび米熊氏」 

RIDEつながり、という訳でもありませんが。
公式ブログWebrideで、少し前に紹介されていたコミックです。
私も持っていますので、ちょっとご紹介します。
20140129_1

作者は「北見けんいち」。ご存知「釣りバカ日誌」の作画をしている方です。
(そちらは別に原作者がいます)
発行は昭和60年2月1日。
大型二輪免許の取得が大変困難だった時代です。

ストーリーは、ざっとこんな感じです。
 主人公は、市役所勤務の地味で無趣味な独身男の米熊さん。
 ふとしたことから、免許もないのにCB750Fを買い込んでしまいます。
 まずは教習所で、中型二輪免許の取得から始まって。
 その後、アパートの大家さんの息子のバイクを黙って乗り出したり。
 白バイのお巡りさんに、アクセルターンやブレーキターンを教わったり。
 最終話では、女の子に渋いと言われて、SR400を購入。
 「キックは重いし遅いし、こんなモンほんとに買うんじゃなかった!!」と嘆いたり。
1話ずつ違うバイクが登場して、どたばた騒ぎになります。

「釣りバカ日誌」のバイク版、といった感じです。
ホンダホークII、ヤマハXZ400、RZ250、XT250、スズキインパルスなどなど。
当時のバイクが続々登場して、懐かしいです。
それにしても、バイクの絵の下手なこと。
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その上、ストーリーも、、、ねぇ。
正直あまり面白くないんですよ。

私は、釣りに関しては、全く知識がありません。
ですので、「釣りバカ日誌」の釣りのシーンを見ても、何の違和感もありません。

ですがこちらは、バイクですからねぇ。
デッサン狂いまくりなのは、ぐっとガマンするとして。
無茶な運転や行動についての、扱いの軽さが気になります。

もちろんギャグ漫画の「お約束」は分かっています。
例えば、両さんと本田さんが白バイでめちゃくちゃな走りをしたり大激突したり。
次のコマでは平然としていても、それはそれで良いんです。

ところがねぇ。こちらの米熊さんときたら。
知人のバイクを勝手に乗り出し、そのまま遠くまで行くとか。
名義変更もしていないバイク店の下取り車を、無理やり借り出すとか。
借り物のオフ車で石段をジャンプするとか。

なんと言いますか、非常識の「質」が違うとでも言いますかね。
浜ちゃんがスーさんの釣竿を無断で持ち出したり、借りた釣り道具を乱暴に扱ったり。
そんな話はありませんからね。

「初心者が毎回様々なバイクにトライする」という設定自体は悪くないと思いますが。
いくらナンでも、展開が無茶で面白さに繋っていないように、私は感じます。
1巻で終わってしまったのも、無理からぬところかと思います。

他のバイク漫画のご紹介も続けてみたくなりましたが、、、いつになることやら(^^;

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