どなたかにご迷惑をかけるといけません。
検索でヒットしないように、表現をぼかします。
このブログの主たるテーマであります「乗り物」につきまして。
「新品ではない車」の取引を行う会場を、見てきました。
関東某所。
「車輪が四個」の物件も沢山ありました。
そして今回は「車輪が二個」の取引日になっているそうです。
1階には、当日の出品車両が見渡す限りに並んでいます。
その数ざっと千台以上。
受付を済ませると、案内文と出品内容の一覧表が貰えます。
会員の方は、事前にネットで気になる物件をチェックしてから来るようです。
まずは、展示場所で現物の下見です。
うわー、あるある。
多くの車両は、ヒモで縛ってカギが付いています。
参加者は、エンジンを掛けたり揺すったり懐中電灯で下回りを見たり。
全員がプロですからね、このあたりは、お約束の範囲なのでしょう。
大型車や外国車は、まとまって置いてありました。
走行わずかの最新型もあれば、あっと驚く懐かしいのまで。
こういった車種も、どこどこぶゎんと、音を確認したり。
おっ、これは珍しい。所ジョージさん監修の限定品。
ところで。
この取引は、会員の人しか参加できません。
会員になれるのは、公安委員会発行の「新品でない物商」の許可証を得ている人だけ。
その上で、運営会社の審査に通って預託金や会費を払って会員になるわけです。
というわけで。
取引会場は、会員しか入れません。
従いまして、以下は「会員の方から聞いた話」となります。
なお「会場内撮影禁止」の表示はなかったので、運営の邪魔にならない程度に。
どどーん。ざっと500席ほどでしょうか。
椅子は、映画館並みの良い物のようです。
それはそうでしょうね。
全部の取引には、数時間かかるそうですので。
机の上には、液晶画面とコントローラー。
机の下には、会員カードの挿入口と、手で握れるふたつのボタン。
前方には、四つの大きな画面。
これで、事前に受け取る一覧表の順に、四ラインが同時進行するそうです。
机の上の液晶画面には、そのうちの二ラインづつを切り替えて表示出来るそうです。
その二ラインに対し、左右色違いのボタンで「購入意思表明」するそうです。
金額が上がって行き、最後までボタンを押した人が、購入権を得るそうです。
Z2やCBXなど、あっさり三ケタ突破でびっくりだそうです。
1台数十秒~数分で、どんどん進むそうです。
ざっと9割以上は、購入者が決まるそうです。
終了後は、そのまま積んで帰るか、別途配送を依頼するそうです。
1~2台を積んで帰る軽トラックもいました。
一方、10台位まとめて積んでいるのは、有名な大手業者でしょうか。
さて最後に。
やはり、気になるのは「相場」ですよね。
私も、GooBikeなどで、気になる車種をチェックする事があります。
或いは、ヤフオクでの業者や個人の出品なども。
その程度の知識からの、あくまで印象なのですが。
それらの販売価格から見て、確かに安い物もあるようでした。
ですが「ものすごく安い」という程でも無いようでした。
決定した金額に、更に消費税や手数料や配送料がかかるのですし。
更には、人件費や交通費もかかっているわけで。
その上で、商品化のための点検清掃整備を行って、利益を確保するとすれば。
まぁ、売る人も買う人もプロですからね。
「新品でない物商」も、それほど美味しい商売でもなさそうです。
私個人としましてはね。
CB750、CB400、RZ250、W1S、XS650カスタム、XJ400Dなどなど。
跨ってキックでエンジン掛けてぶぉんとアオったり。
おそらく生涯で二度とない、貴重な体験が出来ました(^^;