新幹線で東北の桜と重伝建めぐり 弘前の武家町
5月5日の続きです。
「オートバイサーカス」を見る千載一遇のチャンスを逃して、次に向かったのは、、、
重要伝統的建造物群保存地区の「弘前市仲町の武家町」。
賑わう弘前公園から、わずか道一本隔てた向かいの地域です。
まずは石場家。
弘前藩御用達の商家で、今でもお酒を売っていました。
入場料100円。
おぉ。これはすごい。
広々とした土間には、一枚板といいますか一本材木の沓脱ぎ。
お座敷は典型的な田の字配置。
ピカピカに磨かれて、今でもこれで暮らしているんですね。
土間の流し台の周辺は、こんな感じ。
これで普段の暮らしなんですか。冬は寒そう。
かまどもありますが、今も使っているのでしょうか。
司馬遼太郎の名刺と写真が飾ってありました。
「街道を行く」の取材だそうです。
その他のタレントさんの色紙もたくさん。
角を曲がると、ほとんど歩いている人はいません。
住所は、いかにも由緒ありげな「若党町」。
まずは旧伊東家。
「旧」とは、今は住む人はいないということですね。
藩医の住宅だったそうです。
係の方がコタツに入っていました。
隣接の旧梅田家。
俸禄百石。下級武士と言って良いでしょう。
天井がなくて、小屋組の構造が良く見られます。
雨戸を半分閉めてあるのは、直射日光からの保護のためでしょうか。
或いは、当時の生活の雰囲気を出す演出なのかも。
少し離れて旧笹森家。
解体保存されていた家を、今年4月に復元したばかりとのこと。
敷地内の休憩所には、飲み物の自販機もありました。
なんと言いますか。できたてピカピカでした。
旧岩田家。
ここのお兄さんは、熱心に説明をしてくれました。
かまどの壁のすすけ具合は、ちょっとわざとらしいですが。
岩木山を望む、生垣と黒板塀の続く風情のある街並みでした。
対象ではないお宅も、立派な門構えのお屋敷だったり。
すぐそこの弘前公園の喧騒とは大違いの、静かな風情が楽しめました。
とは言え、、、
最初の石場家を除くと、公開されている建物は移築した展示施設です。
静かな風情は素晴らしいのですが、いささか物足りないような印象はありますね。
どうも長くなってしまいましたが、今回の旅行のご報告は、あと一回だけ。
どうも長くなってしまいましたが、今回の旅行のご報告は、あと一回だけ。
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