Breva750で「重監房資料館」を見学
ダイナミックな観光道路を気持良く走り、草津へ降りて来ました。
次は国道292号で、5月1日に行った六合赤岩方面に向かいます。
この途中で、立ち寄る場所が二つありまして。
まずは「重監房資料館」。
「重監房」とは、群馬県草津町にある国立療養所栗生楽泉園の敷地内にかつてあった、ハンセン病患者を対象とした懲罰用の建物で、正式名称を「特別病室」といいました。
しかし「病室」とは名ばかりで、実際には患者への治療は行われず、「患者を重罰に処すための監房」として使用されていました。
国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」の入口です。
未舗装の脇道から裏手に回りますと「重監房資料館」があります。
2014年5月1日から一般公開が始まったばかりの、国立の施設です。
入場無料。
受付カードを記入すると、先客は数人程度。
すぐ後から来た方と2人で、ハンセン病の紹介ビデオを見ました。
更に、この展示室前のスクリーンで重監房の紹介ビデオ。
何しろ人が少なくて、断れません…
その後、自由に展示室の見学です。
メインは、重監房の一部を原寸大で再現した建物です。
4.5mの塀に囲まれ、何重もの扉に遮られた「特別病室」。
草津は、スキー場が沢山あるような大変寒い場所です。
そんな場所で、暖房一つない部屋に薄い蒲団だけ。
建物の跡地から発掘された、物品の展示。
広島の原爆ドーム以来の衝撃です。
もう語る言葉がありません。
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