見てきました 映画「新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」
私は、池波正太郎の時代小説のファンです。
代表的な長編と言えば、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」。
いずれも何度も映像化され、様々な俳優が演じています。
例えば、剣客商売の小兵衛なら、中村又五郎、山形勲、藤田まこと、北大路欣也。
さらに漫画では、大島やすいち版 と、さいとうたかを版。
それぞれ個性があり、どれも面白く見ています。
前置きが長くなりました。
今回の頭文字Dです。
本編約1時間、入場料一律1,300円という「特別興業」。
上映館は全国で40数館だけで、埼玉県ではMOVIXの2館だけ。
公開初日の午後です。
劇場は「マーニー」や「ゴジラ」と同じ位、席が埋まっていました。
私のような中年もいれば、若い人やお子さんも。
意外に年齢層が広いですね。
私の想像以上の、健闘と思います。
さて感想です。
良かったですねぇ。
まずは映像の素晴らしいこと。
このシリーズは「アニメとCGの融合」と言われていたと思います。
初期は、両者にかなり絵柄の差がありました。
また、最近はバトルシーンのカメラワークが、かなり凝っていたり。
今回は、クルマとそれ以外の描写の違和感が全く感じられませんでした。
バトルシーンは、過剰な演出なしで程良い走行感。
走行音が大変リアルで迫力があり、原作の「音文字」の再現のように感じました。
ストーリーは、FD3S高橋啓介とのバトルまでです。
単なるダイジェストではなく、うまくまとまっていたと思います。
さて、一番興味があったのは、声優が全員交替という点です。
先の「様々な俳優」のようなものですね。
特に変化が目立ったのは、イツキくんでしょうか。
三枚目キャラという側面が、かなり抑えられていたように思います。
その一方で、文太さんがちょっと面白かったり。
高橋兄弟は、かなり熱く迫力のある人物像になっていました。
次回はR32の中里くん。2015年の初夏だそうです。
おまけです。
やはり本日公開の「ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行上映」のガンプラです。
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