見てきました 映画「超高速!参勤交代」
6月21日公開で、さすがに今週で終わりのようです。
「超高速!参勤交代」
8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大(ばくだい)な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。
それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略で、弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だった。
藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は困惑しつつも、知恵を絞って参勤交代を完遂させようと作戦を練る。
とぼけたタイトルや、飛脚姿のお尻を強調したテレビCM。
あまり期待していなかったのですが、意外にも、大変面白かったです。
次々巻き起こる難関を、とぼけたアイディアで切りぬけて。
頼りなさそうなお殿様が、だんだんと格好良いところを見せて。
悪者が「いかにも」で、殺陣のシーンも格好良くて過剰ではないし。
様々な伏線がうまく効いていて、気分すっきりのラスト。
原作脚本を書いた土橋章宏さんのブログがありました。
http://ameblo.jp/dobassie/entry-11887134108.html
芸術だ哲学だリアリティだと眉間にしわを寄せるような映画はインテリさんたちに任せて、私は単純に面白いものを作っていけたらいいなぁと思います。
映画ってもともと大衆娯楽だし、ビジュアルだけすごい高画質のゲームより、ファミコンがいい、みたいなところもあるかと。
なるほどねー。
「藤沢周平原作の本格時代劇」も良いですが、こちらも大いに良かったです。
舞台の「湯長谷藩」も「内藤政醇」も、福島県に実在したそうです。
| 固定リンク
「映画など」カテゴリの記事
- どうしますかねぇ…映画「スオミの話をしよう」(2024.09.13)
- 県立図書館の映画会「マイスモールランド」余談(2024.09.11)
- 県立図書館の映画会「マイスモールランド」(2024.09.10)
- 映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」予約画面の謎(2024.09.05)
- 見てきました 映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」その2(2024.09.04)
コメント