見てきました 豊橋市美術博物館「安野光雅『旅の絵本』の世界展」
安野光雅さんの特別展を見てきました。
私は、この方の本が昔から好きです。
今回のテーマの「旅の絵本」シリーズは全8作。
1977年から2013年まで、実に36年間かかっての完結です。
これは見なくては。
ユーモアたっぷりに描かれた「旅の絵本」の秘密に迫ります
7月12日(土)~8月17日(日)
[観覧料 一般・大学生700(600)円、小中高生300(200)円]
( )は前売りまたは20名以上の団体料金
イタリア、イギリス、アメリカ、スペイン、デンマーク、中国をめぐる文字のない『旅の絵本』は、
安野光雅の遊び心ある仕掛けが散りばめられ、見るたびに新しい発見があります。
2013年のシリーズ完結を記念して日本編全23点を含む83点の原画をご紹介。
2013年のシリーズ完結を記念して日本編全23点を含む83点の原画をご紹介。
真夏の青空の豊橋市美術博物館。
結構古い建物ですが、良い雰囲気です。
1979年に「中部建築賞」を受賞しているそうです。
津和野にある安野光雅美術館のポスター。
来場者は20~30人程度でしょう。
入口付近の物販コーナーには著作が色々。
津和野の安野光雅美術館のグッズも少々。
その他、複製画は10万円くらい。
展示会場は撮影禁止なので、画像はありません。
「旅人」が馬で旅を続ける様子が描かれている画集、と言えば良いですかね。
淡い水彩で描かれ、美しく緻密で繊細でユーモラス、更に様々な「しかけ」が満載なんです。
文章は一切なし。沢山の建物や道具やそこに住む人々。
お祭りや結婚式や農作業や土木工事の様子。
その中に、様々なお遊び。
例えば絵画展の小さな絵は、その地方にちなむ名画だったり。
森の中には、ピーターパンやスヌーピーなど、名作の登場人物がいたり。
有名な映画のワンシーンだったり。
工事現場は「だまし絵」になっていたり。
無教養な私は、見ても意味が分からないような事も多くあります。
例えば、スペインでは「ピカソのゲルニカ」が描かれています。
「ナチスによる史上初めての都市無差別空爆」と言われているんですね。知りませんでした。
というように、様々な発見のある画集です。
今回は、それを大判の原画でじっくり見られました。
細かい描き込みまで良く見られて、絵の世界に吸い込まれそう、、、
などと書いては、ちょっと気恥ずかしいですが。
| 固定リンク
「バイク以外の雑談」カテゴリの記事
- 謹賀新年(2025.01.01)
- バラまつり「伊奈町制施行記念公園」と「川島町平成の森公園」(2024.05.18)
- 埼玉県北本市で「昭和平成クラシックカーフェスティバル」(2024.05.02)
- HPデスクトップPC購入(2024.02.06)
- デスクトップPC買い替え検討(2024.01.25)
コメント