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2014年10月 6日 (月)

見てきました「柏崎刈羽原子力発電所」その1

○○協議会、というような団体での「柏崎刈羽原子力発電所」の見学会に参加しました。
新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがり、原子炉7基を有する、世界最大の原子力発電所です。

当日は、台風18号が本州の太平洋岸を直撃。
日本海側も、強い雨と風に見舞われました。やはり「日ごろの行い」が・・・
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前泊は、岬の先端のオーシャンビューが素晴らしいホテル。
右側の窓の向こうに、原子力発電所が見えています。
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朝から雨の中を、バスで出発です。
周辺の道路わきのフェンス。上にはぐるぐるのコイル。
昔の「有刺鉄線」とは造りが違うようです。
ステンレスなのでしょう。ぴっかぴか。
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到着し、まずは「サービスホール」での説明です。
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説明の方は、結構なおじさんです。
まずは自己紹介から始まりました。
 ・昭和54年の入社以来、ずっと原発に関わってきた
 ・日本の経済成長を支えてきたという誇り・自負を持って働いてきた
 ・それが「あの日」以来、崩れ去ってしまった
、、、と語ります。
学部卒なら定年がもうすぐ、院卒なら再雇用かな、などと余計な想像。
率直な話し方で、好感が持てました。
資料と共にお茶が出て、あわせて身分証明書の確認です。
一人づつ、事前提出の名簿と照合のうえ、入門証が渡されました。
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さて説明の内容です。
 ・柏崎市と刈羽村の誘致決定が昭和44年、7号機運転開始が平成9年、完成までに30年
 ・広さは、海岸線沿いに約3.2Km陸側に約1.4Km、面積が約420万平方メートル
 ・原発停止の現在も、東電職員約1,000人、協力会社約4,000人、合計5,000人以上が働いている
 ・原発の基本構造の説明
など。

その後は、東日本大震災以後の対策の説明に、多くの時間を費やします。
基本的な考え方は、以下のような三段階。
 ・異常発生の防止
 ・(異常が発生しても)異常の拡大及び事故への発展の防止
 ・(事故発生に至っても)周辺環境への放射性物質の放出防止

そして、具体的な対策事例を次々に紹介。
 ・津波に備える、防潮堤のかさ上げや防潮壁や水密扉
 ・電源喪失を起こさないための、発電装置、電源車、燃料の備蓄
 ・電源喪失が起きてしまった場合の、消防車、高所放水車、大型淡水貯水池
 ・その他、水素爆発を避ける水蒸気に戻す装置、それがダメな場合の手動式屋外放出装置
 ・免震構造の建物
などなど。

これらのハード的な装備に加え、ソフト面の対策も進めているとのこと。
 ・各種車両に対応する、東電社員による特殊免許取得と操作訓練
 ・あらゆる状況を想定した緊急対応訓練
 ・入念な日常点検や監視体制の改善
などなどなど。
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当日は細かい資料で説明して頂きましたが、配布された概要資料はネット上で公開されています。

http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/info/tohoku/pdf/leaflet.pdf

最後に見学コース案内がありましたが、先に「サービスホール」内の展示室の説明です。
長くなりますので、続きは後日とさせて下さい。

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