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2014年10月 6日 (月)

見てきました「柏崎刈羽原子力発電所」その3

発電所の見学です。

所内は大変広いので、クルマでの見学となります。
専用のバスがあり、少人数の場合はそれを使うそうです。
今回は、乗ってきた観光バスに女性の係の方が二人同乗してくれました。
一人が運転手に道案内をし、もう一人が説明してくれます。
20141006_31

テロ対策のため、入退場ゲートは厳しい雰囲気。
たとえ所長でも、許可証がなければ入門出来ないとのこと。
20141006_32

所内は撮影禁止ですので、撮影画像はありません。
寂しいので、配布された印刷物をご紹介致します。
Tepco_03 Tepco_04
Tepco_01 Tepco_02

さてスタートです。
海沿いや高台を通って、7基ある施設周辺を一通り回ります。
説明内容は、展示館同様に、東日本大震災以後の対策がほとんどです。

 ・見上げるように高い、かさ上げされた防潮堤
  海側にも一部の設備や作業場所があり、内側への避難路もありました。
  地形によりコンクリートと土手の部分がありました。
 ・非常用の電源設備
  常時接続のタービン発電機、移動用電源供給車両、軽油の備蓄設備など。
 ・電源喪失に備えた設備
  各所に配備された消防車や淡水の貯水池。
  最後の手段としての、巨大トラーラーに繋がった高所放水車が数台。
  大変大型でアメリカ製のようでした。
  放水車本体は「コンクリートポンプ車」だそうです。
 ・免震構造の建物
  緊急自体に本部として使う建物を新設。
  中越地震の際に建物のドアがゆがみ開かなくなった反省から。
 ・訓練用広場
  大きなタイヤや丸太が山になっていました。
  特殊作業の訓練場所だそうです。
 ・その他
  赤白の高い塔は、避雷鉄塔。
  原子炉ごとに立っているグレーの方は、排気塔。
  こちらも4本足を12本足に補強。

見学内容は、大体こんな感じです。

この施設は、2007年の中越沖地震の際もトラブルなく乗り切ったそうです。
そのような実績の上で、更なる安全対策を積み重ねているのが、良く分かりました。
20141006_34

これで締めてしまえば、良いのですが。
やはり、もう少し書き足したくなります。

「想定」という概念には、どこまで行っても「想定外」がつきまとうわけで。
いくら対策をしても、万一の場合は破滅的な結果に至るとすれば。

まぁねぇ。
これを言い出しますとねぇ。
バイクなんて、乗れなくなっちゃいますけどね。

更に言ってしまえば。
進展しない「使用済核燃料問題」については、全く説明なしでした。

大変珍しく、中身の濃い見学会でしたが、あまり心は晴れませんね。

「展望台」と表示された高台がありまして、そこから施設が一望できました。
台風が近づき、強まる雨と風、荒れた海、暗い空。
下から見上げた時は、ものすごく巨大で強固に見えたのですが・・・

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