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2014年11月

2014年11月30日 (日)

コペンで、奥多摩周遊~ほったらかし温泉~秩父往還

今にも降りそうな日曜日です。
友人のKさんのコペンに、傘を積み込んで出掛けました。

圏央道を日の出ICで降りて、奥多摩周遊道路へ。
バイクはもちろん、クルマもほとんどいません。
月夜見第二駐車場からの眺めは、この通りです。
霧が低く垂れこめて、奥多摩湖周辺の山すそを滑って行きます。
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紅葉の名残を楽しみながら、甲府に向かいます。
柳沢峠は本降りです。
ワンタッチで屋根が閉まるのは、本当に便利ですねー。
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甲府市内。
柿の木には落ち葉のじゅうたん。
業務用干し柿って、こんな風にするんですね。
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ほったらかし温泉です。
お客さんは、ほんの数人でした。
誰もいない時に、失礼してワンショット。
雨は上がりましたが、甲府盆地は一面の霧。
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富士山も見えてきました。どこかの映画会社のオープニングみたい。
おみやげの干し柿は、ふたつで260円。
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黄葉した銀杏並木。
雁坂トンネルを抜けて秩父へ。
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国道140号線の旧道に入ってみましょう。
クルマのすれ違いも厳しいくらいの狭さですが、コペンなら楽々。
栃本関所跡から見下ろすと、盆地の底はやはり一面の霧。
今年の春に、うちの息子もSR400で来ています。
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秩父の平地に下りて行くと、もみじが真っ赤でした。
定峰峠経由で帰宅し、約10時間300Kmの走行でした。
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晩秋と言いますか、もう初冬ですね。その上どんより曇り空です。
バイクでは、とても走り出す気になれませんが、コペンなら問題ありません。
雨でも濡れませんしね。湿って落ち葉いっぱいの道も全然平気。

以前も書きましたが、これはもう「全天候型フルカウル4輪バイク」。
そう思えば、ほとんど不満はありません。
とにかく、屋根の開け閉めが簡単ですからね。
雨が降ってさえいなければ、いつでもオープン。
その上、ヘルメットも不要です(^^)

コンパクトな車体は、狭い道も平気で、きゅんきゅん軽快に走ります。
マニュアルシフトはしっかり操作が必要ですが、それも楽しみのうちです。

もちろん室内は狭いですよ。
シート後ろには、薄いバック程度しか入りませんし。
オープンにすると、トランクスペースも限られます。
それでもね、普通のバイクよりずっと沢山荷物が入りますからね。
その上、高速道路料金もバイクと同じで燃費も大差ありません。
更には、疲労感も段違い。


これはどうも、まっずいなぁ、、、と思います。
晴れていれば、バイクの方がずーっと楽しい!
そう思っていても。
これからの季節は、やっぱりねぇ。
バイクよりこっちの方が、ずっと楽チンで同じ位楽しい、、、(^^;

おまけです。
柳沢峠から甲府市内に下りる途中です。
元はガソリンスタンドだった場所にあったCB450。
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2014年11月26日 (水)

かんたん煮たまご(^_^)

ここ数カ月、毎週末あちこちうろうろ、しているようです。
それで、平日に何日もかけて、このブログでご報告しています。
どれも自己満足で、大して面白くもないような事ばかり、、、

我ながら、何をやっているのでしょう。
というわけで、本日は、ホントささやかなお話です。

ラーメンのトッピングでおなじみの「煮たまご」です。
これを、簡単に作る方法を教えてもらいました。

まずは、ゆで卵です。水からゆでて、7~8分。
黄身がかたよらないように、時々かきまぜてと。
カラをむきやすいように、包丁の背中でコツンとヒビを入れてと。

むいたゆで卵を、ポリ袋に入れて「めんつゆ」をかけてと。
袋の口を絞って適当な容器に入れて、冷蔵庫で一晩置きます。
料理とも言えないような、これだけですが。

ほど良く味も染みて、旨いですよ(^^)
ウチでは夜のうちに仕込んで、朝ごはんに食べています。
食べる時は、電子レンジで少し温めても良いですね。
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2014年11月23日 (日)

三浦半島ぐるり一周ウォーク 第1回 横須賀~観音崎レストハウス

秩父の次は、、、海辺を歩いてみようと思います。
海なし県の埼玉育ちの私は、海を見るだけで嬉しい(^^)
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スタートは、JR横須賀駅すぐそばのヴェルニー公園です。
海上自衛隊のイージス艦や潜水艦が、すぐそこに見えます。
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フランソワ・レオンス・ ヴェルニー は、明治時代のフランスの技術者。
海軍施設ドックや灯台などの近代施設の建設を指導した人。
記念館には、大型鍛造機などが展示されていました。

三笠公園は、マラソン大会で大混雑。
戦艦三笠も東郷平八郎の銅像も、ご覧の通り。
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どぶ板通りの海軍カレー。こちらもかなりの行列。
カレー自体は、美味しかったです。
サラダと牛乳が付くのが、海軍式だそうですよ。
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海沿いの公園を、ずっと歩きます。
釣り客も沢山。沖には無人島の猿島。
海沿いの住宅街。
ちょっと心配、、、ですが、テトラポッドや波消石などの対策が取られています。
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一番高い場所で、標高20メートル。
走水神社にお参りをして。
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海辺に設置されたボードウォーク。
日暮れみたいですが、山でが日が陰っただけで、まだ3時半です。
観音崎レストハウスを超えて、先の駐車場でゴール。
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標高差はわずか20メートルで、ほぼ無風の心地良い快晴。
なのですが、、、秩父より疲れました。
全コースが舗装路のせいでしょうか。


おまけです。
釣り仕様の、スズキST250とホンダのトゥデイ。
塩ビパイプに、釣り竿を差し込むのですね(^^)
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おっ。これは珍しい。スズキのテンプター。直立の単気筒400。
ダブルパネルツーリーディングのフロントブレーキにアルミリムが、格好良いですね。
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おっ。これも珍しい。トヨタのオリジン。
観音開きのドアで、すぐわかります。
2000年に販売された、プログレベースの限定車。
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あーあ。
ゼルビスの事故車でしょうか。
ミラー、ウィンカー、クラッチレバー破損。
シートも破れています。
それでも、全体的にはあまり傷んでいないようでした。
サビサビにならないうちに、復活させてあげたいですねぇ。
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2014年11月16日 (日)

秩父山麓いなか道ウォーク 総括

秩父札所の「あるく」バスツアーが終わりました。

秩父なんてね、もう通い慣れた場所です。
クルマでもバイクでも、ウチからほんの2時間足らず。
そんな場所に行くため、ひとり一回1万円ほど払って、毎月参加しました。
二人で9回、約20万円も支払ったわけです。

でも、それだけの価値は充分ありましたね。
例えば、旧バイクの森や水潜寺に、山越えをして下って到達(^^)
クルマやバイクでは、考えられないルートです。
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そして、秩父の自然や歴史を熱く興味深く語ってくれる、講師のOさん。
例えばモミジの種類や秩父事件の経緯など、まさにその場で説明が聞けます。
単なるパンフレット棒読みではない、お金を払ってでも聞く価値がある内容でした。
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人気があるのもうなずける、うまいビジネスモデルだと思いますねー。
 ・周回コースで、前回ゴールが次回スタートになる、継続性と達成感
 ・自分では尻込みしそうなコースも歩ける楽しさ
 ・行き帰りはバスでお任せの、安楽さ
 ・ベテラン講師が歴史や自然を語ってくれる、ちょっと知的っぽい楽しみ
 ・健康的で文化的っぽい「歩いて一周」と自慢できるテーマ

以前も書いたと思いますが「ハーレーのビジネスモデル」に、そっくりですね。
 ・短足でも何とかなる、ロー+アップライトなポジション
 ・メタボでも何とかなる、黒レザーやジーンズのウェア
 ・ゆっくり走っていても恥ずかしくない
 ・ショップのツーリングでコースはお任せ、仲間も出来る
 ・誰でも知っている「ハーレーに乗っている」と自慢できる

さーて次ですが、、、来週から三浦半島です。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第9回・最終回 峠を越える結願の道 その2

道の駅「龍勢会館」に到着。ここでお弁当でお昼です。
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入館料を支払い、さくっと見学。
「あの花」も大きく展示されています。
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さーて午後です。
急な坂道で、山の奥深くへ。
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「杖立峠」に到着。
見晴らしも効かない狭い道。
下りも急で狭くて石だらけ。
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三十四番札所「水潜寺」に到着です。
峠を越えて、普通に訪れた場合の一番奥に出ました。
大混雑です。
それもそのはず。秩父札所午歳総開帳は、2014年3月1日~11月18日まで。
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その後「満願の湯」で入浴です。こちらも大混雑。
最終回という事で、完歩証の授与式と夕食会。
もちろん、その分料金もアップしていますが。
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これで秩父札所めぐりは終わりです。
このツアーは巡礼ではないので、納経もご朱印もありません。
それでも、札所や他の寺社では、毎回帽子を取りお賽銭をして参拝してきました。

札所を訪れる方々は、私のような物見遊山ばかりではないですよね。
ずしりと重い祈りの心を抱いて巡っている方も、いらっしゃるでしょう。
そのような方にも思いを込めながら、手を合わせて来たつもりです。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第9回・最終回 峠を越える結願の道

札所巡りの最終回です。

前回や前々回は、距離があるところをバスで「中抜き」しました。
おかげで、物足りないくらいに楽な行程でした。
今回もバス移動はあるものの、後半は結構きつい峠越えでした。
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まずは三十三番札所菊水寺からスタート。
すぐそばの家に、立派な「鏝絵」がありました。
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素晴らしい快晴。
おっ。農家の駐車場に、鉄人28号とエイトマン(^^)
「ようばけ」のような地層も見えます。
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「秩父事件」の舞台である「椋神社」です。
紅葉は少し早いですが、銀杏は黄葉まっさかり。
「秩父事件」はご存知ですか?
ウィキペディアから少し引用。
秩父事件 (ちちぶじけん)は、1884年(明治17年)10月31日から11月9日にかけて、
埼玉県秩父郡の農民が政府に対して起こした武装蜂起事件。
自由民権運動の影響下に発生した、いわゆる「激化事件」の代表例ともされてきた。

詳しい説明図が掲示されていました。
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神社の裏手から「龍勢」のやぐらや、城峯山が良く見えます。
「龍勢」はご存知ですか?
ウィキペディアから少し引用。
龍勢祭り (りゅうせいまつり)は、埼玉県秩父市下吉田にある椋神社の例大祭で行われる祭りである。
毎年10月の第二日曜日に実施される。
27の流派があり、毎年三十数本の龍勢(火薬を仕掛けた龍)を轟音とともに天高く打ち上げるものである。
上がった龍勢は、発煙等の仕掛けを展開する事もある他、パラシュート状の物体を内包することもある。
この祭りで奉納する龍勢は各流派の手作りで作成される。通称農民ロケットとも呼ばれている。

バイクでいつも通っている、城峯山そばの道。
「龍勢会館」はすぐそこ。
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続きは後ほど。

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2014年11月15日 (土)

再訪です「ココ・ファーム・ワイナリー収穫祭」

昨年初めて行った、栃木県足利市にあるワイン醸造場のお祭りです。

ウィキペディアから少し抜粋です。
2000年、九州沖縄サミットの晩餐会での乾杯に用いられたことで著名になった。
2008年には北海道洞爺湖サミットでの総理夫人主催夕食会で同社のワインが使用された。
実質「知的障害者更生施設こころみ学園」が経営。
足利市立中学校で精神薄弱児学級の担任をしていた先生が創設。

受付や会場では、こころみ学園の在園生と思しい方々が、元気に働いていました。
福祉とか支援といった枠組みではなく、付加価値の高い商品で評価を得ている。
素晴らしいことですね。

青空の下、ブドウ畑の斜面で、黄色い袋でワイングラスをぶら下げて。
音楽を聞きながら、飲んで食べて、ごろごろするだけ(^^)
先のような背景を抜きにしても、大変心地よく過ごせるイベントです。
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昨年は、4時に席を立ってシャトルバスに乗れたのが6時(^^;
今年は、2時半頃に列に並んだら、4時頃に乗れました。
帰りは早めに引き上げるのが、良いようです。
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2014年11月 9日 (日)

大阪で「あべのハルカス」などなど

大阪二日目、これで最後です。天王寺周辺に移動しました。

見物だけですが「鶴橋商店街」。
延々と続く狭い路地に、派手な焼肉店の看板と匂い。
聞きしに勝る混沌と喧騒に、びっくりです。
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がらりと変わって、今年の春にオープンした「あべのハルカス」。
地上60階・高さ300mの、日本一の高層ビル。
天王寺公園から見ると、上がかすんでいます。
途中階から下を見ても、かすんでいます。最上階の展望は、、、、無理でしょう。
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レストラン街でお昼です。
さすが大阪ですねぇ、ひょうたんが一杯の休憩コーナー。
承応2年創業の名店「すし萬」で、名物の大阪寿司。
んー、うまい。
埼玉ではあまり見かけない、キレイな押し寿司です。
茶碗蒸しの出汁も、上品な感じ。
混雑していて待たされましたが、その甲斐がありました。
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小雨の天王寺公園を散策。紅葉黄葉は今が盛り。
通天閣も見えました。
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天王寺公園すぐそばの、あやしいラブホテル街。
その一角に、二宮金次郎と「茶臼山歴史について」という石碑。
勇ましい文章ですが、どこにも銘がありません。
このホテルの経営者が建てたのでしょうか?
明らかに、道路にはみ出しているんですけど(^^;
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続いて「安居神社」に向かうのですが、、、
おっ。
道路の向かいに建設会社の「金剛組」。578年創業の世界最古の企業です。
2005年まで、金剛一族が経営していたんですって。
すごいですよねー。
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さて真田雪村終焉の地、安居神社です。
広い表通りから少し入ると、静かな境内でした。
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そろそろ、帰りの時刻が近づいてきました。
大阪駅のすぐ近くに「曽根崎警察署」がありました。
おっ、これは懐かしい。
有明夏夫の直木賞受賞作「大浪花諸人往来」の舞台です。
NHKで「なにわの源蔵事件帳」というタイトルでTVドラマ化もされています。
主演は桂枝雀で、そちらも大変面白かったです。
明治初期の大阪が舞台というユニークな捕物帳もので、確か4冊くらい、、、
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あーもう、どうにも話が尽きません。
心を残しながら、夕方5時過ぎの新幹線。
埼玉の自宅には、夜の9時過ぎに帰着しました。

私は、大阪を訪れるのは二度目です。
前回は15年前で半日ほどでしたが、今回は二日間たっぷりと楽しませて頂きました。

私が緒方洪庵と聞いて思い浮かぶのは、テレビドラマ「仁-JIN-」の武田鉄也。
地名を聞いても「小ぬか雨降る御堂筋」とか「中之島ブルース」とか。
そんなフレーズしか出てこない、我ながら無教養で情けない(^^;;;

初めは「この辺は丸の内、この辺はアメ横」なんて、知っている場所と比較していました。
でも、そんなことは、何の意味もないですね。
長く深い歴史に裏打ちされた、関東とは別の文化圏なのだと、実感しました。

案内して下さったOさん、一緒に歩いた皆さん、どうもありがとうございました。

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大阪で「司馬遼太郎記念館」など

大阪の二日目です。
小雨の中、出発前にホテル周辺を散策。
中央区道修町は、江戸時代には清やオランダの薬を扱う「薬種中買仲間」の町だったそうです。
谷崎潤一郎「春琴抄」の主人公の春琴は、この町の薬種商の娘。
今でも製薬会社が沢山あるそうで、少し歩いてみました。
なるほどー。塩野義とカイゲン、他にも工事中の田辺三菱、大日本住友など。
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動物薬などを扱う小さな会社の、渋い佇まい。
緒方洪庵の「除痘館発祥の地」の石碑
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ビルの谷間の少彦名神社。
日本の薬祖神の「少彦名命」と、中国の医薬の神様「神農さん」が祀られています。
お祭りは、すごく賑わうのですって。
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クルマで「司馬遼太郎記念館」へ。
どなたもご存知ですね、歴史小説の大家です。
ウィキペディアでは、こんなことが書いてありました。
 評論家の川本三郎からは「一平二太郎」(藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎)の一人として、
 「大人の日本人男子」の嗜みとして読むべき作家と評されている。

あんまり「日本人たるもの」などと力まれても、ちょっと困ってしまいますが、、、
三人とも大好きな作家ですので、楽しみです。

記念館に着きました。自宅と記念館が並んでいます。
残念ながら自宅内部は非公開です。玄関はこんな感じ。
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庭の小径から、ガラス窓越しに書斎が見られます。
通路を通って記念館へ。
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記念館の内部は撮影禁止です。
吹き抜けの壁一面に、膨大な蔵書がずらり。
作品の年表や愛用の品々など。
「街道を行く」連載時の書き込みのある東北の地図もありました。
5月に行って取材風景の展示を見た 弘前にマルが付いていて、ちょっと嬉しい(^^)
「天井のコンクリートの染みが坂本竜馬に見える」という、不思議なスポットもありました。

この辺は、撮っても構わないですかね。文房具や書籍などの販売コーナーです。
なにかオミヤゲは、、、と。
私も、主な司馬作品はそれなりに読んでいます。
坂の上、箱根、菜の花、竜馬、、、もちろん全部ではありません。
だからといって、ただの未読作品を買って帰っても、面白くありませんし。
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おっ。持っていない有名な短編がありました。これにしましょう。
図録「二十一世紀に生きる君たちへ」1080円。
小学生の国語の教科書のために書かれた随筆です。
「洪庵のたいまつ」も併載。
縮小した直筆原稿も掲載された、記念館のオリジナル。
記念スタンプもありました。ぺたり。
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帰ったら、枕元に置いて寝る前に楽しみましょう。
おっと。
先日買った 機械化昭和少年SF大図鑑 も、まだ残っていました(^^;

大阪巡りは、あと半日続きます。

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2014年11月 8日 (土)

大阪で「真田雪村ゆかりの地」などなど

さぁ、午後は史跡めぐり。
真田雪村といえば信州上田。私もお馴染みの場所です。

工事中の聖マリア大聖堂の、細川ガラシャの像。
日本陸軍の創設者、大村益次郎の顕彰碑。司馬遼太郎の「花神」の主人公。
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三光神社の「真田の抜け穴」。
大坂冬の陣の際、真田幸村が築いたと伝えられる抜け穴です。
ずらりと並ぶ墓石は、真田山の旧陸軍墓地。
今でもキレイに手入れされており、墓石すべてに花が手向けてありました。
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心眼寺の真田雪村の墓。
墓碑では、確実な諱(いみな)である「信繁」としてあるそうです。
夕暮れ迫る「鎌八幡」。
縁切りの八幡様だそうです。ご神木に鎌が沢山刺さっている異様な光景。
大坂冬の陣の際、真田幸村がこのご神木に戦勝祈願したのだそうです。
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西宮の「空堀商店街」です。
どうですか、作りものレトロ風ではないこの風情。
どうにも、たまりませんね。
映画「プリンセス・トヨトミ」にも出ていたそうです。
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夕食は、先の映画にも出てくるという「冨紗家」です。
おまかせセットの「豚もやしセイロ蒸し鍋」は、さっぱり味。
ですが、、、これ以外の料理は全部コテコテのソースとマヨ味です(^^;
私は大好き。大変美味しく、しっかり頂きました(^^)
でもねぇ、正直あと一品、生野菜でもお願いしたいですね。
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夜も更けてきました。
大混雑の道頓堀。
8月に出来たばかりの、新しいグリコの広告。
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賑やかな「法善寺横丁」の奥には、へぇー。「法善寺」があるんですね。
喧騒の真ん中に、ぽかりと不思議な静かな空間。
4年ほど前に映画を見た「夫婦善哉」のお店もありました。
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おまけです。
適塾そばのお店の角にあったCB250。
1970年代初めのタイプですね。
ナンバーも付いたままです。
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大阪で「適塾」「歴史博物館」「大阪城」などなど

大阪に移動しました。
20年近く前の「パソコン通信」時代からのお友だちとのオフ会です。
関東関西九州から、5人で集まりました。

まずは「適塾」。天然痘治療を広めた緒方洪庵の私塾です。
耐震補強をほどこして、リニューアルしたばかり。
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すぐそばに、洪庵ゆかりの「緒方ビルクリニックセンター」があり、4階が資料館です。
手塚治虫の祖父も適塾の門下生で、ロビーには「陽だまりの樹」のパネル。
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お昼は、北浜のイタリアン「OUI」。
テラスからは、辰野金吾の設計による「中之島中央公会堂」が真向かいに見えます。
このロケーションで、美味しいランチにコーヒーも付いて1000円は、安すぎ(^^)
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どーんと大きな「大阪歴史博物館」。NHKとくっついているんですね。
古代の首都「難波宮(なにわのみや)」の再現展示です。
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眼下には、そのまんまの史跡公園が見えます。
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大阪城は観光客で大混雑。紅葉がまっ盛りです。
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この後は、、、史跡巡りが続きます。

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2014年11月 7日 (金)

神戸の「カワサキワールド」見学 その2

バイクのコーナーを抜けました。

子どもたちには、こちらの方が楽しいでしょう。
明るい広場のような形式に切り替わります。
新幹線の0系。客席はもちろん、運転席まで座れます。
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これは懐かしい、最初の座席です。
アルミ機械加工の回転式テーブルや灰皿が、時代を感じさせますね。
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ヘリコプターのバートル。産業用ロボットは擬人化された面白い動き。
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その他、船や新幹線の映像展示、鉄道模型など。
電車でGO!やフライトシミュレーターなどの体感ゲーム機器などなど。

おみやげコーナーです。
カワサキの絵ハガキやキーホルダー、神戸グッズなど。
こんな小冊子を買ってきました。税別476円。
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説明員は年配のおじさんでした。
定年退職した社員の方だそうです。
お話を聞けたお二人は船と鉄道がご専門で、二輪車の方がいなくて残念でした。
新幹線は車体と台車が分離展示、ヘリコプターもローター無しでした。
これは、高さに制限のある既存の建物に入れるための、やむを得ない対応だとか。
大震災の時の苦労話なども、熱く語って下さいました。

さてと、感想です。

バイクだけを見に来たとすれば、いささか物足りない、というのが正直なところです。
ゼファーは400だけ。マッハは500と350だけ。
Z750とZ400のツインやタンデムツインのKR250といったレア車もなし。
車種の変遷や技術的解説といった展示も、特にありません。

でも仕方ないですね。ここは「バイク博物館」ではないのですから。
たった今見たばかりの海洋博物館には、見事な帆船模型がずらり。
ですが、興味のない私には面白くも何ともありませんでした。
バイクだって、おんなじですもんね。

改めて気付きます。
川崎重工にとっては、バイクはほぼ唯一の民生用個人向け商品なんですね。
モーターサイクル&エンジン事業は、売上の23.2%。
事業別にみれば、一番の稼ぎ頭ではありますが、主力はやはり巨大重工業製品なのでしょう。

こう考えますと、企業博物館としてはバランスの良い展示内容と言えそうです。
企業の歴史や幅広い製品の紹介、映像や体験系の飽きさせない工夫も沢山。
誰が来ても楽しめる場所になっていると思います。
市立博物館のリニューアルにあたり、地元名門企業として全面協力。
歴史のある巨大企業として、展示内容はあくまで正統的で良識的。といったところでしょうか。


おまけです。
外に出ると、もう夕暮れです。
阪神・淡路大震災で崩壊したメリケン波止場を、復旧せずそのまま残したメモリアルパーク。
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もうひとつ、おまけです。
元町の中華街「南京町」の夜。
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夜更かしは、ほどほどにして。明日は朝から大阪に移動します。

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神戸の「カワサキワールド」見学

震災からの復興と鎮魂の祈りを込めた「鉄人28号」や「寅地蔵」。

「鉄人28号」のモデルは2004年度版のアニメだそうです。
古い日記にも書きましたが、その頃に原作者の横山光輝さんがお亡くなりになっています。

「男はつらいよ」では、主演の渥美清さんの体調が悪化する中での神戸ロケだったそうです。
その後、渥美清さんは亡くなり、この第48作がシリーズ最終作となっています。

震災と復興、そして原作者や主演俳優の最後。
様々な感慨に浸りながら、神戸市長田区を後にしました。

それはそれとして。
脳裏には懐かしい歌が次々と浮かびます。
「ビルーのまちーにガオー」「おーれがいたんじゃお嫁に行けぬ」「すすめーすすめー正太郎」(^^;

さて。
神戸市中央区の「メリケンパーク」です。
神戸海洋博物館の建物はすぐそこですが、その前に、どーん。
巨大な「超電導電磁推進船 ヤマト1」1992年に作られた実験船の実物です。
赤い方は、テクノスーパーライナーF船型「疾風」。
実用船の1/6サイズの実験船だそうです。
いずれも、20世紀末の「官主導のプロジェクト」なのですね、、、
その結果については、ノーコメントとさせて頂きます。
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それはそれとして。
バックには、マリンタワーやヨットの帆を模したという博物館の建物。

うーん。格好良い。
これはもう、まんま国際救助隊や地球防衛軍の本部ですねぇ。
 5 4 3 2 1 Thunderbirds are go!!
 Fourth gate open! Fourth gate open!
そんなアナウンスが聞こえてきそう。

スーパー戦隊やメタルヒーローで使ったら、良いでしょうね。
聖地巡礼やキャラクターグッズで、結構な地域振興になるのではないかと思います。

さて、さて。
やっと、お目当ての「神戸海洋博物館」と「カワサキワールド」です。
神戸海洋博物館の開館が1987年4月。
カワサキワールドは、この博物館の一部を改装して2006年5月にオープン。
バブル絶頂期の開館から、約20年後の民間活力導入なのですね。

博物館の方は、撮影禁止でした。
主な展示は、沢山の船舶模型や神戸港のジオラマなど。
2階のシアターで上映しているのは「平清盛の夢」「幻の福原京」。
どうも、神戸港にはあまり関係のないコンテンツですねぇ。
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カワサキワールドは、撮影フリー。
入口を入ると、まずは映像展示。
パネルとミニチュアで辿る、川崎重工の歴史。
おー。これはすごい。
第二次大戦時の三式戦「飛燕」。その向こうはSLのD51やC62。
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英仏海峡鉄道掘削トンネル掘削機。
自衛隊ブルーインパルスのT-4中等練習機。
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これらはもう、ミニチュアにするしかないですもんね。

さてさてさて。
ようやっと、バイクのコーナーに辿り着きました。
照明を落とした「回廊形式」とでも言いますか。両側の展示を眺めながら歩く形式です。
初期のメグロやダブワン、マッハIII、そして900スーパー4ことZ1など。
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Legend of Kawasaki。
トップガンのニンジャや、6気筒のZ1300、ZN1300ボイジャーなど。
阪神・淡路大震災の際の、二輪ボランティアのパネルもありました。
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またがり体験コーナはZRX、ニンジャ400、エストレヤなど。
出口に近い右側にはW650。カットモデルはZZR1400。
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展示台数は、ざっと30~40台ほど。
映像説明と先のカットモデル程度で、特に凝った展示はありません。

この後も、新幹線ヘリコプター産業ロボットなど、続々登場です。

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神戸の「鉄人28号」「寅さん地蔵」

神戸に行きました。まずは長田区です。
1995年の阪神淡路大震災では、壊滅的な被害を受けた地域です。

JRの新長田駅を降りて、歩いて数分。
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どーん。巨大な「鉄人28号モニュメント」です。
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公式サイトから転載。
 ・構造:鉄骨構造
 ・仕上素材:耐候性鋼板
 ・スケール:高さ約15.3m(直立時設定18m) 
        ウエスト周り約20m 顔の高さ約2.2m 手の甲の幅約1.7m 足先の長さ約4m
 ・重さ 約50t(基礎重量 約150t)
 ・設置場所:若松公園
 ・原型制作:速水仁司
 ・設置:2009年8月建設開始 9月30日完成

思ったより、ずっと迫力があります。
大きさや外観は、2004年版アニメの設定を元にしているとのこと。
あれは良かったですねぇ。
鉄人に限らず、アニメのリメイク作品では、出色の出来だと思います。
私の昔の日記でも触れています。
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しばらく眺めていると、外国の方も含め、次々と観光客が訪れます。
シャッターを押してあげた二人連れは、台湾からとのこと。
お台場のガンダムも見に行くと話していました。
そう言えば、「直立時設定18m」は、ガンダムと同じですね。
ここか近所で、何かオミヤゲが買えれば良いのに。


一旦駅に戻ります。
構内の壁面にある、木彫りの「寅地蔵」です。
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」はシリーズ第48作。シリーズ最後の作品です。
この中で、被災して仮設で営業していた長田区の「菅原市場」が登場します。
この撮影を記念して造られたものだそうです。
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この後、撮影場所を探しに行きました。
記念のプレートがあるらしいのですが、分かりませんでした。
ここではないかと思われる公園がありました。
入口には「新長田駅北地区 震災復興の碑」。
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公園で遊ぶ子どもと見守るお母さん。明るく穏やかな光景ですが。
鉄人にも地蔵にも石碑にも。込められた思いの深さと重さが、ずしんと伝わってきます。

さーて。
午後は「カワサキワールド」に移動します。

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2014年11月 4日 (火)

今週末です「第19回 幸手クラシックカー・フェスティバル」

今週末のイベントです。

 ・第19回 幸手クラシックカー・フェスティバル
 ・2014年11月9日(日) 9:30-15:00
 ・県営権現堂公園(埼玉県幸手市・久喜市)

桜の土手で有名な公園の駐車場で開催されます。

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参加車は約200台、1960-1970年代のクルマがメインです。
スカイラインフェアレディセリカギャランコスモ117クーペ。
スバルカローラサニーなどなど。
ロータスMGアルファといった欧州車。
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コンクールコンディションというよりは、走って楽しむクルマの集まりです。
その分、親しみが持てる気さくな雰囲気です。

昨年の様子はこちら。

駐車場もゆったりですので、ご近所の方は、ぜひどうぞ。

私は、、、残念。別の用事があります(泣)

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2014年11月 3日 (月)

「凍りこんにゃく」か「氷こんにゃく」か?

こんな本がありました。
「氷コンニャク」ですって。どうも違和感があります。
Koori

ヤフーで検索してみました。
 ・氷こんにゃく : 約466,000件
 ・凍こんにゃく : 約47,700件
 ・凍りこんにゃく : 約26,900件

えっ?
違いは、こうですよねぇ?

 ・「氷」は、言うまでもなく、水が冷えて個体になった状態 
 ・「凍」は、水以外が冷えた状態 

「製氷機」と「冷凍庫」、「背筋が凍る」「道路が凍結」などで、明らかだと思うのですが。
「凍み豆腐」というのもありますし。
というわけで、こんにゃくの場合は、当然「凍りこんにゃく」ですよねー。


コトバンクでの検索結果は、こうです。

デジタル大辞泉の解説
とう【凍】
 1 こおる。「凍結・凍原・凍土/解凍・冷凍」
 2 寒さでからだがきかなくなる。こごえる。「凍死・凍傷」

こおり 〔こほり〕 【氷/凍り】
 1 水が固体状態になったもの。1気圧のもとではセ氏0度以下で固体化する。

大辞林 第三版の解説
こおりこんにゃく【氷蒟蒻・凍り蒟蒻】
 蒟蒻を適当な大きさに切って煮たあと,寒気にさらして凍らせてから干したもの。精進料理などに用いる。 [季] 冬。

ありゃりゃ。

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2014年11月 2日 (日)

「凍りこんにゃく」にトライ

朝のテレビ番組で紹介されていましてね。
こんにゃくを凍らせて水分を抜き、お肉の代わりに料理に使うそうです。
これは面白そう。
冷蔵庫にあったこんにゃくを、そのまま冷凍庫に放りこんで外出しました。

夜になって帰宅後、ネットで調べますと「切ってから凍らせる」とのこと。
その方が、良く水分が抜けるのかも知れません。
もうすっかり凍っているので仕方ありません。このままトライ。

半分はコロコロに、半分は数ミリに薄くスライス。
ありゃ。
中の方だけ、白っぽくなっています。
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もう夜も遅いので、明日にしましょう。
コロコロは、焼き鳥のたれ。
薄い方は、醤油みりん砂糖チューブしょうがで漬け込んでみます。
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さて翌朝です。
出来たのが、こちら。

ネギと串にさして焼いて、焼き鳥風。
ありゃー。歯ごたえも匂いもこんにゃくのまま。
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玉ねぎやしめじと炒めて、しょうが焼き風。
薄切りですと、まぁまぁイケます。
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うーん。
どうも、いまひとつでした。後日再度トライしましょう。

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