神戸の「カワサキワールド」見学 その2
バイクのコーナーを抜けました。
子どもたちには、こちらの方が楽しいでしょう。
明るい広場のような形式に切り替わります。
新幹線の0系。客席はもちろん、運転席まで座れます。
これは懐かしい、最初の座席です。
アルミ機械加工の回転式テーブルや灰皿が、時代を感じさせますね。
ヘリコプターのバートル。産業用ロボットは擬人化された面白い動き。
その他、船や新幹線の映像展示、鉄道模型など。
電車でGO!やフライトシミュレーターなどの体感ゲーム機器などなど。
おみやげコーナーです。
カワサキの絵ハガキやキーホルダー、神戸グッズなど。
こんな小冊子を買ってきました。税別476円。
説明員は年配のおじさんでした。
定年退職した社員の方だそうです。
お話を聞けたお二人は船と鉄道がご専門で、二輪車の方がいなくて残念でした。
新幹線は車体と台車が分離展示、ヘリコプターもローター無しでした。
これは、高さに制限のある既存の建物に入れるための、やむを得ない対応だとか。
大震災の時の苦労話なども、熱く語って下さいました。
さてと、感想です。
バイクだけを見に来たとすれば、いささか物足りない、というのが正直なところです。
ゼファーは400だけ。マッハは500と350だけ。
Z750とZ400のツインやタンデムツインのKR250といったレア車もなし。
車種の変遷や技術的解説といった展示も、特にありません。
でも仕方ないですね。ここは「バイク博物館」ではないのですから。
たった今見たばかりの海洋博物館には、見事な帆船模型がずらり。
ですが、興味のない私には面白くも何ともありませんでした。
バイクだって、おんなじですもんね。
改めて気付きます。
川崎重工にとっては、バイクはほぼ唯一の民生用個人向け商品なんですね。
モーターサイクル&エンジン事業は、売上の23.2%。
事業別にみれば、一番の稼ぎ頭ではありますが、主力はやはり巨大重工業製品なのでしょう。
こう考えますと、企業博物館としてはバランスの良い展示内容と言えそうです。
企業の歴史や幅広い製品の紹介、映像や体験系の飽きさせない工夫も沢山。
誰が来ても楽しめる場所になっていると思います。
市立博物館のリニューアルにあたり、地元名門企業として全面協力。
歴史のある巨大企業として、展示内容はあくまで正統的で良識的。といったところでしょうか。
おまけです。
外に出ると、もう夕暮れです。
阪神・淡路大震災で崩壊したメリケン波止場を、復旧せずそのまま残したメモリアルパーク。
もうひとつ、おまけです。
元町の中華街「南京町」の夜。
夜更かしは、ほどほどにして。明日は朝から大阪に移動します。
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