埼玉県さいたま市大宮区の「鉄道博物館」に行ってきました。
JR大宮駅からは、埼玉新都市交通伊奈線「ニューシャトル」でひと区間。
東北・上越両新幹線の高架に沿って走る、タイヤ駆動の交通システムです。
並走する新幹線や、高架から関東各地の山が見えたりします。
鉄道博物館は駅から直結。通路にも様々な展示物があります。
0系新幹線や蒸気機関車C57などなど。
立派な展示はさておいて。
1940年に計画された、東京~下関を結ぶ「弾丸列車計画」のHD53形蒸気機関車。
色は不明なので、模型は東海道新幹線の青白に塗ってあるそうです。
黒い方は、昭和初期の特急「燕」。
東京~大阪間を、それまでの10時間52分から8時間20分に短縮したそうです。
模型も沢山。
おっ。自動車の方ですが、これは1965年デビューの初代シルビア。
赤と白は、リニアモーターカーML-500の模型。
神田の交通博物館で、ボタンを押すとびゅーっと走っていた憶えがあります。
このラッセル車は、
昨年春に岩手県北上市で実物を見ましたっけ。
それから、私の好きな500系新幹線。
屋上には、新幹線の通過時刻表が掲示されています。
東北、山形、秋田、上越、長野の各新幹線。
1時間に上り下りで各10本。つまり3分に一度です。
ちょっと待っていれば、すぐ見られます。
更に在来線のJR川越線に高崎線。加えて先のニューシャトルも。
というわけで、かなり偏ったご紹介でした。
それにしても。
ここは、神田にあった交通博物館に替わる施設として作られたわけですが。
鉄道以外の、船や飛行機や自動車やバイクなどの展示品は、どうなってしまったのか…?
おまけです。
昔のホームページから、500系のぞみの思い出です。
■2003年10月23日(木) がんばれ!500系
所要で関西にでかけました。
;「新幹線に乗るなら500系!」と思っているのですが、普段なかなかタイミングが合いません。
今回は多少時間に余裕があり、往復共に「500系のぞみ」に乗れましたv(^o^)v
以前も書いたことがありますが、やっぱり良いですねぇ~
以前私の掲示板で、SRT監督さんがお知り合いの方のコメントとして「素人受けするデザイン」と書いて下さいました。
そうそう、まさにそれなんですよ。
いかにも未来的な、時速300Kmの最速マシン!
外観はもちろん、グレーとパープルの内装、側壁がまーるく湾曲した室内。
ドアの開き方なんて、まるで宇宙船みたいです(^^)
不況が深刻化つつある97年のデビューだったと思いますが、基本構想はきっとバブル崩壊以前なのでしょう。
クルマで言いますと、個人的にイメージが被るのは、次の二車種です。
・89年のスカイラインGT-R
「頭文字D」の中里くんのR32です。
幅広ボディに2.6リッターDOHCツインターボ4WDの怪物マシン!
・90年の初代エスティマ
やはり3ナンバーボディに、高さを抑えるためシリンダーブロックを斜めにした専用エンジンの未来志向ワゴン
これらに比べますと、今はどうでしょう。
・広くて四角い700系
・全部3ナンバーになり、のっぺりしたデザインのスカイライン
・広くて豪華だけど、ただのFFになったエスティマ
どれもこれも、広くて環境にやさしくて経済的で合理的。
あ~あ、つまらないですよねぇ。