もういちど見てきました 映画「もういちど」
午後には、もういちど「もういちど」です。
たい平さんのサインも飾ってありました。
始めに、板屋宏幸監督の挨拶がありました。
終わった後、メイキング映像とトークです。
たい平さんから、深川江戸資料館を紹介され、訪れてみてストーリーが自然に浮かんだ。
たい平さんも、若い頃にはここで落語のイメージを膨らませたそうです。
撮影は休館日に限られ、わずか6日で撮影を終了。
普通のセットとは異なり、天井や手前の壁が邪魔で撮影には苦労したとか。
知らない方だと思ったら、商業映画は初めてとのこと。
終了後もロビーで立ち話をさせて頂きました。
季節感を出すための白い息は、CGで書き足したものだとか。
お礼を言って、しっかりと握手をさせて頂きました。
同じ映画を続けて見てしまいましたが、トークショー代と思えば安かったです。
さて映画について。
二度目ですからね、細かいアラの指摘です(^^;
劇中落語「時そば」
なぜ二八そばと言うか、そばの値段が16文だったから。
現代ならこれで良いですが、舞台はリアル江戸時代の設定です。
「16文だから」と、現在形で言うのが正しいですね。
劇中落語「藪入り」
奉公の出した息子が3年振りに帰ってくる。財布を見ると大金が。
どうしたのだと問い詰めると「鼠の懸賞」で貰ったと答える。
おっとこれは説明が抜けている、と思いました。
ウィキペディアでも、このように書かれています。
演者はまず、明治期のペストの流行と、警察が実施していた懸賞金付きの駆除届出制度について少し触れる。
後から考えますと、別にこれで構わないようにも思えてきました。
江戸時代や落語の知識なんて、個人差は大きいでしょう。
前回は「棟割長屋の障子戸」について書きました。
これだって、知っている人もいるでしょうし、そうでない人も。
この映画の狙いは「落語の楽しさ、素晴らしさを子供達に伝えたい」だそうです。
子どもなら、なおのこと、わからない単語だらけでしょう。
「長屋」「奉公」「猪牙舟」などなど。
それはそれで、興味を持ったら、だんだんと知識が増えていく。
それも良いことかも知れません。
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