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2015年5月

2015年5月31日 (日)

三日目は坂本龍馬記念館と高知城 その2

高知城です。
ここでランニングすれば、早くなれるかも(^^;
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築城主は山内一豊。
「山内一豊の妻」として奥さんの方が有名ですよね。
司馬遼太郎原作のNHK大河ドラマ「功名が辻」では仲間由紀恵さんが演じていました。
その時の衣装なども展示されていましたよ。
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石垣は、宇和島城と同じ「野面積み」が多かったです。
雨の多い高知で、水はけの良い構造としたのだとか。
石垣に水がかからないように突き出した「石樋」。
「石落とし」には「武者返し」がしっかり現存しています。
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高知名所「日曜市」と「ひろめ市場」です。
雑然として活気があって楽しいですね。
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野菜が安いですが、買って帰るわけにもいきません(^^;
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「はりまや橋」もちょっと眺めてと。
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高知龍馬空港から帰ります。
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2泊3日で、たっぷり見て回りました。
もっとじっくり見たい場所ばかりですが、これはもう仕方ないですね。

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三日目は坂本龍馬記念館と高知城

5月31日、最終日です。

高知県立坂本龍馬記念館。大人500円。
全面ガラス張りのいかにも現代的な建物です。
幕末の人物にはどうかと思いましたが、新し物好きの龍馬にはふさわしいかも。
入口には、握手の出来る銅像。
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様々な手紙や再現資料などに、丁寧で分かりやすい解説。
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司馬遼太郎のメッセージの屏風。
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海に突き出た談話室や屋上は、素晴らしい眺望。
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すぐ近くの桂浜にも、立派な銅像。
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坂本龍馬と言えば、まず司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が思い浮かびます。
最近のテレビ番組では、2010年のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治。
もうひとつ、2009年と2011年のTBSドラマ「JIN-仁-」の内野聖陽。
ウチではこの二人を「キレイな龍馬さん」「汚い龍馬さん」と呼んでいます。

続きは後ほど。

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2015年5月30日 (土)

高知県四万十町「海洋堂ホビー館四万十」 その2

海洋堂ホビー館です。
内部はすべて撮影可能。物販も沢山。
これは売ってくれないんですかも沢山。
ざっとこんな感じです。
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おまけです。じゃなくて私のおみやです。
その名もすごいフツウミミズ、トリケラトプス、テナガカニムシ。
解説には「森羅万象を詰め込んだ小さな博物館」とありました。
全くその通りですね。
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台北國立故宮博物院の翠玉白菜踊るはにわ と共に、私の博物館に展示しましょう。


おまけです。
今回は不参加で残念だった、友人Oさんから、こんなのを教えてもらいました。

Hachikin

はちきんガールズ「海洋堂ホビー館の歌」
 わざわざ行こう! わざわざきてね!
 へんぴなミュ~ジアム♪

これで5月30日が終わり。明日は最終日、高知です。

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高知県四万十町「海洋堂ホビー館四万十」へ

道後温泉~宇和島~城紫電改展示館と回り、海洋堂ホビー館に向かいます。

「海洋堂」はどなたもご存知ですね。精密な模型やカプセルトイで有名な会社です。
「海洋堂ホビー館」は、高知県四万十町の廃校になった小学校の体育館を活用したホビー博物館です。
2011年にオープンしたばかり。

途中の道端で「アイスクリン」の屋台。150円。
シャーベットとソフトクリームの中間程度のミルク感で、さっぱり味です。
東北のババヘラのようですね。
逆車線からドライブスルーの方も(^^;
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まず先に、経路のご注意です。例によって検索用ワードの羅列です。
海洋堂ホビー館 道順 アクセス 経路 ルート の 案内 注意 です。
普通にカーナビやネットで検索すると、この図のようになります。
Kaiyodo
四万十市から左折・右折して山の中を通るルートです。
これですと、途中はすれ違いに苦労するほどの山道になります。
国道56号をそのまま進み、海沿いに回る方がずっと楽な道です。

この通り走ると、こんな感じです。
山奥の集落や棚田やきついカーブが続き、自販機さえありません。
「これは楽しそう」とお感じの方は、どうぞこちらへ(^^;
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やっと到着です。
「大正町立 打井川小学校」の文字のある門柱。
「スクールバス運転手 田辺のおじさん」とある交通安全の石碑。
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更に、平成7年の「開校百年碑」。
土地を寄贈した「秋田千代次翁頌徳碑」。
1,099坪寄贈、寄贈は昭和廿二年一月十八日。
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全景はこんな感じ。
観光シーズンは、右上の高台に屋台が並ぶのでしょう。
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さて入館です。大人800円。
海洋堂の社長、ホビー館の館長、四万十町長、高知県知事のあいさつ文。
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ここからはどうすれば良いですか?
とにかくおもちゃ箱ひっくり返したみたい。
それでは後日ということで。

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愛媛県南宇和郡愛南町「紫電改展示館」

「南レク」という観光施設内にある「紫電改展示館」です。入場無料。
失礼ながら、さほど賑わっているとは言えない雰囲気でした。
ウィキペディアや公式サイトを見ますと、県主導で作られた第三セクターのようです。
Nanreku

「紫電改」は、以下のように紹介されています。
ご存知ですか?幻の戦闘機・・・紫電改を
 昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。
 紫電改はゼロ戦に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。現存する、日本で唯一機です。

引き上げ後の修復は、最小限に留められているようです。
曲がったプロペラ、穴だらけの機体。
正面には、千羽鶴やメッセージなどが飾られています。
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昭和20年7月24日に豊後水道上空で米軍機と交戦し、未帰還となった6機のうちの1機と見られるとのこと。
その6機の搭乗員の紹介や、家族の言葉などもパネルとして展示されています。
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零戦にはない新装備。自動消火装置付きの燃料タンク。
引き上げ時の様子。
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はじめは来訪者も少なかったのですが、観光バスが到着して大勢が詰めかけました。
飛行服を着た係員が現れて、携帯拡声器を使って説明していました。
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開館10年の人気施設「大和ミュージアム」と対比しては、酷かもしれませんが。
あちらは、歴史的事実や遺物を淡々と並べている印象です。
それに対してこちらは、素朴ながら深い思いを込めた展示、という感じでした。

さーて。
午後はがらりと気分を変えて。
四万十市の海洋堂ミュージアムです。

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再訪「道後温泉」から「宇和島城」【追記です】

まずは、夏目漱石「坊っちゃん」の抜粋です。

 温泉は三階の新築で上等は浴衣をかして、流しをつけて八銭で済む。
 その上に女が天目へ茶を載せて出す。
 大きな札へ黒々と湯の中で泳ぐべからずとかいて貼りつけてある。

「天目」は、「天目台」つまりお茶碗を載せる台の事ですね。
「流し」は、何の事か分かりません。 → 【一番下に追記しました】

さて、5月30日、二日目の朝です。

せっかく道後温泉に来て、入浴だけで帰るわけにはいきません。
営業時間は朝は6時から。早起きして充分早く到着。
窓口が開くのを待って、840円のチケットを購入。
「神の湯二階席」お茶とおせんべいに浴衣付きです。
6時ちょうどに振鷺閣(しんろかく)の太鼓を合図に入館です。
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一旦二階に上がります。衣装かごと座布団がずらり。
昔ながらのお座敷です。テーブルなんて、ないんです。
お姉さんの案内で場所を確保してから、浴衣を借りて一階の浴場へ。
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えっ。
もう洗い場は全部ふさがっていました(^^;
多くの方は、いかにも地元の常連さんという感じ。

ゆったり朝風呂を味わってから、二階席に戻ります。
開け放した広いお座敷。窓際の座布団に座ります。
お茶はちゃんと「天目」に載って出てきましたよ(^^)
その上なんと、お湯は炭火で沸かしていました。
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三階の夏目漱石ゆかりの部屋も見学して。
漱石にまつわる写真やパネルも眺めてと。
外の景色も眺めてと。
貸切用の個室には扇風機がありました。
無粋なエアコンなんて、ないんです。
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うーん、これは素晴らしい。
実は私は、ここを訪れるのは30年振りです。
すごいですねー。思い出とぜんぜん変わっていないんです。

国の重要文化財でミシュランガイド2つ星で経済産業省の近代化産業遺産。
更に映画「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルと言われる名建築。
そこで、文豪夏目漱石の名作「坊っちゃん」の名シーンを追体験。
温泉入って浴衣借りてお茶飲んでおせんべ食べて、これでたったの840円。
これはもう、安すぎです。



松山城はじめ、松山市内で寄りたい場所は幾つもありますが、、、出発です。
「現存12天守」のひとつ「宇和島城」に向かいます。創建は藤堂高虎。

以下、ウィキペディアからの抜粋です。
現存天守 (げんそんてんしゅ)とは、日本の城の天守のうち、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守のことである。
これ以外に存在する天守には、復元天守、復興天守、模擬天守がある。

周囲は門のすぐそばまで市街化されていますが、城内はキレイに整備されています。
石垣は、ごつごつとした「野面積み」。
表面が滑らかな「打込み接ぎ」「切込み接ぎ」に対して、登れてしまうのが弱点だそうです。
通路の石段は途中で二股になるなど、複雑に配置されています。
小規模ながら、茂る樹木と相まって守りの固さを感じさせます。
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素晴らしいことに、ほとんど観光用の施設はなしです。
ボランティアガイドのテントと、裏に仮設トイレがあるくらいで、自販機ひとつありません。
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天守閣の入り口で入場料200円。
何の飾りもない、むき出しの木組み。
係の方が、昭和の修理の際の柱の補修跡を教えてくれました。
伊達家の当主の肖像画もありました。
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肖像画を見て、映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」を思い出しました。
寅さんが伊予大洲の殿様の子孫と知り合う、浮世離れした楽しいお話です。
殿様の名字は藤堂でしたが、藤堂高虎から採ったのでしょう。
舞台の「大洲城」も行ってみたかったですが、、、きっとこんな雰囲気なのでしょう。
ちなみに、1977年の公開時の同時上映は、中村雅俊主演の「坊ちゃん」。
送り仮名が違いますね。

いやー、温泉もお城もホント良いですねー。
石段歩きで疲れましたので、続きは後ほど。

次は紫電改を見に行きます。

【追記です】
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温泉は三階の新築で上等は浴衣をかして、流しをつけて八銭で済む。
その上に女が天目へ茶を載のせて出す 。おれはいつでも上等へはいった。
すると四十円の月給で毎日上等へはいるのは贅沢だと云い出した。
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温泉や銭湯で「流し」といえば、三助さんに背中を流してもらうことですね。
「坊っちゃん」が発表されたのが1906年=明治39年です。
当時の物価は、こんな感じ。

http://manabow.com/zatsugaku/column06/2.html
「あんパン」は明治38年に1個1銭。
「うどん・そば」は明治37年に2銭。
1銭200円とすれば、8銭は1,600円。

2013年まで働いていた「最後の三助」の料金が400円。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%8A%A9

これを引いたとして、お茶と浴衣付きで1,200円。
現在が840円ですから、大体計算が合いますね。

いずれにしても、毎日お風呂代1,600円ではねぇ。
「毎日上等へはいるのは贅沢だ」と言われても仕方ないですね(^^:
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2015年5月29日 (金)

レンタカーで「海上自衛隊呉史料館」から「道後温泉」へ

すぐ隣の「てつのくじら館」こと「海上自衛隊呉史料館」です。

巨大な本物の潜水艦「あきしお」。
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テーマは、海上自衛隊の歴史、掃海艇、潜水艦です。
掃海艇や機材、様々な機雷の展示です。
「静かな、そして一瞬の油断も許さない厳しい戦いがはじまる。」なんて書いてありました。
以前の海外派遣以来、気にしたこともありませんでしたが、、、確かにこれは厳しいですねぇ。

ペルシャ湾での機雷処分の際にひしゃげた「音響掃海具S-2」用の「フロート」。
黄色い海中ロボットは「処分具S-4」。
何か格好良い愛称を付けてあげたいですね(^^;
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潜水艦の内部再現は、椅子の下にジャガイモやタマネギ。狭いベッドなどなど。
艦載対潜無人ヘリコプターDASHは、1980年頃に廃止された装備だそうです。
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そして本物の「あきしお」の中も見られました。
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そろそろタイムリミット。レンタカーで移動です。

海の見えない高速道路を抜けて、夕闇せまる「しまなみ海道」の多々良大橋 1,480m。
伯方島の付近の美しい光景。「伯方の塩」というCMしか知らないのですが。
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四国に戻り ました。夜の道後温泉です。
明治から大正にかけて建てられ、今も普通に使われている建物です。
赤いところは、刻太鼓のある振鷺閣(しんろかく)。
観光人力車も客待ちしています。
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入館料は「入浴のみ」「二階で休憩」「三階の個室」などのコースがあります。
残念。もう時間が遅いので、入浴のみ。
料金はなんと、たったの410円!
国の重要文化財でミシュランガイド2つ星で経済産業省の近代化産業遺産の施設ですよ。
ちなみに、都道府県別に定める公衆浴場の料金は、愛媛県400円、埼玉県430円、東京都460円。

残念ながら室内は撮影禁止です。お風呂ですから仕方ないです。
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中では、観光客と地元の方が一緒に温泉を楽しんでいます。
良いですねぇ。この雰囲気(^^)
浴室内には「坊っちゃん泳ぐべからず」という木札がありました。
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言うまでも なく、夏目漱石の小説「坊っちゃん」のエピソードにちなんだものです。
これはこれで楽しいのですが。
脱衣所の注意事項のそばに「湯の中で泳ぐべからず」とだけ貼ってあったら、もっと面白いのに。

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ボーイング737とレンタカーとフェリーで「呉の大和ミュージアム」

友人と2泊3日で出掛けてきました。

羽田空港から松山空港まで、JALのボーイング737-800。
翼端の「ウイングレット」が格好良いです。
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松山市内はレンタカーでざっと流すだけ(泣)
路面電車も松山城も、じっくり見たかったですが…
実は元々は広島空港到着で計画していました。
4月の事故でILS装置が故障し、運休のリスクを避けるために変更したのです。
すぐにフェリーで広島の呉へ向かいます。
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海で船が見えるだけでも嬉しい、海なし県の埼玉県民。
行き交う船など眺めて、護衛艦「とね」が見えたり。
呉港に近い橋の上で、現地集合の友人Nくんが自転車で待っています。
私のデジカメでは、全く分かりませんが。
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お昼は港のそばの「ハイカラ食堂」。
映画「男たちのYAMATO」の撮影に使われた「96式25ミリ三連装機銃」が、どーん。
潜水艦「そうりゅう」テッパンカレー。限定30食で1,450円。
大きな肉じゃが、鯨カツ、牛乳など。
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さて、呉の「大和ミュージアム」こと「呉市海事歴史科学館」です。
1/10の精密な「大和」を中心に、特殊潜航艇「海龍」、「零式艦上戦闘機六二型」。
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そして人間魚雷「回天10型(試作型)」。
同型艦の「武蔵」は竣工当時、「大和」は沖縄に向かう最後の姿。
先の三連装機銃など、対空装備が増強されているのが分かります。
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その他の展示品のご紹介を始めたら、いつになっても終わらないでしょう。
仕方ないので、ほんのいくつかだけ。
戦艦「金剛」ボイラーは、英ヴィッカース社から輸入したもの。
この名前は、以前も一度このブログに登場しています。
「大和」進水記念の湯呑と風鎮。
機密保持のため配布されなかったものだそうです。
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松本零士さんの寄贈品。
「大和」型四番艦の装甲鈑用の鋼鉄材。
石坂浩二さんの寄贈品は、戦艦「長門」の軍艦旗。
「なんでも鑑定団」に出品された物を、自ら1000万円で購入し寄付したそうです。
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ウィキペディアでは、以下のような説明がありました。
館の方針としては、当館を「平和学習の場」として開放するため、実物の兵器や当時の映像フィルムなどの歴史的資料を淡々と提示するかたちで、意見や注釈は付けず、政治的にニュー トラルな立場をとるよう努めている。
「歴史認識についての判断は来館者個々に任せる」という方針を採用している。

もちろん、深く胸に迫る展示も数々。
3,000人を超える大和の乗組員について。
また、回天に登場した士官が密かに録音した決意の言葉。
有名な明治時代の 第六潜水艇 など。
一方で、技術面などの解説展示も充実していました。
「バルバス・バウ」や生産進捗の管理技術などなど。
そしてそれらは、戦後の技術革新の礎になったと語られます。

展示はありませんでしたが、少しだけ書き足します。
巨大プロジェクト管理という面では、建造時の造船官「西島技術大佐」という人が有名です。
また、今でも使われる「号機管理」「製番管理」という概念は、中島飛行機が戦闘機の生産管理用に考えたと言われています。

こんな話を始めると、終わらなくなります。
先を急ぎましょう
さーて。
この後はお隣の「てつのくじら館」こと「海上自衛隊呉史料館」です。

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2015年5月28日 (木)

観光バスで「迦葉山弥勒寺」

5月24日、快晴の日曜日なのですが、、、お付き合いで親睦会バス旅行です。

群馬県沼田市の「迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺」です。
高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つなんですって。
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今年は10年に一度の御開帳。
ここまでは撮影OKとのことで、遠慮なく撮らせて頂きました。
格好良い「烏天狗」の像がありましたよ。
奥の階段が、上り下りで108段。
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さて移動です。バスの窓から見た川場村の風景。
沼田ICからはいつも金精峠へ直行ですが、この辺を流しても気持ち良さそうですね。
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「川場温泉かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵(ゆとりあん)」。
ここで昼食とゆっくり休憩。お風呂もありました。
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群馬県子持村の古民家を移築したという、茅葺の大きな建物です。
同様に茅葺の宿泊棟が、幾つも並んでいます。
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ロビー周辺には、何やら欄間彫刻らしきものが沢山。
奥の部屋には、古美術らしきものが様々に展示されています。
解説文もありますが、、、作者や年代の特定はなし。
時代や場所もあいまいに、ただ並べて一般的な説明を付けたという感じ。
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テーブルには、立派な目録のような本がありました。
歴史や民俗にはど素人の私でも、ちょっとひっかかる記述がいくつか。
市販の図書ではなく、奥付けには「エコ計画」という会社名。
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第一、入口の建物を「長屋門」と呼んでいました・・・
いやいや。もう止しましょう。
我ながら野暮なことです。
珍しい物品を眺めて楽しんで、中庭でコーヒー でも飲みましょう。
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先のように、この辺は特に名所はなくても、気持ちの良い田園風景があります。
それを観光資源に活かした、新しいビジネスモデルなのですね。

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2015年5月26日 (火)

ゲットだぜ!「文太の名言湯呑み」映画「新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-」

ポケモンのネタは、ちょっと古かったですね(^^;
映画館で売り切れだった「文太の名言湯呑み」です。

ネットで見たら、日曜日の夜に「在庫わずか」と表示されていました。
「買い逃すと、あとで悔むかも」と思い、急いで注文。
なんと。
注文後は、表示が「在庫切れ」になりました。
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これは運が良かった!と思ったら、、、
なーんだ。
月曜日には、また「在庫あり」に戻っていました(^^;

というわけで「文太の名言湯呑み」が本日到着。
本体1,200円+送料800円=2,000円と、良いお値段(^^;
普段使いにして、毎日楽しみましょう(^^)
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せっかくの機会です、ウチのお仲間たち。
今はなき、バイクの森おがの。
機動戦士ガンダムの名セリフ。
アメリカ合衆国の歴代大統領。
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お茶を飲みながら、ガンダムや頭文字Dの名シーンを思い浮かべて楽しみましょう。
それから、小鹿野に展示されていた、名車のあれやこれや。
そして、ワシントンの桜の木やモンロー主義やルーズベルトのニューディール政策や・・・(^^;

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2015年5月23日 (土)

ロードスターで「晴海ふ頭」

映画「新劇場版 頭文字D Legend12 -闘走-」のあと、首都高を流して「晴海ふ頭」へ。

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ちょうど「東京みなと祭」というイベントをやっていました。
海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」と東京都港湾局の浚渫船「海竜」。
「海竜」は、東京港の堆積した土砂を取り除く作業を行う船だそうです。
色々なお仕事があるものですね。
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自衛隊の車両展示。
82式指揮通信車、軽装甲機動車、そしてKLX250。
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このブログのテーマは、一応バイクですからね。
いかにも丈夫そうなスイッチやマウント。
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晴海客船ターミナルです。
ヒーローものの撮影に使われたりします。
ちょっと古いですが。
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いかにも何かありそうな、てっぺんの白い三角に赤い何か。
実は、、、ただの展望台なんです(^^;
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見てきました 映画「新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-」

昨年夏からの3部作の2作めです。
2014年8月23日(土) 見てきました 映画「新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」

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前回同様に、本編約1時間、入場料一律1,300円という「特別興業」。
上映館は全国で40数館だけで、埼玉県ではMOVIXの2館だけ。
初日の午後でしたが、入りは6割位。
私のような中年もいれば、若いカップルも多かったです。
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今回も、良かったですねぇ。
中里毅のBNR32スカイラインGT-Rと庄司慎吾のEG6シビックとのバトルが描かれます。
もちろん、ストーリーは思い切り切り詰められています。
ですが、うまく細部を改変して話を繋ぎ、違和感なくまとまっています。

私の好きな中里くん。
GT-Rに乗り換えて「ライバルがライバルでなくなった」とのこと。
バトルで拓海に追い上げられて「生きていて良かったぜ!」と叫びます。
他の人たちは、同じような状況では「なにぃ?」なんて言うのですけどね。
こういうところが、良いなーと思います。
庄司慎吾は、もう徹底的に嫌な奴ですし(^^)

さて、次回の第3部は、来年の夏だそうです。
えー、ちょっと先ですねぇ。

オミヤゲには「文太の名言湯呑み」を買おうと思っていました。
Inidmovie_2

ところがなんと、グッズ類のうち、これだけ売り切れです。
20150523_03

皆さん、考えることは同じですねぇ、

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2015年5月22日 (金)

ロードスターの幌張り替えです

その後の経緯をご報告します。

ウチの息子の、中古NBロードスターは、デタッチャブルハードトップ付きです。
外してみると、、、幌に痛みがあるのは確認済みでしたが、思った以上に残念な状態でした。

これはもう、張り替えてしまいましょう。
ネットで探すと、良さそうなショップがありました。

トップレスフリークス
Topless_1

幌はアメリカから直輸入。工賃込み保証付きで格安(^^)
色やタイプも、何種類も用意されています。
ネット上での評判も上々です。

ただし、代金先払いの後に作業日予約で2カ月待ち。
群馬県富岡市の指定工場に持ち込みです。
朝にクルマを持ち込むと、その日のうちに終わるとのこと。
1500円で代車も貸してくれるそうです 。

ここに頼むことに決定!せっかくなので、オリジナルカラーが良いと私は思ったのですが。
息子は、ベーシックな 「ビニール幌・黒・熱線ガラス 74,000円」 を選択。
Topless_2
1月末頃に注文して、4月に取り付けとなりました。

以下、息子からの報告です。
4月18日。
ハードトップを外して、天気が良いのでそのままオープンで出発。
埼玉県から群馬県へ。高速を使って約100Km。
時間通りに現地到着。
ロードスターを預けて、代車はフィアット500。
20150418_1
このクルマで、富岡製糸場や榛名山を回ったそうです。

以下、息子のフィアット500の感想。
Breva750と同じ、イタリア車だねぇ。
内装は面白いデザインで、全体的に華奢な感じ。
音もウルサイし、パワーはそれなり。
走りは、クラッチペダルなしの「デュアロジック」で、結構面白かった。

その後、ロードスターを受け取り、妙義を走って帰宅。
20150418_2

夕暮れせまる妙義の「第一駐車場」。
20150418_3

おや、同じ日に同じ場所・・・(^^;
20150418_01

さて。
幌の張り替え時に、問題発覚です。
幌をロックする金具 が摩耗していて、走行中に外れかねないとのこと。
担当の方は「この金具は消耗品」と言っていたそうです(^^;

ちょうど、もうすぐ購入したマツダのお店で無料の6カ月点検です。
お店に相談して、部品を取り寄せて貰い交換することにしました。
部品代と工賃で約2万。

やれやれ。
やはり低年式の中古車は、色々ありますねぇ。

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2015年5月17日 (日)

スペイドで利根大堰と足利で1勝3敗 CNNお薦めの「あしかがフラワーパーク」

最後に、人気スポット「あしかがフラワーパーク」です。

昨年、CNNが選ぶ『世界の夢の旅行先9カ所』に選ばれたとのこと。
あしかがフラワーパークは東京から80キロ離れた場所にあり、非日常の世界を体験させてくれる。
同パークには映画「アバター」の魂の木とほとんど同じような樹齢143年の藤の木があり、紫色の花が地面まで何層にもわたって咲き誇る。
Cnn_1

フラワーパークでも、思いがけないことだったようです。
Flowerpark

ちなみに、9カ所のリストはこうです。
 ケニヤ:ジラフ・マナー
 イタリア:マティーナホテル
 アフリカ:サントメ・プリンシペ民主共和国
 スイス:へリスキー
 日本:あしかがフラワーパーク
 マダガスカル:バオバブの道
 米国:クラーク湖国立公園と自然保護区
 フィンランド:オーロラ
 インドネシア:豪華なサーフィンの旅
聞いたことのない場所ばっかり(^^;

さて、入ってみましょう。

ここは、季節により入場料が変わります。
紫の藤はもう終わりですが、ちょうど今日まで入場料1,000円。
明日からは値下げだそうですが、1,000円分は楽しめるのでしょう。

と思ったら。

あれあれあれ?
20150517_21 20150517_22

紫や白の藤は承知していましたが、、、黄色の藤や躑躅も終わり。
薔薇や石楠花は満開で、他の草花も咲いてはいますが、、、これで1,000円ですか。
20150517_23 20150517_24

まぁ、自然のものですから仕方ないですが。

というわけで、4か所回って1勝3敗という、散々な成績。とほほ。
論語のCDを聞きながら帰りました。

魚や植物の名前は、全部漢字で書いてみました。
躑躅(つつじ)って、髑髏(どくろ)に似ていますよね(^^;


一応、CONTOUR ROAM3の感想です。
クルマのならし運転同様に、デジカメもキレイなものを撮ると、写りが良くなります。
という冗談は、以前も書きました。

手持ちで、動画や静止画を試してみました。
超広角の固定焦点。ファインダーも液晶モニターも不要です。
操作もシンプルなので、迷うこともありません。

操作切替時の「ピッ」という電子音が気になりました。
ヘルメット着用時なら、これ位でちょうど良いのでしょうが普段はちょっと。
設定変更が出来ると良いのですが。

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スペイドで利根大堰と足利で1勝3敗 日本遺産の「足利学校」

今年の4月から「日本遺産」という制度がスタートしています。
文化庁のサイトでは、以下のように説明されています。

「日本遺産(Japan Heritage)」について
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー
を「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに,ストーリーを語
る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合
的に整備・活用し,国内外に戦略的に発信することにより,地域の活性化
を図る。
Japanheritage_1

初の認定は18件。そのリストのトップがこれです。
「近世日本の教育遺産群 ―学ぶ心・礼節の本源―」。
水戸市(茨城県)、足利市(栃木県)、備前市(岡山県)、日田市(大分県)
【旧弘道館・足利学校跡・旧閑谷学校・咸宜園跡】
Japanheritage_2

地域の魅力や特色とのことですが、これらの場所は地理的にも歴史的にも関連はないですよね。
それから、認定するのはストーリーで、文化財そのものではないそうです。
その一方で、…とともに文化財群を整備・活用し地域の活性化を図る。
何を言っているのか、どうも、よく意味がわかりません。

とにかく、日本遺産に認定されたストーリーである四つの遺産群のうちの一つを構成する文化財の足利学校に行ってみます。
この前行ったのは、10数年前。ずいぶん変わっているでしょう。

まずは足利学校のそばで、とろろごはんとお蕎麦セット。
麦飯はお代わり自由です。
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足利学校の見学です。
復元家屋もお庭も立派なもの。
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涼しい風の通る部屋で、こんな問題にチャレンジ。
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続いて、書院で「論語の素読」体験講座。
「素読」というのは、内容の解説なしに、ひたすら音読する勉強法です。
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「論語」については、このブログでも一度だけ触れています。

おみやげはこちら。
論語の抜粋の小冊子が100円と朗読CDが400円。
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さてと、あと一か所。
足利と言えば、あそこでしょう。

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スペイドで利根大堰と足利で1勝3敗

利根大堰の「鮎の遡上」を見に行きました。

埼玉県と群馬県の県境の利根川に「利根大堰(とねおおぜき)」があります。
高度経済成長期の首都圏の水不足解消のために、1968年4月に完成した巨大水利施設。
先日の黒部ダムと同じような経緯ですね。

ここでは、春は「鮎の遡上」秋は「鮭の遡上」が見られます。
公式サイトで情報が公開さてれいて、先週は一日当たり数百匹のペース。
そろそろ良いでしょう。

どーんと巨大な堰です。
魚を岸に近いところに誘導するため、中央部の放水量を増やしているそうです。
岸のそばには「魚道」が作られています。
20150517_01 20150517_02

岸の脇の見学室には、大きなのぞき窓。
あれ?
しばらく見ていても、一匹も見えませんでした。
20150517_03 20150517_04

監視員の方に聞いてみました。
「日によって違うから、カズ来てみることだね~」とのこと。
(「カズ」って「何度も」という北関東の方言です)
翌日の公式サイトのデータは、こうでした(^^;
Toneoozeki

13日(水) 772
14日(木) 289
15日(金) 371
16日(土)   6
17日(日)   1  ←ここ(泣)
18日(月) 622

やれやれ。前日の雨のせいでしょうか、、、

CONTOUR ROAM3 の静止画事例です。
ここは、近隣の小学生の社会科見学の定番ポイントです。
大堰のすぐそばに、こんな巨大パネルがあります。
ボタンを押すと、パネルの発光と説明音声が流れます。
20150517_05 20150517_06



さて。
気を取り直して、お昼はココファームに行ってみます。
収穫祭の時以外でも、買い物や食事が出来るんです。

あれあれ?
ずいぶん混んでいて、食事は9組待ち。
こちらもCONTOUR ROAM3 の静止画です。
20150517_07 20150517_08

やれやれ。
あきらめて次に行きましょう。

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2015年5月16日 (土)

購入しました CONTOUR ROAM3

コンツアー ローム3です。
アクションカムとかウェアラブルカメラと呼ばれるジャンルのものです。
Roam3_1 Roam3_2 Roam3_3
 
以前、Breva750にドライブレコーダーを付けようと思いましたが、中断していました。
そもそも「万一に備えた常時記録」なのか「楽しみのための撮影」なのか。
目的を曖昧にしていたのが、マズかったです。
改めて「楽しみのための撮影」の道具として、購入しました。
20150516_01 20150516_02
 
選択条件は、こんな感じです。
まずはシンプルで確実な操作性。
何しろ、操作はスライドスイッチでオン・オフだけ。
これなら、バイクで手袋をしていても確実な操作ができそうです。
 
次はヘルメットマウントに適していること。
先のスイッチもそうですが、棒状のデザインと薄くて使い易そうなマウント 。
それから、単体で防水構造だったりレンズが回転して角度調整ができたり。
 
旧型 ROAM2 の中古や並行輸入でも良いかと思いました。
ですが、友人Nくんからのアドバイス。
並行輸入品は、時刻設定がなぜかUS時刻になってしまう。とのこと。
 
更に、ROAM3はおいしい進化点。
プッシュボタンで、静止画撮影が出来る。
撮影モードを2種類登録し、防水蓋内の小さなスイッチで切り替え可能。
 
ちなみに、ヤフオクでの購入金額は、税送料込みで 22,200円でした。
アマゾンでは、税送料込み 23,792円。
 
20150516_03
 
試用のご報告は、後ほど。

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2015年5月15日 (金)

クルマとバイクの税金

県税と市税の通知が来ました。

 ロードスター 45,400円
 スペイド 34,500円
 タント 7,200円
 Breva750 4,000円
 SR400 4,000円
 レッツ4 1,000円
 カブ 1,000円

ロードスターとスペイドは「グリーン税制」で差が出ています。

総額で、97,100円・・・(-_-)
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自賠責や任意保険は、時期がバラバラですからね。
一度に請求が来ないので、集計する気にならなくて、ちょうど良いです。

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2015年5月10日 (日)

三浦半島ぐるり一周ウォーク 第6回 初声町入江~大楠山登山口 その2

海辺を離れて、自衛隊の施設沿いを歩きます。
ここは陸海空の自衛隊の施設が集まっているそうです。
こんな看板が並んでいます。
 航空自衛隊武山分屯基地
 海上自衛隊横須賀教育隊
 陸上自衛隊武山駐屯地

陸上自衛隊高等工科学校。
神奈川の県立高校の定時制という扱いになっているそうです。
中卒で自衛隊に入り、給料を貰って4年間勉強して高卒の学歴も得られるのですね。
卒業後は、3等陸曹に任官されるそうです。
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ちらちらと中の様子も見えました。
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大楠山登山口付近のコンビニ駐車場で 、ゴール。
海岸や岩場歩きを含み11Kmほど。結構疲れました。

おまけです。
海産物直売所「うらり」で見かけたスクーターのトライク。
オーナーらしいお姉さんと良く似合っています(^^;
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おまけその2
ミニ・モークというクルマですね。
海辺の町で実用車として使い倒している感じで、格好良いですねぇ。
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三浦半島ぐるり一周ウォーク 第6回 初声町入江~大楠山登山口

5月10日の日曜日。
今回は全7回中の6回目です。
次回は山を越えて出発点に戻りますので、海岸線歩きは今回で最後です。

町中を抜けて、海沿いの波打ち際へ。
観光地ではなく、近所の人が遊びに来ているという雰囲気。
例えば、グローブ持って自転車で公園に行ってキャッチボールをする。
そんな感じで、海岸に来ているのでしょうか。
海なし県の埼玉県民の私には、うらやましい光景です。
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砂浜歩きは、結構疲れます。
岩場の歩道も、こんなになっていたり。
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海産物の直売店、横須賀市の「かねしち丸水産」。
漁船があって、自獲・自加工・直販のお店とのこと。
シラスやタタミイワシが干してあり、試食は茹でたてのシラス。
No SHIRSU Noo LIFE ですって(^^)
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ホームページも充実していて、うまく商売が回っている様子です。
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お昼は、三浦公園近くの「さくらや」というお店にバス移動。
木造三階建てのレトロな雰囲気。
マグロ尽しです。普段マグロをカツで食べる事はありませんが、美味しいですね。
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防潮堤「長井海岸高潮対策施設」で海と町が遮られた地域です。
二人で座って海を見てと。うらやましい光景ですねー(^^;
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続きは後ほど・・・

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2015年5月 6日 (水)

初チェック 「上尾2りんかん」

連休最終日、5月6日です。
先日出掛けた時に、Breva750のテールランプ切れが判明しました。
バルブを外して確認します。
電球の刻印は 12V 23/8W ですが、リフレクターの刻印は 5/21W とあります。

せっかくですので、4月10日にオープンした「上尾2りんかん」に行ってみましょう。
外観はこんな感じ。
二輪の駐車スペースの脇に、テーブルと椅子。
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店内には、こんなパソコンがありました。
車種別の基本スペックが見られて、適合するパーツも価格を含め一覧表示されます。
感熱プリンターで印刷もできます。
残念。
モト・グッツィは検索対象になっていません。
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店員さんに電球の置き場所を聞きますと、ちゃんと案内してくれました。
「車種は何ですか?」とのこと。
「ビーアールイーブイエー、、」と説明します。
レジの奥のパソコンで検索して、、、やはり出なかったようです。

ここでわざと「現物とリフレクターの刻印が違ったのですが」と聞いてみます(^^;
レジカウンターにい たベテランという感じの別の方。
「現物に合わせた方が良いですよ」と即答。
理由は聞きそびれましたが、例えば車検対応の改変かも知れませんしね。

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というわけて。
わざと少しイジワルをしてみましたが、店員さんの対応は悪くはない印象です。

店内の様子ですが。
「モーターヘッド」というジャケットやヘルメットの値引きが目につきました。
オリジナルブランドなのでしょうか
それ以外は、バッグ類全品10%オフなど、NAPSやライコランドと大差はないようです。
品揃えも、私には特に目新しい感じはありませんでした。
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となりますと、、、
売り場面積の狭いハンディを、今後どうカバーするのか。
工夫して、がんばってもらいたいものです。



帰宅後、さっそくバルブ取り付けです。

台座周辺の黒い部分は普通のプラスチックで、パッキンではありません。
一部に薄茶色の汚れが付いているのは、雨水やホコリが入りかけたのでしょうか。
リフレクターや赤いテールレンズの内側など、バリアスコートをたっぷり。
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バルブを取り付けると、普通に点きました。

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2015年5月 4日 (月)

北陸新幹線で黒部峡谷トロッコとアルペンルート その3

大観峰からの眺め。
(大観峰発 立山ロープウェイ 7分 1,300円)
雲が流れたり切れたり。
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黒部平でも、記念撮影の行列。
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ケーブルカーが上がってきました。
混んでいるので座るのを諦めて、何とか一番前に立てました。
大きな黒いハンドルは、何なのでしょうね。
プレートには「東京 汽車会社 昭和44年」とありました。
(黒部平発 黒部ケーブルカー 5分 860円)
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黒部湖駅に到着です。
トンネル出口の船は、観光遊覧船のようです。
まだ運航を始めていないのでしょう。
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雪がやんでラッキーでした。
ダムの上を歩いて反対側へ。
黄色いヘルメットのゆるキャラは「くろにょん」。
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トロリーバスは、一度に3台がまとめて発着。
カーブでは、集電装置トロリーポールが、ぎゅーんと横に振れるのが見られました。
(黒部ダム 関電トンネルトロリーバス 16分 1,540円)
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合計の運賃は、な~んと、大人一人 8,290円!

やーれやれ。ひどい混雑で疲れました。
例えば、バスやトロリーバスは、どんどん増発が出来ます。
一方、ケーブルカーやロープウェイは、フルに往復する以上の増発は出来ません。
結果として、輸送力の差による「ボトルネック」が生じるようです。
場所によっては、階段に座り込んでお弁当を食べていたり、子どもが泣いていたり。
人気の「雪の大谷ウォーク」も、待ち時間の対策ではないかと勘ぐりたくなります。

聞いた話ですが。
このルートは「また来たい観光地」「二度と来たくない観光地」いずれにも上位に来るそうです。

え、私ですか?
普通では見られない光景が見られて、良かったです。
同様に、普通では乗れない乗り物に色々乗れて、楽しかったです。
「黒部の太陽」や「プロジェクトX」で予習しておいた、ダムの壮大さが実感出来て良かったです。

とは言え、ねぇ。
あまりの混雑には、ホントつくづく参りました。
雪も少し降られましたが、もっともっとひどい天気の日もあるそうです。
もし吹雪で外にも出られなかったら、、、それこそ「二度と来たくない」と思うでしょうね。


おまけ、でもありませんが。
扇沢からは、バスで上田駅へ移動です。

2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」に向けたお化粧が色々。
「お風呂屋さんみたい」という声も聞こえました。
そう言えば、2011年にスカーバーで上田に来た時は、NHKに向けた署名活動をしていましたっけ。
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さーて、おまけのクイズです。
上田からは、新幹線「あさま」で帰りました。
非常ボタンの脇に下げてある木の棒は、何に使うのでしょう?
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駅員さんに聞いてみました。
答えは、、、



非常ボタンのプラスチックカバーを破る道具、なのですって。
最近は女性駅員も増えて、破れなかったり指を痛めたりしないように備え付けたのだそうです。
本当に、100円ショップで買ったのだそうですよ(^^)

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北陸新幹線で黒部峡谷トロッコとアルペンルート その2

5月4日は、朝から「立山黒部アルペンルート」です。

富山県の立山から、立山連峰や黒部ダムを巡って、長野県の扇沢へ。
ケーブルカー、バス、トロリーバス、ロープウェイ。乗り継ぎの連続。
Kurobe

バスで立山駅へ。
富山地鉄の立山線も見えました。
山桜が咲き残っています。
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1時間ほど待って、ケーブルカーです。
(立山駅発 立山ケーブルカー 7分 720円)
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バスに乗り継ぎ室堂へ。
(美女平発 高原バス 50分 1,710円)
「雪の大谷ウォーク」は大混雑。
上の方のトレッキングのルートは、まだましでした。
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トロリーバスは、座るのを諦めて一番前で立ちました。
前の車両の、ワイヤー巻き取りの装置が見えます。
(室堂発 立山トンネルトロリーバス 10分 2,160円)
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トンネルは狭く、すれ違いや分岐も見ものでした。
以前はディーゼルのバスだったそうです・・・
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先は長いので、後ほど。

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2015年5月 3日 (日)

北陸新幹線で黒部峡谷トロッコとアルペンルート

連休後半、5月3日と4日です。

3月14日の上野東京ライン開通と同日、北陸新幹線の金沢長野間が開通しました。
これに乗って、富山県まで行ってみます。

北陸新幹線「かがやき」で、大宮から富山まで。
記念写真のお父さん、ちっちゃい子にはカメラ目線は無理(^^;
上越新幹線「MAXとき」2階建車両が巨大宇宙船みたいで格好良いですねー。
「かがやき」は、落ち着いた内装、ゆったりシート、荷物フックも多くて快適でした。
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富山駅前です。第三セクターの成功事例、富山ライトレール。
ここからバスで移動です。
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黒部峡谷鉄道の宇奈月駅。
連休で大混雑。駅前では「北陸新幹線沿線キャラ大集合」のイベント。
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時間まで周辺を歩いてみます。
道路脇では、ガードレールより内側まで立ち入りOK v(^-^)v
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さーて、トロッコ列車の出発です。
アナウンスは、富山県出身の室井滋さん。
背もたれのないベンチで、一列4人で座ります。
テレビ朝日の「世界の車窓から」みたい。
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途中の笹平駅で折り返し。
今年は雪が多く線路の整備が遅れているため、区間が短いのだそうです。
社員の方に、冬の間は何をしているのか、聞いてみました。
職種に関係なく、全員総出で車両の整備などをするのだそうです。
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折り返しで、左右の2人が場所を交替です。
風が気持ち良いですねー。
すれ違いや沿線の人に手を振りますと、振り返してくれる率が高いです。
やはり、解放感が違うのですね。
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おまけです。
宇奈月温泉の町中のカンバン。
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さーて、明日はアルペンルートで黒四ダムです。

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2015年5月 2日 (土)

効果あり!無限電光グローブ「スリーポイントプロテクター」

息子の転倒についてです。
志賀坂峠の上りで「何かを踏んで後輪が滑った」とのこと。
体は、右手首を少しひねって捻挫、膝と左手は軽くぶつけた程度。
SR400は、マフラーエンド、ハンドルエンド、エンジンガードにスリ傷。

怪我もSR400のダメージも少なかったのは、幸いでした。
後ろを走っていたNさんも急ブレーキでコケてしまったそうで、済みませんでした。

親として、我が子に痛い思いをさせていまい、胸が痛みます。
幼稚園児の頃に公園の遊具でケガをさせてしまった時と、同じ思いです。

ハタチを過ぎた息子は「別にお父さんのせいじゃないよ」とのこと。
それはそうなのですが。

私が前を走っていて、常にバックミラーをチェックしていたつもりですが、、、
峠道に入り、気持ち良く走っていて気がそれていたのは、確かです。
また、SR400のタイヤがそろそろ交換時期なのも気付いていました。

我ながらどうも。いけません。
改めて、気持ちを引き締めなくては。



さてと。
私の反省などより、装備のご報告です。

当日、息子が着けていたグローブがこちら。

2010年7月に購入したものです。
無限電光 hit-air グローブ M7
Hitair_m7

私の初期インプレッションはこちら。
毛羽立つとかベルクロがどうしたとか、文句を書いています。
更にその後、スナップが錆びて壊れています。
20150501_21 20150501_22

ところが、今回の息子の話です。
手の平の「スリーポイントプロテクター」が、しっかり効果があったとのこと。
これのおかげで、路面に突いた手が滑って、強いショックを避けられたのだと。
普通の手袋だったら、もっと手首をひねっていたかも知れないと。
なるほど。
画像で分かりますでしょうか、コブが擦れて傷が付いています。
20150501_23

擦れ跡の多い左手は、うまく滑ってダメージなし。
あまり擦れなかった右手は、軽い捻挫。
これは「スリーポイントプロテクター」の効果だとのこと。

なるほど、そうですか。
毛羽立つとかベルクロがとかスナップが錆びたとか。
そんなのは、小さなことですね。
一番大事なのは、使う人の体を守ること。
この目的をしっかり果たしてくれた、このグローブに感謝です。

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Breva750とSR400とNIGHTHAWK750とFAZEで志賀坂峠から神流湖から土坂峠

つい先日の2015年4月26日と同じようなルート。今回は4人です。
私と息子、そして友人のNさんTさん。
2014年6月22日に食べ損ねた「峠のうどん屋 藤屋」を目指します。

Nさんの、ナイトホークNIGHTHAWK750。
珍しいですねー。
1991年発売。国内販売台数は750台限定。CBX750Fと同じ空冷DOHC。
ウィキペディアでは「全体的に性能を重視していないことが伺える車両」とのこと(^^;
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Kさんの、フェイズFAZE。
ホンダのサイトでは「スポーティーで斬新な車体の軽二輪スクーター」とのこと。
中古車ながら走行1000km台で、ぴっかぴか。
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志賀坂峠の上りで、息子が単独転倒。
体は、右手首を少しひねって捻挫。膝と左手は軽くぶつけた程度。
SR400は、マフラーエンド、ハンドルエンド、エンジンガードにスリ傷。
気を取り直して、志賀坂峠の埼玉側です。
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私の好きな、群馬側に下った所の小さな集落です。
左が今日5月2日で、右が4月26日です。
わずか10日で、春から初夏に変わっています。
天候や写りの違いもあるでしょうが。
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Kさんが「藤屋」に電話をしましたが繋がりません。お休みのようです。
仕方ありません。
神流川に沿って下り「道の駅 万葉の里」の天ざるそば850円。
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景勝地「三波石峡」です。
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少し戻って「土坂峠」。
私の好きな「頭文字D プロジェクトD編 埼玉バトル 対ランエボ戦」の舞台です。
バトルの舞台は今回上った群馬側のようですが。
埼玉側には、花海棠がまだ咲き残っていました。
「カイドウ街道」というのぼりも、沢山並んでいました。
ここも満開の時に来てみたいですが、関東高地の桜と時期が被るんですよねぇ。
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おまけです。
万葉の里の窓際の猫。
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息子の転倒については、項を改めます。

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2015年5月 1日 (金)

見てきました 国立歴史民俗博物館の通常展示

例えば、美味しいレストランで閉店の時刻がもうすぐ。
見ていないレンタルDVDが、気が付いたら返却日。
そんな時は、どうしますかね?
急いで一通りの料理をつまみ食いするか、残りの料理は後日にするか。
DVDを倍速で飛ばし見するか、後日ゆっくり見るか。

朝いちで入館し「大ニセモノ博覧会」でお昼すぎ。
特に期待もせず、ついでに通常展示も見ることにしました。
いやいや参りました。こちらも大変な充実っぷり。
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展示室は、原始・古代、中世、近世、民俗、近代、現代の6室に分かれています。
どれこもれも、一室でその辺の博物館並みの規模です。
現物大の再現展示、街並みのミニチュア、豊富な資料。ものすごい見応えです。
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50代の私がリアルに懐かしいのは、この辺ですね。
昭和の団地、ダグウッドさんのサンドイッチ。
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給食メニューの変遷、そしてゴジラ。
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東日本再震災で流失した、気仙沼の尾形家の復元。
私も 2013年7月6日に見てきた、石巻ハリストス正教会のミニチュア。
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かなりの急ぎ足で、とにかく一通り回って、閉館の17時ぎりぎりでした。
さすがは国立。
都立の江戸東京博物館や区立の深川江戸資料館も良いですが、規模において比較になりません。

あー惜しかった。もっとゆっくりじっくり見たかった。
そのうちに、もう一度来なくては。

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見てきました 国立歴史民俗博物館「大ニセモノ博覧会」

以前から気になっていた企画展です。

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千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)にて、企画展示「大ニセモノ博覧会 -贋造と模倣の文化史-」(2015年3月10日(火)~5月6日(水))を開催する運びとなりました。
本展は、ジュラ紀から現代まで約300点におよぶ「ニセモノ」「ホンモノ」の展示を通じて、それらがいかに独自の歴史や文化的な創造性を広げ、私たちの暮らしの中でどのような役割をしてきたのかを紹介する展覧会です。
これまで「ニセモノ」に焦点をあて、民俗学、考古学、人類学などの分野を飛び越えて紹介した特別展はあまり類をみません。
本展を通して、常に陰のイメージをもつ「ニセモノ」に対して、また新たな視点が生まれるかもしれません。
目からウロコの展覧会です!

千葉県佐倉市は、埼玉からは結構遠いんですよ。
電車なら、2時間ほど。
クルマですと、首都高から湾岸線で行くか、国道16号線で迂回するか。
いずれにしても渋滞のひどい経路で、どうも気が進みません。
会期は5月6日まで。えいやっとクルマで行ってきました。

近くにある、印旛沼の双子公園。広大な水辺は気持ち良いですね。
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さて、国立歴史民俗博物館です。
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会場内は撮影禁止ですので、唯一撮影可能だった記念写真コーナーのみ。
いかにもな雰囲気で展示されている「顔ハメ」と「人魚のミイラ」。
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買ってきた図録を撮影した画像を少し貼ります。
先の人魚は、昨年この博物館で作ったものだそうです。
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同様の物が、江戸末期から明治初期にかけて沢山輸出されていたそうです。
オランダやイギリスの博物館にも保管されているとか。
ペリーの文献に製造法が書かれているという展示もありました。

1980年代の「安南陶器ニセモノ事件」。
ベトナムの陶器のニセモノがたくさん売られ、偽の発掘作業の映像まで出回ったそうです。
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こういった書画の鑑定の難しさも、率直に説明されていました。
なかなか「なんでも鑑定団」のようなわけには行かないようです。
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ちなみにこちらは、池大雅のホンモノ。
えー、こんな絵がすごい価値があるんですか。
池波正太郎「剣客商売」の中でも、おはるさんが
「子どものいたずら描きみたいな絵」と言っていましたっけ。
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大笑いなのは、こちら。
「ヴュルツブルグの嘘石」
17世紀のヴュルツブルグ大学での出来事だそうです。
ヨハン・ベリンガー教授の元に持ち込まれた、不思議な化石。
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動物や植物はまだしも、月や星や光の化石まで(^^;
今の感覚では大笑いですが、ダーウィンの進化論の100年以上前の時代です。
実は、教授の性格の悪さを快く思わない同僚のたくらみ。
おかげで、教授は全財産を掛けて出版した論文を回収し不遇な晩年を過ごしたとか。

他にも、縄文時代の、貝に似せた土器の装飾品とか。
江戸時代の、安酒をブランド物に偽装する手順とか。
近代の、地方の旧家の宴会でニセモノの屏風や掛け軸を飾った様子とか。
ニセモノにまつわる様々な展示が盛りだくさん。

単なる金もうけ、ホンモノを超えるような意味のある品。研究目的のレプリカ。
現物の面白さもさることながら、それを生み出した人間の面白さまで。
大変に見応えのある企画展でした。

このあとも、大変でした。

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