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2015年5月30日 (土)

愛媛県南宇和郡愛南町「紫電改展示館」

「南レク」という観光施設内にある「紫電改展示館」です。入場無料。
失礼ながら、さほど賑わっているとは言えない雰囲気でした。
ウィキペディアや公式サイトを見ますと、県主導で作られた第三セクターのようです。
Nanreku

「紫電改」は、以下のように紹介されています。
ご存知ですか?幻の戦闘機・・・紫電改を
 昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。
 紫電改はゼロ戦に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。現存する、日本で唯一機です。

引き上げ後の修復は、最小限に留められているようです。
曲がったプロペラ、穴だらけの機体。
正面には、千羽鶴やメッセージなどが飾られています。
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昭和20年7月24日に豊後水道上空で米軍機と交戦し、未帰還となった6機のうちの1機と見られるとのこと。
その6機の搭乗員の紹介や、家族の言葉などもパネルとして展示されています。
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零戦にはない新装備。自動消火装置付きの燃料タンク。
引き上げ時の様子。
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はじめは来訪者も少なかったのですが、観光バスが到着して大勢が詰めかけました。
飛行服を着た係員が現れて、携帯拡声器を使って説明していました。
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開館10年の人気施設「大和ミュージアム」と対比しては、酷かもしれませんが。
あちらは、歴史的事実や遺物を淡々と並べている印象です。
それに対してこちらは、素朴ながら深い思いを込めた展示、という感じでした。

さーて。
午後はがらりと気分を変えて。
四万十市の海洋堂ミュージアムです。

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