世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」周辺の遺産群 その3
本庄市に移動しました。
まずは本庄市立歴史民俗資料館です。埼玉県の指定有形文化財。
JR高崎線の本庄駅から歩いてもすぐの場所です。
駐車場には、なにやら元気な少年たち。
明治16年に作られ警察署の建物で、県内では最古級の洋風建築とのこと。
その後、図書館や公民館に転用され、昭和55年に修復し現在に至るそうです。
ベランダの円柱の彫刻や、照明のレリーフなど、なかなか立派です。
展示品の「笑うはにわ」は、本庄市のゆるキャラ「はにぽん」のモデル。
その他、古代や江戸時代の宿場町の資料など、小規模ながら充実した展示が楽しめます。
関東大震災の際の虐殺事件や、戦後の民主化運動「本庄事件」も、きちんとした展示がありました。
忘れていました。入場無料です。
他の来場者はおらず、係のおじさんが、詳しく説明してくれました。
後から二人連れが来館して、ちょっとほっとしたりして(^^;
クルマを置かせてもらい、国道17号の旧道、昔の街道「中山道」を歩いてみます。
旧本庄商業銀行煉瓦倉庫は、国の登録有形文化財。
明治29年に建てられた、繭や生糸の保存倉庫です。
当時はなんと、銀行が繭や生糸を担保にお金を貸していたのだそうです。
昭和51年から洋菓子店になっていましたが、数年前に閉店。
その後本庄市が買い取り、修復中とのことです。
かつての繁栄を偲ばせる、大きな蔵も目につきます。
それらを美容室やカフェとして、再活用している事例もありました。
ですが。
とにかく、、、静かなんですよ、、、
街道のお約束、間口が狭くて奥行きのある「うなぎの寝床」の売地がありました。
145坪で870万円。坪単価6万円。JR高崎線本庄駅から徒歩15分。
参考まで、本庄駅から東京駅までは、約1時間半。
群馬県の中心地の高崎なら、たったの19分。
JR高崎線は、朝晩は10分間隔、昼間や夜でも20分間隔で出ています。
結構便利な場所だと思いますが、それはよそ者の気楽な感想でしょうか。
比べても仕方ないのは分かっていますけど。
2015年8月11日の上野桜木1丁目は、建物付きで23坪で9,550万円。
仮に建物を2,000万円とすれば、土地は23坪で7,550万円。坪単価330万円。
さーて。
どこかでお昼にしようと思ったのですが、そもそもお店がありません。
クルマで移動し、賑わう郊外のファミレスで、さくっと済ませました。
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