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2015年12月

2015年12月31日 (木)

スペイドで茨城方面

友人のKくんとKくん。三人でふらふらしてきました。
年末も押し詰まった12月29日ですが、、、
「大掃除?とっくに終わったよ。3年前にね!」おいおい(^^)

笠間稲荷神社。
「胡桃下稲荷神社」とあります。
「往古、この地には胡桃の密林があり、そこに稲荷大神さまがお祀りされていたことから」だそうです。
石の台座は大鳥居の跡。東日本大震災で倒壊とのこと。
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茨城空港。
展望デッキには「ガールズ&パンツァー」のカンバン。
以前来た時には、自衛隊の百里基地のある左側は見えないようになっていました。
偏光ガラスのような感じだったのが、普通の素通しに変更されています。
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空港のすぐわきに、F-4 ファントムII が2機。
銀の方がF-4EJ改 要撃戦闘機
1973年にライセンス国産された機体。
緑の方がRF-4EJ 戦術偵察機
ウッドペッカーは第501飛行隊の部隊マーク。
お尻がちょっとかわいい。
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すぐそばの航空自衛隊百里基地。
正門わきの展示スペース「雄飛園」は見学可能です。
代表者が住所氏名電話番号を記入し身分証明書を見せて入場。
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クリアフォルダーに挟んだA3の説明図を貸してくれます。
注意事項は以下の通り。
 エリア外は撮影禁止、禁煙、立ち入り禁止エリアには進まない
 トイレ自販機はない、道路横断には車両に注意、ゴミは持ち帰る
 危険行為は退場
展示機体は以下の通り。
 F-86D、F-86F、T-33A、F-104J、T-2、F-1、RF-4E、F-4EJ改
 20mm対空機関砲、各種の記念碑
工事中の建物は広報館だったと思います。
開いていなくて残念。
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帰りに、航空祭の時に配ったというカードを頂きました。
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かねふく めんたいパーク大洗。
工場は、機材をばらばらにして掃除中。
試食コーナーもあり。
群馬の こんにゃくパーク には及びませんが、美味しい(^^)
白いゴハンが欲しくなりますね。
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那珂湊市場は大混雑。
三色丼は美味しかったですが、メニューとはかなりの落差、、、
帰路のSAにも「ガールズ&パンツァー」のディスプレー。
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ガルパンは面白いですね。
「戦車道」という奇想天外な設定に、詳細なメカの描写。
引っ込み思案な主人公に多彩な仲間と強力なライバルという、ベタな展開。
これぞアニメの王道という感じです。

というわけで、年末までふらふらして今年も暮れます。
来年が良い年になりますように。

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2015年12月30日 (水)

行ってきました「サンダーバードinコンサート」その2

Thunderbirds 50th Anniversary
サンダーバードinコンサート2015 ~トレーシー・アイランドからの招待状~
2015年12月27日(日)の続きです。

会場は狭い方のホールC。といっても1,502席です。
遅いチケットなのでかなり後ろの席ですが、音響効果は充分。
大きなスクリーンもありますし。
自分用 オリンパス Monocular i も持ってきましたし。

物販コーナーは大混雑で、画像ナシです。
リストは先にご報告した通りです。
一番高価なのは「キャンバスARTS サンダーバード 小松崎茂画伯 限定200枚」12,960円
2016年には「インディ・ジョーンズ」や「ET」のコンサート。
こちらは同じ東京国際フォーラムでも、一番広いホールA 5,012席。
やはりサンダーバードとは、集客力が違うのでしょう(^^;

さて開演です。
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40人以上の楽団に、女性の司会者。
いきなり「第1話 SOS原子力旅客機 メドレー」。
番組のオープニングから発進シーケンスを経て救助シーンまで。
各シーンの映像と共に、テレビ版そのままの音楽を大迫力の生演奏。
 お馴染み1号2号の出動。
 緊迫した超音速原子旅客機ファイアーフラッシュ号の救助シーン。
 一転して、大豪邸からピンクのロールス・ロイスで出動するペネロープ。
いやもう、ナミダものの大感激(^^;

その後「ペネロープのテーマ」や「サンダーバード組曲」を映像と共に演奏。
こちらも大変良かったのですが。
私は、サンダーバードのテレビ放映内容は、ほとんどみんな憶えています(^^;
おかげで「ここでは本当はあの曲だよな」などと思ってしまうのが、ちょっとジャマでした。

第一部のゲストは、坂本健二という方です。
人形作りの話とか。
各キャラクターのモデルは誰だとか。
 フッドはユル・ブリンナー
 ぺネロープがブリジット・バルドー
 スコットはショーン・コネリー とかですね。

休憩をはさんで第二部です。
映画「サンダーバード劇場版」の音楽でスタートです。
スクリーンには、人類初の有人火星探査ロケット「ゼロ-X号」。
動画ではなく、小松崎茂さんの絵です。
権利関係で何かあったのかも知れませんが、これもまた嬉しいところ。

こちらのゲストは、宮川彬良さん。
「マツケンサンバII」や「宇宙戦艦ヤマト2199」を手掛けた方。
「宇宙戦艦ヤマト」などの宮川泰さんの息子さん。

この方のお話が、大変面白かったです。
プラモデルの2号の足が、引き込み式でなく倒れるだけで残念。
手で持って飛ばして遊んでいると、だらんと下がってしまう、と笑わせます。

まずは、サンダーバードのテーマ曲について。
この曲は、わずかの時間で世界一周しているのだそうです。
ピアノで演奏しながら、具体的に説明してくれます。
転調を繰り返して、オセアニアからアジアに飛び、最後に元の曲に戻って帰還。
さすがは超高速のサンダーバード。

終わりと初めの音が共通する曲はなんと、君が代。
 この世の幸せのために 行け海に陸に~ き~み~が~世~は
なるほど。

テーマ曲って、二つありますよね。
一つが先に書いた、日本の歌詞の付いた曲。
もう一つが、曲だけのもの。変な表現ですが。
なぜそうなったかの推理を語ってくれました。

サンダーバードは元々30分番組で企画され、後から60分になったのは有名な話です。
この経緯のせいではないか、と言うわけです。
発進シーケンスの曲を「もうちょい長くならない?」なんて頼まれたのではないかと。

ミニチュアを巨大に感じさせるために大きな役割を担ったテーマの2曲は、もう「神」。
私でも1曲なら何とかなっても、2曲はとても無理だと語ります。

バリー・グレイのCDを見せて、他の作品についても言及します。
海底大戦争スティングレイ、ジョー90、キャプテン・スカーレット、謎の円盤UFO。
聞き較べると、サンダーバードの「神っぷり」が良く分かる。
音楽ジャンルとすれば、サンダーバードはクラシック。
他は、エイトビートのポップス。
ジョー90のテーマ曲なんて、「スタイリー」のCMみたいと酷評(^^;
ありましたねぇ。「私ニ電話シテ下サイ、ドゾヨロシク」。

現在放映中の「サンダーバード ARE GO」。
音楽担当として「私に電話してくれれば良いのに」なんて言いながら、話は音楽から離れます。
子どもの頃の自分は、頭でっかちの人形を脳内で変換して、リアルな映像として見ていた。
それが今回の作品は、CGでわざわざ人形のように見せていると。
現役の番組を、容赦なく酷評(^_^;;;

更に話は続きます。
テレビ番組「題名のない音楽会」の司会をしていた佐渡裕さん。
佐渡さんいわく「1号から5号のデザインは、数字の1から5がモチーフ」だとのこと。
なんと、佐渡さん直筆のメモが映し出されます。
 1は縦長で、そのまま1号。
 2を左に倒すと、2号を横から見たノーズからテールフィン。
 3は、3号を下から見た所、中央の機体に3基のエンジンの丸。
 4を横に引き延ばせば、そのまま4号を横から見た形。
 5の下の丸を大きくすれば、5号を上から見て本体の丸に角ばったドッキングメカ。
なるほど。
3などちょっと苦しいですが、サンダーバード好きなのが良く分かります。

いやいやどうも。
ここまで言って良いのかと思うほどの面白さ。
ここまで書いてしまいましたけど、、、良いですよね。

さてエンディングです。
コーラスが4人入ってテーマソングを歌います。
そしてアンコール。
配られたビラの袋に歌詞カード。
さぁ、みんなで歌いましょう!
とは言え、声を張り上げての大合唱、、、でもなかったですが(^^;

いやー、楽しかったです。
拡大版「題名のない音楽会」という感じですね。
おまけです。

その後、東京駅前のイベント「東京ミチテラス」をぷらぷら。
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東京駅はプロジェクションマッピングではなくライトアップ。
3年前は、大変な騒ぎでしたからねぇ。

今年の秋にオープンした「GOOD DESIGN Marunouchi」。
日本デザイン振興会が開設。
「デザインで豊かな未来を築くためのコミュニケーション・スペース」。
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ちなみに、私のリターンバイク1号、ホンダ ゼルビスも、1993年に受賞しています。
Honda_g_1992

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行ってきました「サンダーバードinコンサート」

情報通の友人Oさんのつぶやきで教えてもらいました。
直前になっても、チケットが残っているようです。
このコンサートは知っていましたが、てっきり、すぐに完売かと思っていました。
年末の片づけを放り出して、ちょっと行ってみましょう。

Thunderbirds 50th Anniversary
サンダーバードinコンサート2015 ~トレーシー・アイランドからの招待状~

 ・演奏:Osaka Shion Wind Orchestra
 ・開催日:2015年12月27日(日)
 ・場所:東京国際フォーラム・ホールC
 ・開演:13:30/17:00
 ・チケット:S席 7,800円/A席 6,500円(全席指定・税込)
 ・スペシャルゲスト
  作曲家、音楽家の宮川彬良さん
  日本で唯一のサンダーバード人形作家の坂本健二さん
 ・演奏曲
  サンダーバード - メインタイトル
  第1話「SOS原子力旅客機」メドレー
  ペネロープのテーマ
  サンダーバード組曲より第1楽章 ほか
 ・来場者全員プレゼント
  キャラクターとメカが描かれた特製コースター
 ・ロビー展示
  全長約3.8m、20分の1サイズのサンダーバード2号の模型
 ・物販
  コースターセット 600円
  サンダーバード全記録 5,400円
  リアルキット01 ジェットモグラ モーターライズ 5.900円
  DXサンダーバード2号 4号付き 7,000円
 その他トミカなど
 ※翌日は大阪でも開催

Thunderbird2015

13:30からの回で、直前なのでチケットは当日に会場引き換え。
少し早めに行って、東京駅から歩きましょう。
東京駅前ではシトロエンDS。三菱一号館前ではフェラーリ360モデナ。
元の東京中央郵便局のレトロな姿を残した、JPタワー。
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夕方に備えて、昼間の東京駅を少し眺めておきます。
JPタワーの屋上庭園と、丸ビルのテラス。
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さて、会場の東京国際フォーラムです。
巨大、といっても床置きのサンダーバード2号。
プレゼント「特製コースター」は、こんな絵柄。
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観客は、私のようなおっさんばかりかと思いましたが、意外に様々でした。
中年夫婦や子ども連れは分かりますが、若い女性も結構目につきます。

さて、内容ですが。
感想は長くなりそうですので、後ほど。

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2015年12月28日 (月)

Breva750で再訪「秩父の旧吉田町」その2

さて「福田のフセギ」です。
10月11日の龍勢祭りの帰りに見かけたのが、こちら。
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あれぇ?
ここで良いと思いますが、、、
お札を立てた脇に、杭の跡があります。
穏やかな小さい集落を、ドコドコ抜けてみます。
耕作放棄らしい空き地のそばには、キレイなお家も。
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反対側の集落入口も、やはりお札だけ。
わきの草むらに、注連縄と大草鞋が放り出してありました。
通りかかった人に、聞いてみました。
年に一度なので、そのうち傷んで切れてしまうのだと。
お焚き上げとか、そういうことはしないようです。
あっそうか。
神社から頂くとかではなく、自分たちで作るのですからね。
「ここには、こんな大草鞋を履く大男がいるんだぞー」と(^^)
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おまけです。
東松山市の、国道299号バイパスの脇の牧場。
吉見町あたりの、妙にかわいい何かの倉庫。

これで今年のBreva750の走り納めです。
出発が遅かったので、走行約200Km。
平地をのそのそ流して、燃費は25.6Km/Lでした。
来年も、無事にバイクが楽しめますように。

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Breva750で再訪「秩父の旧吉田町」

快晴無風の12月26日、今年最後の土曜日です。
寒いのは平気ですが強風は嫌で、先週はパスしてしまいました。
今日は絶好のバイク日和。
年末の用事は放り出して、秩父の旧吉田町に行ってみます。
ここはバイクはもちろん、龍勢祭りウォークなど、何度も来ています。
前回、偶然発見した「福田のフセギ」を見てきましょう。

峠道はもう凍っているでしょう。
一般国道の田舎道を、たんたんと流します。
年末ですねぇ。ネズミ捕りも2か所で遭遇(^^;

国道140号に並行する、秩父鉄道の波久礼駅。
偶然、上り下りの電車が同時にホームに入る光景に遭遇です。
運行は1時間に2~3本で、1日に一度だけのラッキー。
駅の向かい側には、風布の山が見えます。
今年の夏に、タントで下りてきた橋も見えます。
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吉田の龍勢会館です。
さすがに今日あたり食事をしている人はいませんね。
古代米カレー550円。特にオススメということではありません。
干し柿は、ひと房1,200円と結構なお値段。
お正月飾りの松やナンテン(南天)が、どっさり並べてあります。
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旧吉田町に着きました。
龍勢のお山や椋神社も静かなもの。
駐在所脇の立派な建物は、何だったのでしょう。
入口そばには、秩父町約四里、皆野驛約二里 とあります。
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立派な建物は「旧武毛銀行本店」登録有形文化財第11-0005号。
1918年(大正7年)建設。
その後、秩父銀行、第八十五銀行、埼玉銀行、浦和法務局吉田出張所。
正面は白タイルで脇がレンガの、すっきりとした総二階。
隣には小さな八幡様。お賽銭もお供えしてきました。
造り酒屋があったり、先日クルマを停めた吉田川が見えたり。
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さて「福田のフセギ」ですが。
時間切れですので、後ほど。

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2015年12月26日 (土)

2004年の思い出「特別展 スター・ウォーズ サイエンス&アート」

映画「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」を見てきた息子の話です。
Xウィングファイターの、翼の構造が変わっていたとのこと。
ずっと前に見た展示会の図録と見比べてみます。
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右が、スター・ウォーズ サイエンス&アート の図録。
左が、今回のパンフレット。

なるほど。
第一作では、一枚の羽根が上下に分かれるような感じでした。
今回は、前後半分で分かれるような感じですね。

この図録の「特別展 スター・ウォーズ サイエンス&アート」。
2004年に、国立科学博物館で開催。
うへー。
11年も前です。連れて行った息子は、まだ小学生。

見返すとちょっと面白いので、少しだけ内容のご紹介。
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ルークは、当初女性としてイメージされていた。
アナキンが活躍したポッドレースの観客は、なんと色付きの綿棒。
初期のヨーダ案は、北欧神話のエルフのようで妙にかわいい。

この前に、京都の国立博物館で「アート オブ スター・ウォーズ」が開催されています。
2003年にEPISODE「4・5・6」、2004年に「1・2」の2回です。
それが東京上野の国立科学博物館「スター・ウォーズ サイエンス&アート」に繋がります。

サイエンスとは言っても、展示品の脇に科学的な解説パネルが添えてある程度でした。
公式サイトが、まだ残っていました。
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「惑星ホスの空は地球と同じように青色に見える。・・・」
それは地球の空が青い理由で、映画の考察というほどでも、、、(^^;

この頃に、様々な組織の独立行政法人化が進められています。
この展示会も、採算性向上のための新しい企画だったのでしょう。

余談です。
この博物館は独立行政法人化された後も、名前は「国立」のままです。
これは、海外の団体とのやり取りなどのため、例外的にそう名乗っているだけだそうです。

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見てきました 映画「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」

私ではなく、息子がです。
12月18日(金)公開。テレビのニュースでは、お祭り騒ぎのように報道されています。
この件について語ると長くなってしまう、うんちく昔話おじさんの私(^^;

私は、第一作をリアルタイムで見ています。
この年は、SF映画の当たり年だったんです。
 1978年2月 未知との遭遇(本国公開は前年)
 1978年7月 スター・ウォーズ(本国公開は前年)
 1978年9月 2001年宇宙の旅(リバイバル上映)

この3作は衝撃的でしたねぇ。
糸で吊ったピカピカのロケット、人物にはブルーバックのふちが見える。
そんなSF映画を、一気に過去の作品にしてしまいました。
例えば、東京ディズニーランドと、近所のたこ焼きヤキソバの遊園地。それくらいの差です。

特に、スター・ウォーズは良かったです。
小難しい理屈は一切なしのシンプルなストーリーを、大迫力の映像で見せてくれる。
スター・ウォーズの良さはそこにあると、私は思っています。
この意味で、最初の三部作は大好きですが、その後はちょっとねぇ。
というわけで、後の三部作のようであれば、今回作は見なくて良いと思っていました。

ところが、見てきた息子の報告です。
 いきなりハン ・ソロ船長が、あーなってこうなっているんだ。
 あの悪役はあの二人の息子なんだよ。つまりこういうこと。
 ルークは、このあたりでこう出てきて、ちょうど第一作のあの役回り。
 話しちゃうけど、ハン・ソロ船長は、最後にこうなんだ。
 とにかく、最初の三部作が好きな人には楽しめると思うよ。
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へぇー、そうなんだー。
君がそう言うなら、間違いないね。

言われてみれば、今回は最初の三部作の後の時代ですものね。
年末年始の楽しみが増えました(^^)

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2015年12月25日 (金)

歩いてきました「熊谷の街並み」

熊谷市は、人口約20万人。
東京駅から65km、在来線で70分ほどの地方都市です。
なかなかどうも、風情のある街並みです。

老舗デパート「八木橋百貨店」と大きな専門店「カノーヤ仏壇」。
外に雑誌ラックのある、懐かしい形式の本屋さん。
店内には、岩波文庫がずらり。
へぇ。日焼けしているのとキレイな本が混じっています。
ということは、結構売れているのでしょうか。
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同じような町の本屋さんがいくつか。
学生の多い町ですからね。
旗屋さんなんて、成り立つのですかね。
床屋さんは、かなりの田舎でも営業しているのを見かけます。
昔は栄えていたのでしょう。飲み屋さんが並ぶ一角。
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個人商店が閉まっていたり、駐車場が目立ったり。
地方都市は、どこも同じような感じで、、、困ったものです。
それでも、歴史ある地方都市の穏やかな風情も感じられて、面白いです。

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2015年12月23日 (水)

見てきました「片倉シルク記念館」

埼玉県熊谷市の目的地その2です。
ここは「熊谷イオン」ですが、施設としての名前は「片倉フィラチャー」。
製糸場という意味だそうです。
この場所は、片倉工業株式会社の石原工場の跡地です。
蚕糸事業から撤退後、各地の工場跡地を活用した不動産事業を展開しています。
世界遺産の「富岡製糸場」も、この会社の所有でした。

この敷地内に、同社の蚕糸事業の歴史を伝える「片倉シルク記念館」があります。
10年以上前に見学したきりなので、改めて見てきます。

敷地の真正面ではありますが、駐車場通路に囲まれ、あまり人は来ないようです。
中ほどの松の木は、昭和天皇の「お手植え」です。
当時は日本の基幹産業だったのですからね。
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2棟の建物が並んでいます。
記念館は「蔵作り倉庫」。
館内は撮影禁止ですが、許可を得て全体の光景だけ。
これらの機械は、富岡製糸場にもそのまま残っています。
残念ながらと言うべきか、そちらでは詳しい説明はほとんどありません。
それに対し、こちらでは詳細な説明があり、大変見応えがあります。
工場の説明だけでなく、寮や企業内学校の展示もありました。
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向かい合う、もうひと棟は「蜂の巣倉庫」。
縦に深い区画が無数に造られ、上から繭を投入し下から取り出す構造だそうです。
通路には、何種類もの桑の木。
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片倉関連の施設は、さいたま新都心「コクーン」など、何か所もあります。
中核事業が衰退した後、業態を変えて生き残ってきた、成功事例です。
最近では、富士フイルムなど、がんばっていますよね。
Fujifilm

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2015年12月22日 (火)

見てきましたが、、、映画「母と暮らせば」

快晴の土曜日です。急に時間が空きました。
Breva750出動!とも思いましたが、風は強いし・・・
埼玉県熊谷市で、あれこれしてきましょう。

まずは映画「母と暮らせば」です。
Hahatokuraseba

イオンシネマは、なんと55歳以上は1,100円(^^)
先日の「杉原千畝 スギハラチウネ」と、太平洋戦争つながり。
ナガサキを舞台にした、私の好きな山田洋次監督の最新作です。
 舞台は終戦後3年を経た、昭和23年。
 吉永小百合は、長崎で一人暮らしの助産師。
 夫を早く亡くし、長男は南方で戦死。
 二宮和也が、次男の医大生で原爆で亡くなり遺骨さえなし。
 黒木華が、その次男の婚約者で今も独身で小学校の先生。
 そんな暮らしの中で、二宮和也が生前の姿のまま亡霊として現れる。

山田洋次監督ですからね。
しみじみとした感動作であることは、間違いありません。

劇場は約120席で、観客は30~40人ほど。
上映中は、あちこちでハナをすする様子。
もちろん私だってそうです。

でもねぇ。
見終わって、どうも納得がいかないんです。

何と言いますか、ちょっと表現が難しいのですが。
「無理やり感動させられた」とでも言いますか。

例えば、こんなシーンです。
 小学生の本田望結ちゃん。
 年老いたおじいちゃんと姉妹だけの、貧しい暮らしです。
 先生の黒木華と「復員局」に行き、お父さんの消息を問い合わせます。
 片腕のない係員から告げられた内容は・・・
 本田望結ちゃんは悲しみをこらえ「私は長女だから泣いちゃいけない」。

これはもう、誰でも泣けちゃいますよね。
ですがこれでは、映画としての巧拙以前の話になってしまうと思うのです。

先日も書きましたが。
 戦艦大和が総攻撃を受け、艦上は怪我人死体ごろごろの阿鼻叫喚。
小学生でも分かる、生理的なレベルで戦争の悲惨さが伝わるでしょう。
これと同じレベルに感じてしまいます。

つまらなかった、ということは、決してありません。
心に残る、美しいシーンも沢山あったのです。
それでもどうも、入り込みきれない。

亡霊が出てくるファンタジーという、形式のせいかとも思います。
例えば、是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」とか「ゴースト/ニューヨークの幻」とか。
それぞれ、亡霊の「ルール」があって、それが効果的にストーリーに組み込まれます。

この映画でも、話が進むにつれ、様々なルールが明らかになります。
 お母さんにしか姿が見えない。
 見えても触ることは出来ない。
 どこへでも行けるが、婚約者の姿は意識して見に行かない。
 涙を流すと消えてしまう。

これらに気を取られて、連想のように疑問も浮かんで、気が散ってしまいます。
 なぜ次男だけ出てきて、夫や長男は出てこないのか?
 あの世では、お互いにどうしているのか? とか。
どうにも、困ったものです。

まぁ、私の「気の持ちよう」という気もします。

つい先日「杉原千畝 スギハラチウネ」を見てきたばかりです。
もうしばらく、余韻を楽しんでいれば良かったのに。
2週続けて映画に行って「胃もたれ」したようにも思います。

3月に上映予定の「家族はつらいよ」の予告編も上映されました。
まるで「次は喜劇をやるからね」と、言い訳をしているように感じてしまいます。
Kazokuhatsuraiyo

わずか3ヶ月後というハイペース。
高齢の山田洋次監督、大丈夫ですかと、気になってしまいます。

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2015年12月19日 (土)

当たっちゃいました「ネスカフェ バリスタ」

近所のスーパーでクジを引いて、2等賞(^o^)
Nescafe

ウチでは、日常的にコーヒーを飲む習慣はありません。
スティックタイプのインスタントを、気が向いたら飲む程度です。

こんなのどうせ使わない、、、と思ったのですが。
これは意外に便利です(^^)

事前準備は、専用のインスタントコーヒーを投入して、水をタンクに入れるだけ。
飲む時は、電源を入れて30秒ほどで準備完了。
後は、好みのコーヒーのボタンを押すだけです。

カフェラテが、なかなか面白いんです。
事前にカップに粉末のクリームを入れておいて、スイッチオン。
初めにピュピュピュ!と熱湯噴射して泡立て、その後コーヒーが注がれます。
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自販機のコーヒーのように、とにかく手間がかからない(^^)
便利さに加えて、味が絶妙なんですよ。
普通のインスタントより美味しく、ドリップには及ばないという(^^;

もちろん、私にはこれで充分です(^^)

【2015年12月20日追記】
書き忘れていました。ちょっとした裏技です。

このキカイは「カップ温めモード」があります。
カフェラテボタンとカプチーノボタン同時押しで、お湯だけが噴射されるんです。
デフォルトでは20ccですが、「長押し」でお湯の量の設定変更が出来ます。
つまり、お湯の量を増やして「カップ一杯分の瞬間湯沸かし器」としても使えます。

これで、買い置きの「ブレンディスティック」も飲めます(^^;

【2015年12月21日追記】
更に追記して、画像も添えてしまいます。
ブレンディスティックのカフェオレの様子です。
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熱湯を高圧で噴射しますので、素晴らしい泡立ち!
カップ6割位のお湯で、カップのフチまで一杯に泡立つんです。
その後少し落ち着いて、クリーミーな泡がたっぷり。
スプーンでかき混ぜるより、ずっと美味しい(^^)

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2015年12月18日 (金)

見てきました 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」その3

主人公の杉原千畝の描写も良かったですねぇ。

有能な外交官でありながら、悲運の人だったことが、しっかり伝わります。
 満州で成果を上げたが、危険人物とみなされてモスクワ赴任は叶わない。
 プロイセンでナチスドイツのソ連侵攻の情報を得るが、日本からは黙殺される。
 ついに、最後の任地ルーマニアでの命令は「何もするな」。
祖国の危機に、外交官として何も出来ない悔しさは、どれほどかと。

それを表すシーンは、華やかな各国外交官の集まったパーティ。
美しく楽しげなワルツの踊りの中で、立ち尽くす杉原夫妻。
そこに、太平洋戦争の臨時ニュースから沖縄戦や本土爆撃までの映像が重なります。
涙も叫びも苦悶の表情もなしで、主人公の心の痛みがしっかり伝わります。

脇役も、みんな魅力たっぷり。
小日向文世演じる駐ドイツ大使とか、JTBの社員とか、ユダヤ人の祖父と孫とか。
小さなエピソードも、魅力たっぷり。
ピクニックに見せかけてドイツ軍の動向を探るとか。
名言「世界は大きな車輪のようなもの」とか。
挙げていくともう、キリが無いです。

最後に、気になった点をひとつだけ。
ドイツ人のかつての恋人の頼みで、アメリカへの亡命者にビザを発給します。
彼らは科学者で、亡命後原爆を開発し戦争の早期終結の道を開いたと、語られます。
うーん。
この映画は、あくまでフィクションです。
また、個人的には「歴史観」のような議論は避けたいです。
それでもねぇ。
ここは、少しでもヒロシマ・ナガサキにも言及して欲しかったですねぇ。

余談ですが、有名な「終戦を喜びキスをする水兵」のシーンも再現されていました。
Life_19450827

というわけで。
いやー。良かったです。
メインのストーリーは当然「命のビザ」ですが、周辺のエピソードも名シーンが満載。
ことさら悲劇や緊迫感を強調しなくても、平易で丁寧な描写で深い感銘が得られる。
見て損のない映画だと思います


おまけです。
ユダヤ難民たちが、船から日本が見えた時に歌うユダヤ国歌「ハティクヴァ」。
映画の字幕とは違うでしょうが。

 心の底で切望していた
 ユダヤの魂はずっと求めて来た
 そして歩き出した、東の果てへ
 その眼は、ただシオンの地を見続けた
 希望は未だ尽きない
 二千年続いたその希望
 自由のある私たちの国
 シオンとエルサレムの国
 自由のある私たちの国
 それはシオンとエルサレムの国

杉原千畝夫婦が踊る、と言いますか。
日本敗戦のバックに流れる曲は、これで良いでしょうか。
ヨシフ・イヴァノヴィチの「ドナウ川のさざなみ」。
http://m.youtube.com/watch?v=JPX_1nowjSI

もうひとつ、おまけです。
2016年3月12日公開予定 山田洋次監督作品 「家族はつらいよ」
20151215_3

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2015年12月16日 (水)

見てきました 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」

ウチの近くのシネコンは何と「感謝の3days 料金1,100円デー」実施中です。
この機会を見逃しては、もったいない。
20151215_1

今私が見たい映画が3本あります。ちょうどポスターが並んでいました。
20151215_2

今日は「杉原千畝」です。
平日夕方の回で、例によって観客は私含め2名(^^;
Sugihara

いやー良かったです。
書き出すと、終わらなくなりそうですが。

まずはとにかく、話の流れが良いこと。
第二次大戦前夜から終戦までの世界情勢が背景となります。
その中で起きる事件を、因果関係に沿って描いています。
複雑な状況もシーンのつながりが良いので、ぐいぐい引き込まれます。

各シーンの描写自体は、むしろ淡々としている印象です。
例えば、関東軍、ナチス、ソ連軍の行為がそれぞれ描かれます。
当然悲惨なシーンもありますが 、ことさら残虐さを強調するような演出はなし。
これで良いんだよなー、と思います。

同様に、杉原千畝のユダヤ人へのビザ発給のシーンも淡々と描かれます。
重大な決心をする苦悩の表情、大量のビザの手書きで疲れ果てる。
そんな描写はあまりなく、手書きの代わりのゴム印が出てくる程度。
これで良いんだよなー、と思います。

よくありますよね~。
例えば、時代劇で「血しぶき飛んで首や腕がごろん」となる、あれやこれ。
太平洋戦争で「総攻撃で艦上は怪我人死体ごろごろ」が延々と続く、あれ。
見せたいのは、そこなのですか?
物語の悲惨さを描くのに、生理的ショックという安易な手法を取るんですね?
というような。
そういった映画とは、まさに対極と感じました。

ユダヤ人の描写も、良かったですねぇ。
進退きわまり、日本領事館の前に続々と集まる。
それでも、柵を登ろうとする仲間を押し留め、静かに待つ。
日本に向かう船上から、ついに陸が見える。
皆で歌うイスラエル国家「ハティクヴァ」。
淡々と押さえた描写だからこそ、力強く胸の奥深く迫るのだと感じました。

更には、現在の欧州難民危機や今も続く東日本大震災の被災者まで思い起こされ、、、
などと軽々に書いては、申し訳ありませんが。

あー、まだ書き足りません。
困りました。

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2015年12月15日 (火)

遭遇しました「ヤマハのHS1」

良く晴れた土曜日です。
NB6Cロードスターをコンビニに駐めると、後ろに何やらボロっちい小型バイク。
オーナーの方と目があって、そのまま話し込んでしまいました。

珍しいヤマハのHS1。90cc2サイクル2気筒。
タンクなど色あせていますが、ワイヤーやチューブ類は新品、配線もキレイです。
埼玉県北本市内にある、古いバイクが並んでいるショップで購入したそうです。
20151212

カブを買いに行ったら、これを薦められたとのこと
低速トルクが細いので、普通の道路では5速まで使えない。
回転が下がると「ムモモモモー」ってなっちゃう。
その代わり、回せば軽く交通の流れに乗れる。
後ろから来て並んだクルマに「くさいよ」と笑われた、などなど。

今どき2ストの煙とは、ずいぶんと迷惑な話です(笑)
ウチのSRやBreva750の話になり、この方も以前はSRにFCRキャブを入れていたとか。
NB6Cロードスターも見て、座ってみてもらったり。

軽い寄り道のはずが、盛り上がってしまいました(^^)
おまけです。
右下の画像は、12月18日公開のスター・ウォーズ新作にちなんだアイス。
「ロッテ ダークサイドモナカ」税込172円。
ざくざくした食感で、美味しかったですよ(^^;

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2015年12月14日 (月)

遭遇しました「ミツオカのマイクロカー」

最近見かけた、ヘンなクルマのご紹介です。

薄曇りの寒い日曜日。近所のうどん屋さん。
駐車場に、ミツオカの50cc原付マイクロカーが3台。
画像の縦横比率がおかしいみたいですが、これで合っています(^^;
20151206_1

あーこれは、ミツオカのアレですね。
最近はめったに見かけませんが、それが3台も連なって。
Mitsuoka_mc1

大体私と同年輩のおじさんたちです。
「ツーリングですか?」と声をかけますと、嬉しそうにうなずいて下さいました。
ナンバーを見ると、都内の練馬区、埼玉県の朝霞市と志木市。
えぇ?
ここは久喜市菖蒲町。片道50kmはあるでしょう。
いくら空いた裏道を探して走っても、これが3台も連なると・・・
クルマでの追い越しも大変ですし、ずいぶんと迷惑な話です(笑)

「そうなんですよ、遅くてねー、それに寒くて」と笑っていました。
ナビはもちろん、バケットシートやモモのステアリングを入れたり。
ひざかけも乗せていたり。

これはどうも、楽しそうですねー(^^;

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2015年12月13日 (日)

F800ST クラッチ改造!

以前、F800STのクラッチ重さ軽減にトライして、撃沈しました。

先日、同じF800STにお乗りの tetsu さんよりコメントを頂きました。
クラッチのレリーズレバーを、延長加工したとのこと。

えぇ?
かなりの力がかかる部品で、素人に出来る加工ではありません。
どこでどうやったのか聞いてみましたら、メールでご連絡を頂きました。
画像はこちらです。
20151213

ははぁ。
途中で切って、溶接して延長してあるのですね。
これなら、確かに効果があるでしょう。
「費用は加工代、脱着代、シール類で17,000ほど」だったそうです。

ちなみに、私が単気筒のF650CSに取り付けた社外パーツが、税別9,800円でした。
それを考えますと、決して高くは無いように思います。

さて、気になるお店ですが。
お店の了承も頂いていませんし、tetsuさんにご迷惑をかけてはいけません。
埼玉県内にある、お店です。
気になる方は、私あてメールを頂ければご連絡することにさせてください。
gfh00322@nifty.ne.jp

tetsu さん、情報を頂き、どうもありがとうございました(^^)

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2015年12月12日 (土)

皇帝ダリア

今年の秋は、この草花がやたらに目につきます。
びゅーんと2~3メートルにまで成長して、長く花を咲かせています。
20151209

これを撮っていたら、後ろから見知らぬおばさんに…
「この花はなんという名前ですか?」と聞かれました。
やはり、私と同じように感じていたそうです。

調べたら「皇帝ダリア」と言うのですね。
以前からあったのに、気付かなかったのでしょうか?

「皇帝ダリア 流行」といったキーワードで検索してみます。
数年前から流行っていたようです。

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2015年12月11日 (金)

野坂昭如さん

小説家の野坂昭如さんがお亡くなりになりました。
1930年10月10日 - 2015年12月9日 85歳

私が高校生の頃から愛読していた作家です。
自称「焼跡闇市派」として、戦中戦後の世相を様々に描いていました。
なんとも「おどろおどろしい」とでも言うような、独特の文体が魅力でした。

代表作のひとつ「火垂るの墓」は、ジブリで映画化されています。
私が、唯一見られない・見ていないジブリ映画です。
これはもう、可哀そう過ぎに決まっていますので。
この「火垂るの墓」と「となりのトトロ」が、初公開で同時上映だったのは有名な話です(^^;

話は戻って。
野坂昭如さんと同世代で、私の好きな作家さんのお年を調べてみました。
 五木寛之 (1932年9月30日 - ) 83歳
 小松左京 (1931年1月28日 - 2011年7月26日)
 筒井康隆 (1934年9月24日 - ) 81歳

SF小説では、少しだけお若いですが、今年はこの方も亡くなっています。
ウルフガイシリーズなど、新作を楽しみに読んだものでした。
 平井和正 (1938年5月13日 - 2015年1月17日)

その他、このブログに度々登場する同世代の方々は、こんな感じ。
 安野光雅 (1926年3月20日 - )89歳
 山田洋次 (1931年9月13日 - ) 84歳
 中沖満   (1932年 - 2007年8月14日)
 摺本好作 (1936年 - ) 79歳
 宮崎駿  (1941年1月5日 - ) 74歳

私がファンだった方々が、第一線から退き、お亡くなりになる。
それだけ、私もトシを取ってしまった、という事ですねぇ。

一方、五木寛之さん筒井康隆さんは、最近も新刊が出ています。
「聖痕」は私も読みました。良かったですねぇ。 
摺本好作さんは、あの通りにお元気。
山田洋次さんも、新作「母と暮らせば」が今週末に公開。
更に次回作は「家族はつらいよ」。
2年前の「東京物語」の出演者が揃い、来春公開だそうです。

宮崎駿さん、なんとかジブリで長編をお願い出来ないでしょうか。
山田洋次さんより10歳もお若いのですから。

揚げ足取りです。

野坂昭如さん公式サイト
Nosaka_1 Nosaka_2
1963年 小説「エロ事師」発表
→ 「エロ事師たち」です。

中沖満
Nakaoki_wiki
バイク雑誌『ライダースクラブ』(枻出版社)では「鉄と心のふれあい」というページを担当した。
→ 「鉄と心とふれあいと」ですよねぇ。

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2015年12月 8日 (火)

行ってきました「寄居町 鉢形城跡」

先日 ホンダの工場見学 に行った寄居町。

人口35,099人(平成26年)という小さな町です。
時々出掛けている 釜山神社や日本水 も、この町にあります。
ウチからは、ほんの50Km足らず。
快晴の土曜日、Breva750とSR400で、ちょっと見学の復習に行ってきます。

寄居工場の見学の際の入口です。案内板では南口とのこと。
休日ですので閉まっています。
駐車場の先に、先日のウェルカムセンターや工場の建物が見えます。
部品や資材の納品でしょうか、数分おきという感じでトラックの出入りがあります。
中に入れる訳ではないので、、、これだけ(^^;
20151205_02

さて「鉢形城跡」に向かいます。
戦国時代の城跡で、日本100名城にも入っています。
井伏鱒二の「武州鉢形城」という小説にもなっています。 
まずは「鉢形城歴史館」。
内部は撮影禁止なので、ロビーまで。
20151205_03
鉢形城の遺構のミニチュアなど、分かりやすく展示されています。
2012年3月にF800STで来て以来ですが、、、展示内容は変化なしです(^^;
ロッソさん おひざ元の「所沢航空発祥記念館」も行かなくては。

その後、城跡をぷらぷら歩きです。
荒川と深沢川に挟まれた、断崖絶壁の上です。
20151205_04

お昼は、すぐそばの「鉢形茶屋」で、ざるそば864円と舞茸天ぷら540円。
座敷でのんびり出来ます。
20151205_05

さーて、明るいうちに帰りましょう。
日が短くて物足りませんが、、、仕方ないですね。

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2015年12月 6日 (日)

工場見学です「本田技研工業株式会社 埼玉製作所 寄居工場」

埼玉県○○協議会、といった団体での見学会です。
とは言っても、特別な内容ではなく一般的な見学コースです。

まずは、といいますか、工場内は撮影禁止なので、画像はこれだけです。
受付ロビーには、フィットなどの車両とパネルなど。
20151130_1

・ホンダの社員は、事務系も含め全員白い作業服上下
・↓30% は、車1台あたりの生産エネルギー30%低減の説明パネル
・大きなパネルには、ホンダの歴史と様々なスローガン
  夢へのチャレンジとその実現で、世界に喜びと感動を
  120%の良品
  自由な移動の喜び
  自由競争が産業を育てる
  走る実験室
  三現主義
  個性のない技術は価値がない など

説明の会場です。
・見学者は、帽子と安全メガネを着用。
・帽子はそのままオミヤゲ。他にパンフレットとお茶。
20151130_2

聞いた話など、幾つかメモしておきます。

・建物配置
 建物間の移動は「スカイウォーク」という渡り廊下で、人は地面には下りない。
 部品なども同様に、空中に搬送経路がある。
 地上はトラックだけが通り、他の物や人とは交差させない。
 配管類は下水以外はすべて地上や壁面に露出させ、整備性を良くする。

・サスペンション組み付け
 完成重量の荷重をかけ前後を同時組み付け、精度を上げて操縦安定性を向上させる。

・塗装
 ボディは微妙な色合いの差を出さないため一体で塗装。これは一般的。
 作業性向上のため一旦ドアを外して、ずっと後の工程で再度戻す。

・産業用ロボット
 ライン別に「黄色いファナック」と「青い安川電機」。

・テストコースのフェンス
 近くの「埼玉県立げんきプラザ」から見えてしまい、フェンスを増設した。

一般的な常設見学コースではありますが、やはり面白かったです。
例えば、コンニャクやポッキーなどの食品工場とは違い、行程のすぐそばまで寄れますしね。
搬送されたフロアパネルに向かい、10台近いロボットアームが一斉に動き出すのは、壮観です。

その他一般的なデータは、以下の通りです。
・2013年7月に稼働開始し、世間では「国内最後の乗用車工場」と言われている
・2015年2月より工場見学の受け入れを開始
・ホンダ社内では、以前からの狭山工場エンジン生産の小川工場と共に、3工場で埼玉製作所と呼ぶ
・フィットやヴェゼルなどの小型車を製造
・工場の概要は以下の通り
  生産能力:25万台/年(1055台/日)
  敷地:95万平方メートル
  従業員:2200人
・主な建屋は以下の通り
  ボディのパネルを作るプレス加工工場
  バンパーやインパネを作る射出成型工場
  完成車の組立工場
  食堂1500席やロッカールーム医務室などのあ る厚生棟
  来客対応の「ウェルカムホール」
  周回1.6kmの走行試験コース

多少は画像がないとツマラナイですね。

画像付きで詳しく紹介しているサイトはこちら。

経済ジャーナリスト 片山修のオフィシャルブログ
Hondayorii_11 Hondayorii_12

MONOist
新型「フィット」を作り出す最先端技術の数々――ホンダが寄居工場を公開
Hondayorii_21 Hondayorii_22

【2015年12月7日追記】

2015年12月5日(土)に、入口の前まで行ってきました。
ゲートが閉まっていて中には入れませんが。
左側の画像が「ウェルカムホール」の建物です。
その左側に、工場内への入場ゲートがあります。
右側の画像が、工場棟です。
地上のトラック用通路の上に、窓のある通路「スカイウォーク」が見えます。
20151205_01

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2015年12月 4日 (金)

見学もう少し「荒川ふるさと文化館」

荒川ふるさと文化館の常設展示も見てみます。

発掘土器から始まり近代までの、失礼ながら、よくある歴史展示です。
その中で「昭和41年頃の復元家屋」が面白かったです。

これも、よくある内容ではありますが、増改築の事例というのが面白いですねぇ。
三軒長屋が、二間を繋いだニコイチやモルタル二階に改装された事例だそうです。

脇の作業部屋には、靴箱が積まれていました。
少し(でもないか…)昔は、こんな「家内制手工業」の家が沢山あったのですね。
高度経済成長期の初めの、リアルな内容ですねぇ。

撮影禁止で画像が無いので、公式サイトを少しキャプチャ。
Arakawa_jyosetsu

それから「路地の生成過程と分類」というパネルがありましたよ。
再開発に伴う調査結果だそうです。
へぇー。
どんな分野でも調査・研究・分類があるものですねぇ。
面白いのでメモを取りました。
以下のように4分類されるそうです。

 袋小路型 :行き止まりの路地
 引き込み型:奥の旧家へ路地を引き込み、路地に沿って家いえが並ぶ
 通り抜け型:道と道をつなぐ路地
 裏道型  :家の裏の空き地が繋がった路地、生活者のみが利用

さーて、そろそろ帰りましょう。
その辺の「通り抜け型路地」をウロウロしながら、東京メトロ日比谷線の南千住駅へ。

なるほどねぇ。
クルマが入れないような道に、自転車が沢山置いてあったり。
古びた注意看板の向こうに、スカイツリーが見えたり。
屋根上の物干し台の上空に、飛行船が飛んでいたり。
4メートル道路の、葬儀屋さんたこ焼き屋さんの前で、小学生が遊んでいたり。
20151129_10

どんな街並みでも、歩いてみれば、それなりの風情があるものですが。
一応は地域の歴史展示を見たうえで歩くと、やはり余計面白いです。
というわけで。

 都電荒川線 165円
 天ぷらそば 340円
 自販機お茶 130円
 入館料   100円
 図録    560円

お昼食べて 一日見て回って図録のおみやげ付きで、なんと合計1,295円(^_^)

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2015年12月 3日 (木)

見てきました「続・下町の空想画家 小松崎茂展」

やっと会場に到着です(^^;

 続・下町の空想画家 小松崎茂展(平成27年度第1回荒川ふるさと文化館企画展)
  主催  :荒川区・荒川区教育委員会
  日時 :平成27年10月17日(土曜)から12月6日(日曜)まで
  会場 :荒川区立荒川ふるさと文化館 1階企画展示室
      荒川区南千住6-63-1 (南千住図書館 併設)
  入館料:100円
Komatsuzakiten_1 Komatsuzakiten_2

広いロビーの荒川ふるさと文化館。上階が図書館です。
こちらの企画展スペースで、小松崎茂展が開催されています。
資料室には、関連書籍も色々。
例によって、会場内は撮影禁止です。
20151129_06

展示品は、正直なところ、さほど多くはありません。
絵物語、戦記もの、未来ものなどの定番展示。
プラモデルのボックスアートも、ほんの数点。

その代わり、地域性のある展示が良かったです。
南千住に関わる作品や、松本徽章の奥の細道シリーズなど。

自伝的な絵物語は、カラーコピーをパウチして綴じて、読めるようになっていました。
これが面白くてね。しっかり読みふけってしまいました。
主人公と絵描きを目指す友人との話です。
それが次回は一転、「ちょうどそのころ」というように太平洋戦争の空中戦。
今の視聴率稼ぎのような、読者サービスなのですかね。

感心したのは、図録の充実振りです。
A4版、全カラー88頁で560円。
豊富な図版はもちろん、絵物語のあらすじや作品解説やコラムなど。
なかなかに「読ませる」内容です。
これで560円では、安すぎです。
20151129_07

最後に、私にとっての、バイク関連の新発見のご報告です。
ホンダのスクーター「ジュノオ」というのがありまして。
独創的な野心作だったものの、重くて遅くて、販売は振るわなかったようです。
これのデザインに、小松崎茂が関わっていたと「いわれる」そうです。
20151129_08

後からから調べたら、ウィキペディアにも載っていました。
Hondajuno

言われてみれば、未来的で小松崎茂っぽいデザインに見えてきます。
というわけで、大変収穫の多い展示会でした。

これで終わり、、、ではなくて。
この後、常設展示も見学です。

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2015年12月 2日 (水)

歩いてきました「日光街道」

さて、国道4号・日光街道を歩きます。
ほぉー。「中山式腹巻」のビルや、歴史を感じさせる質屋の蔵。
20151129_04
円通寺には、上野寛永寺の総門が移築されています。
明治維新の1868年(慶応4年)の上野戦争の銃弾跡が、ぼこぼこ開いています。
更には、1963年の「吉展ちゃん誘拐殺人事件」の遺体発見現場なんですって。

その先には素盞雄(すさのお)神社。
素盞雄大神といえば、天照大御神の弟神。
八俣大蛇を退治して、草薙の剣を手に入れた神様。
銀杏の美しい境内には、七五三参りの親子連れが何組も。
20151129_05
その先には、隅田川に架かる千住大橋。
芭蕉のおくのほそ道の起点ですね。
深川から舟に乗って出立し、千住大橋付近で船を下りた、旅の始まりの場所です。
ですが、、、
両側に首都高と水道管があり、見晴らしは良くありません。
あまり風情があるとは言えませんねぇ。

ここまで来ると、小松崎茂展の会場はすぐそこです。
やっと到着ですが、続きは後ほど。

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2015年12月 1日 (火)

乗ってきました「都電荒川線」

2015年11月29日(日)です。
こんな展示会を見に行きました。

 続・下町の空想画家 小松崎茂展(平成27年度第1回荒川ふるさと文化館企画展)
  主催  :荒川区・荒川区教育委員会
  日時 :平成27年10月17日(土曜)から12月6日(日曜)まで
  会場 :荒川区立荒川ふるさと文化館 1階企画展示室
      荒川区南千住6-63-1 (南千住図書館 併設)
  入館料:100円
  展示解説図録:A4版、全カラー88頁 価格560円

Arakawaku

「続」とあります。前回は、2005年7月30日から9月25日だったようです。

小松崎茂関連の、過去の書き込みです。
私の昔のホームページです。

さて、会場は下町の荒川区南千住です。
地下鉄日比谷線の南千住駅が順当ですが、ひとひねり。
JR王子駅で降りて、都電荒川線で行きます。
久し振りに乗りますが、結構混むのですねー。
6分間隔の運行で、立ち乗りの人で一杯です。
それにしても、どうですかこの風情。
社内ポスターも、三味線や、どぜうなまずくじらのお店。
20151129_01

車両番号7030、昭和31年9月製造、昭和62年に改造。
沿線の景色も楽しんで、これで大人170円・カードなら165円。
これは安い(^^)
20151129_02

終点の三ノ輪駅周辺です。
駅前のお店「創業寛永七年 名菓 千鳥屋」で、「千鳥饅頭」を購入。
さっとお茶が出ます。さすが(^^)
「チローリアーン」というテレビCMをご存知の方は、私と同世代以上でしょう(^^;
国道4号からの入り口はこの通り。
写真館のビルの中を通り抜けるような感じです。
早めのお昼に、角のお店で、天ぷらうどん340円。
20151129_03

いやもう、下町情緒たっぷり過ぎです(^^)

さてこれから国道4号「日光街道」を歩いて会場に向かいます。
続きは後ほど。

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