工場見学です「本田技研工業株式会社 埼玉製作所 寄居工場」
埼玉県○○協議会、といった団体での見学会です。
とは言っても、特別な内容ではなく一般的な見学コースです。
まずは、といいますか、工場内は撮影禁止なので、画像はこれだけです。
受付ロビーには、フィットなどの車両とパネルなど。
・ホンダの社員は、事務系も含め全員白い作業服上下
・↓30% は、車1台あたりの生産エネルギー30%低減の説明パネル
・大きなパネルには、ホンダの歴史と様々なスローガン
夢へのチャレンジとその実現で、世界に喜びと感動を
120%の良品
自由な移動の喜び
自由競争が産業を育てる
走る実験室
三現主義
個性のない技術は価値がない など
説明の会場です。
・見学者は、帽子と安全メガネを着用。
・帽子はそのままオミヤゲ。他にパンフレットとお茶。
聞いた話など、幾つかメモしておきます。
・建物配置
建物間の移動は「スカイウォーク」という渡り廊下で、人は地面には下りない。
部品なども同様に、空中に搬送経路がある。
地上はトラックだけが通り、他の物や人とは交差させない。
配管類は下水以外はすべて地上や壁面に露出させ、整備性を良くする。
・サスペンション組み付け
完成重量の荷重をかけ前後を同時組み付け、精度を上げて操縦安定性を向上させる。
・塗装
ボディは微妙な色合いの差を出さないため一体で塗装。これは一般的。
作業性向上のため一旦ドアを外して、ずっと後の工程で再度戻す。
・産業用ロボット
ライン別に「黄色いファナック」と「青い安川電機」。
・テストコースのフェンス
近くの「埼玉県立げんきプラザ」から見えてしまい、フェンスを増設した。
一般的な常設見学コースではありますが、やはり面白かったです。
例えば、コンニャクやポッキーなどの食品工場とは違い、行程のすぐそばまで寄れますしね。
搬送されたフロアパネルに向かい、10台近いロボットアームが一斉に動き出すのは、壮観です。
その他一般的なデータは、以下の通りです。
・2013年7月に稼働開始し、世間では「国内最後の乗用車工場」と言われている
・2015年2月より工場見学の受け入れを開始
・ホンダ社内では、以前からの狭山工場エンジン生産の小川工場と共に、3工場で埼玉製作所と呼ぶ
・フィットやヴェゼルなどの小型車を製造
・工場の概要は以下の通り
生産能力:25万台/年(1055台/日)
敷地:95万平方メートル
従業員:2200人
・主な建屋は以下の通り
ボディのパネルを作るプレス加工工場
バンパーやインパネを作る射出成型工場
完成車の組立工場
食堂1500席やロッカールーム医務室などのあ る厚生棟
来客対応の「ウェルカムホール」
周回1.6kmの走行試験コース
多少は画像がないとツマラナイですね。
画像付きで詳しく紹介しているサイトはこちら。
経済ジャーナリスト 片山修のオフィシャルブログ
MONOist
新型「フィット」を作り出す最先端技術の数々――ホンダが寄居工場を公開
【2015年12月7日追記】
2015年12月5日(土)に、入口の前まで行ってきました。
ゲートが閉まっていて中には入れませんが。
左側の画像が「ウェルカムホール」の建物です。
その左側に、工場内への入場ゲートがあります。
右側の画像が、工場棟です。
地上のトラック用通路の上に、窓のある通路「スカイウォーク」が見えます。
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