見てきました「片倉シルク記念館」
埼玉県熊谷市の目的地その2です。
ここは「熊谷イオン」ですが、施設としての名前は「片倉フィラチャー」。
製糸場という意味だそうです。
この場所は、片倉工業株式会社の石原工場の跡地です。
蚕糸事業から撤退後、各地の工場跡地を活用した不動産事業を展開しています。
世界遺産の「富岡製糸場」も、この会社の所有でした。
この敷地内に、同社の蚕糸事業の歴史を伝える「片倉シルク記念館」があります。
10年以上前に見学したきりなので、改めて見てきます。
敷地の真正面ではありますが、駐車場通路に囲まれ、あまり人は来ないようです。
中ほどの松の木は、昭和天皇の「お手植え」です。
当時は日本の基幹産業だったのですからね。
2棟の建物が並んでいます。
記念館は「蔵作り倉庫」。
館内は撮影禁止ですが、許可を得て全体の光景だけ。
これらの機械は、富岡製糸場にもそのまま残っています。
残念ながらと言うべきか、そちらでは詳しい説明はほとんどありません。
それに対し、こちらでは詳細な説明があり、大変見応えがあります。
工場の説明だけでなく、寮や企業内学校の展示もありました。
向かい合う、もうひと棟は「蜂の巣倉庫」。
縦に深い区画が無数に造られ、上から繭を投入し下から取り出す構造だそうです。
通路には、何種類もの桑の木。
片倉関連の施設は、さいたま新都心「コクーン」など、何か所もあります。
中核事業が衰退した後、業態を変えて生き残ってきた、成功事例です。
最近では、富士フイルムなど、がんばっていますよね。
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