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2015年12月 4日 (金)

見学もう少し「荒川ふるさと文化館」

荒川ふるさと文化館の常設展示も見てみます。

発掘土器から始まり近代までの、失礼ながら、よくある歴史展示です。
その中で「昭和41年頃の復元家屋」が面白かったです。

これも、よくある内容ではありますが、増改築の事例というのが面白いですねぇ。
三軒長屋が、二間を繋いだニコイチやモルタル二階に改装された事例だそうです。

脇の作業部屋には、靴箱が積まれていました。
少し(でもないか…)昔は、こんな「家内制手工業」の家が沢山あったのですね。
高度経済成長期の初めの、リアルな内容ですねぇ。

撮影禁止で画像が無いので、公式サイトを少しキャプチャ。
Arakawa_jyosetsu

それから「路地の生成過程と分類」というパネルがありましたよ。
再開発に伴う調査結果だそうです。
へぇー。
どんな分野でも調査・研究・分類があるものですねぇ。
面白いのでメモを取りました。
以下のように4分類されるそうです。

 袋小路型 :行き止まりの路地
 引き込み型:奥の旧家へ路地を引き込み、路地に沿って家いえが並ぶ
 通り抜け型:道と道をつなぐ路地
 裏道型  :家の裏の空き地が繋がった路地、生活者のみが利用

さーて、そろそろ帰りましょう。
その辺の「通り抜け型路地」をウロウロしながら、東京メトロ日比谷線の南千住駅へ。

なるほどねぇ。
クルマが入れないような道に、自転車が沢山置いてあったり。
古びた注意看板の向こうに、スカイツリーが見えたり。
屋根上の物干し台の上空に、飛行船が飛んでいたり。
4メートル道路の、葬儀屋さんたこ焼き屋さんの前で、小学生が遊んでいたり。
20151129_10

どんな街並みでも、歩いてみれば、それなりの風情があるものですが。
一応は地域の歴史展示を見たうえで歩くと、やはり余計面白いです。
というわけで。

 都電荒川線 165円
 天ぷらそば 340円
 自販機お茶 130円
 入館料   100円
 図録    560円

お昼食べて 一日見て回って図録のおみやげ付きで、なんと合計1,295円(^_^)

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