« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月

2016年1月31日 (日)

浦沢直樹「ひとり漫勉」その5

2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」ご報告の5回目です。

今度こそ、終わりにします(^^;

横着太郎は、1枚物のギャグ漫画です。
そう言えば、こんなことも言っていました。

「サイコキネシス、ほんのちょっとでも凄いですよね」

なるほど。確かにそうですね。

もしも、ぐうたらなおっさんに、液晶テレビを震わせる程度の超能力があったら。
超パワーで空を飛んで、山を吹き飛ばしたりクルマやビルをぶん投げたり。
そんな派手なことはムリでも、かなりのことが出来そうです。

20160124_32

人や馬の眼球や鼻腔に一瞬圧力をかけ、瞬きやくしゃみをさせる。
ゴルフボールを、インパクト直前にわずかに動かす。

そんなことで、ギャンブルで稼いでいた横着太郎。
ある日、自分が世界を動かせることに気づきます。

スピーチの真っ最中に、総理大臣の胃を握って嘔吐させる。
ハードディスクの磁気ヘッドを揺らして、読み取りエラーを起こす。

おぉーすごい。
実はこのイベントは、次回の長編ミステリーのプロローグ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月30日 (土)

浦沢直樹「ひとり漫勉」その4

2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」ご報告の4回目です。
もう少しだけ。もう終わりにします。

会場のグッズ類は、こんな感じ。
20160124_41

ビリーバットのロゴ入りの、黄色い箱のカステラです。
「ひとり漫勉」は入場料1,000円でしたが、一人にひとつ付いてきました。
カフェでは、飲み物とのセットで600円でした。
20160124_42

家に帰って開けてみました。
長崎の「福砂屋」とあります。これはすごいURL(^^)
Fukusaya

なるほど、コウモリの商標を長く使っているのですね。
フクサヤキューブは、税込270円。
しっとりとコクがあって、大変美味しいカステラでした。

CDは、まるで20世紀少年のケンヂの作品のようでした。
ガイドブックの感想も書きたいですが、、、
キリがなさそうですので、やめておきます。

ここまでで、まるまる一週間を費やしてしまいました・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月29日 (金)

浦沢直樹「ひとり漫勉」その3

2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」ご報告の3回目です。
なんとか、今回で終わらせましょう。

いよいよペン入れです。

ライターを忘れたそうです。
「誰か持っていない?百円ライターで良いのだけれど」
「火気は禁止かもしれないけれど、ちょっとあぶるだけだから」
スタッフの方が届けます。
ライターには、ゴルゴ13の横顔に「すべて忘れろ」というセリフ。
「いいね―これ(笑)」

ペン先の油分を飛ばすために、軽くライターであぶります。

まずは、ペン先の紹介。
ペン先の種類は、Gペン、丸ペン、日本字ペン。
まるで筆のように、繊細な線から一気に太い線まで描いて見せてくれたり。
固いペンで、髪の毛のような平行線と少しずらして重ねた線を見せてくれたり。

各コマへのペン入れは、左上から右に進みます。
原稿を汚さないためですね。
しりあがり寿さんは、右からだそうです。
「漫画は順に描く」と言っていたそうです。

同じ絵柄は、今はコピーして貼るのですが、今日は手描き。

インクは墨汁。
師匠から「こぼしたりしないの?」と質問。
しないそうです。
アシスタントはたまに、コーヒーをこぼしたり。
あぁーと悲しそうにしている。いいから早く食い止めろと。

会場入り口にも展示してあったビリーバットの1話2話。
カラーなのですが、これの色は自分で塗ったそうです。
師匠から「アシスタントの仕事ではないの?」と質問。
同じ青でもなんとかブルーとか、色は説明が出来ないとのこと。

資料の話です。
録画で映画を見たら、例え内容がアレでも、全てディスクで保存する。
記憶力が良くないと漫画家は無理。
例えば、こんな風にヨーロッパの街並みを描いて。
(これも貼り出しはされていません)
アシスタントに、資料室の赤いアルバムの写真、と指定する。
160%の拡大コピーで持ってきてもらうと、ぴたりと重なると。

話しながらも、横着太郎のペン入れが、どんどん進みます。
念力のコマは、まるで星飛雄馬みたい。
アニメの巨人の星のお話。
3チームで分担しているが、荒木伸吾のチームは良かった。
一方、ちょっとアレなチームもあった。
このままだと、大リーグボール一号が花形に打たれる回が、そのチームになる。
心配していたら、グラウンドキーパーの話が入り、回避された。
師匠「えー、そんなことまで気にして見ていた子どもは他にいないでしょ」

庵野秀明のアマチュア時代の怪獣映画。
当時は、怪獣を真横から撮っていて、巨大さが伝わらない。
庵野秀明は下から仰ぎ見るように撮っていた。

横着太郎のペン入れの中で、表情のポイントは、涙袋とのこと。

スクリーントーンも貼ります。
テレビの裏側の表現と、窓からカーテンにかけての西日の表現。
これで、1ページのギャグ漫画が完成!
(消しゴムは省略です)

その後、ビリーバットを、さらさらと。

最後に倉本美津留さんが登場し、お二人でギターを弾きながら歌います。
これだけでも、ちょっとしたコンサートのような盛り上がり。
「・・・賢くなりたい・・・賢くなりたくない」。
漫勉のエンディング曲といったお話があったようですが、そうでしたっけ。
会場でCDが先行販売されていましたが、それに入っているのでしょうか。

以上で終了です。

ロビーには、イベント中に描かれたもの8枚が、ボードに貼り出されました。
他の分は、前にご紹介しています。
先の通り、ネットにアップ禁止などの注意は特にありませんでした。
20160124_31 20160124_32

その後、サイン会です。
一人一件。会場で購入したガイドブックかCDに限るとのこと。
参加用紙に書いて貰いたい名前やニックネームを事前記入。
並んでいると、先生のお疲れと時間短縮のため、名字か名前だけにして欲しいと。
短くお話をして「どうもありがとうございます」と、笑顔で握手して下さいました。
20160124_33

倉本美津留さんがロビーにいらっしゃいました。
声をかけて、撮影させて貰ってよいかと聞くと、、、
「僕でいいの、じゃぁパネルの前で一緒に撮ろう」という、ありがたいお言葉。

いやーもう大満足。
元々バンドをやっていらしたからでしょうか。
興味深い内容はもちろん、トーク自体も大変楽しかったです。
どうにもたまらなく、楽しい時間でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

浦沢直樹「ひとり漫勉」その2

2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」です。

いよいよ実際に漫画を描く「漫勉」に入ります。
ここで「師匠」と呼ぶ、放送作家の倉本美津留さんが声だけで登場。
(どこにいらっしゃったのかは分かりませんでした)
松本人志さんなどとも関係の深い方だそうです。
後で確認したら、テレビの「漫勉」のテーマも、この方との共作でした。

浦沢直樹さんが、大阪万博に行っていないことを嘆いたら、
「じゃぁ行ってみよう」と一緒に万博公園に行ったら、休みだった。
そんなエピソードも話してくれました。

浦沢直樹さんは1960年生まれの東京育ち。
20世紀少年のケンヂと同じ実体験があるのですね。

さて、この師匠の声と打ち合わせをしながら、この場で漫画を一本仕上げます。
打ち合わせもなしの、ノープランとのことです。

青い鉛筆をぐるぐる回して削っています。
おそらく、STAEDTLERの、これかと思います。
Staedtler

まずは構想メモです。

横着なおっちゃん「横着太郎」の一枚物のギャグ漫画。
「まさかSF未来都市は描けないので」
「なぜ横に着で、おうちゃくなんでしょうね」

師匠の声と語りながら、構想をメモします。
その合間に、様々なお話が入ります。
20160124_24

漫画のストーリーはこうです。
 横着太郎がリモコンでテレビのチャンネルを変えようとする。
 なぜか何度押しても反応が無い。
 横着太郎は、念力でチャンネルを変えようとする。
 テレビは、ほんの少し動くだけ。

コマ割の説明もしてくれます。
テレビのリモコンは音はしないけれど「ピッ」と吹き出し。
並べて描いて、何度も繰り返している表現。

「テレビ画面はニュース番組にしよう」
「出演は安藤優子」ここでも笑い声。
Andouyuuko

さてネームが出来て、別の用紙に下描きです。

横着太郎の顔は、横着者らしい、のっぺりとした丸顔の案。
師匠からダメ出しで、眉の太いがっちり型へ。
(この内容は貼り出されませんでした)
この横着キャラクターならばと、部屋は和室で畳にごろん。

定規を忘れたそうで、別の用紙のふちを定規代わりに使います。
あれこれ話をしながら、どんどん出来上がります。
念力のコマは画面(?)を割ろう。とか。

コマ割のスペースは、横5mmで縦3mm。
これは大友克洋の作品を計って、それに合わせた。
スクリーントーンは、坂口尚の作品の点を数えて何番かを調べた。
昔は今のような指導書が無かったので、そんなこともしていた。

師匠の「1話分はどうやって合わせるのか」という質問に対して。
例えばビリーバットなら1話24枚。
初めからコマ割りをして、ぴたりと合うそうです。
「カンですね。経験積んでいますから」

コマ割りの線は、昔は「カラス口」や「ロットリング」を使った。
父親が図面引き・トレースの仕事をしていたので、子どもの頃からケント紙は身近にあった。

そんな話をしながら、ネームを元に下描きが終わりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月28日 (木)

浦沢直樹「ひとり漫勉」その1

2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」です。

当日の記憶と浦沢直樹さんが描いた内容をもとに、出来る限り再現してみます。

もちろん会場内は撮影や録音は禁止です。
素晴らしいことに、当日描いた内容はイベント終了後にロビーに貼り出されました。
特に注意もなく、その内容はすでにネットに上がっています。
それでは私も、そのままご紹介してしまいましょう。

事前受付で、入場券とサイン券、それからおまけのカステラ。
番号順に入場できます。
私は前から4列目ほぼ中央で、まぁまぁ。
20160124_21

浦沢直樹さんは、登壇後いきなりギターを手にします。
学生時代からバンドを組み、CDも出しているんです。
NHKの「漫勉」の音楽もご自分でやっています。

軽く鳴らしながら「口笛をやってみようかな」。
これはNHKテレビの「漫勉」のテーマですね。
間奏の口笛で、ハイ皆さんという感じ。
口笛なら、声を出すより抵抗はないですね。

さて机に移動し、白紙に油性ペン「ゼブラのマッキー」。
一切の下描きなしで、さらさらと鉄腕アトム。
頭の形から入り、すぐそれと分かります。
足は簡単な靴で、脇にブーツを描いて、、、
「こんなだったりしましたよね」
「裸にブーツって、どうなんですかね」会場はどっと笑い声。

次の紙は、サイボーグ009=島村ジョー。
やはり前髪から。顔から体へと描きすすめます。
特徴的な二列の大きなボタン。左腕。
次の右腕は、先に銃を描いてから繋いでいました。
009の後、周囲に001から仲間を次々描きます。
006=張々湖の次に、008=ピュンマを描いて、、、
「あれ、ビリーバットそっくりだ」会場はどっと笑い声。
一人抜かしたと、最後に007=グレート・ブリテン。
昭和アニメの子どもの姿ではなく、原作通りの中年男なのが嬉しいところ。
20160124_22

その次は、いきなり太マジックで眉毛。続いて両頬の輪郭。
星飛雄馬かゴルゴ13かと見ていると、修正液を手に取ります。
俳優(名前は失念)が漫画家を演じる時、それらしく見える仕草の助言を求められて、、、
「こうしてホワイトをカチャカチャ振るんです」と言いながら、思い切り振ります。
ホワイトで左眉に切り傷が入り、あっそうか、さいとうたかをの無用の介。

次の紙は、髪型から入り、あしたのジョー。
009同様、グラブを描いてから腕を描きます。
ちょっとかわいい感じ。
吹き出しに「へへへ おっちゃんよ」。
20160124_23

「今日はノープランでやっていますけどね」
「白い紙から絵が生まれるのは、本当に楽しいです」

3月に漫勉のシリーズ2が放送予定で、4本中3本が撮影済だそうです。
今日のカメラやスクリーンのセットは、そのチームが行っているとのこと。

さてこの後、本当にこの場で漫画を仕上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月27日 (水)

見てきました「世田谷文学館 浦沢直樹展」その3

館内の喫茶コーナーでお昼にします。
入口には1999年の「ゴジラ2000ミレニアム」の着ぐるみと撮影機材。
東宝映画からの寄託だそうです。
中庭に面した、気持ちの良い明るい店内。
チキンピラフとミニサラダにコーヒーで800円。
20160124_13

うーん・・・
同じ世田谷区でも、昨年の世田谷美術館は大変美味しかったのですが。

さて午後からは、150人限定のイベント「ひとり漫勉」です。

NHKのテレビ番組「漫勉」というのがありまして。
浦沢直樹さんご自身の企画のようです。
一人の漫画家の制作手順を、詳しく見せてくれます。
打ち合わせ、ネーム、下描き、ペン入れ。
指先やペン先まで、しっかり見られます。
実際に絵を描く人なら、沢山の発見があるのでしょうね。
浦沢直樹さんとの対談も、大変面白いです。
Nhk_manben_1 Nhk_manben_2

午後のイベント「ひとり漫勉」は、この番組そのままをライブで行うというものです。
これがもう、大変な面白さ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月26日 (火)

見てきました「世田谷文学館 浦沢直樹展」その2

世田谷美術館の浦沢直樹展、展示内容のご報告です。

撮影可能スポットは、先の入口と、この20世紀少年のともだち。
並んで記念撮影する人も多かったです。
20160124_11

内容は、ざっとこんな感じです。
 ・ビリーバットのカラー彩色原稿とネーム
 ・代表作の大判パネルや解説、大量の原画展示
 ・漫画作品以外のギャラリー
 ・アマチュア時代の作品や資料
 ・個人名以外の仕事
 ・各種の受賞トロフィー

ツイッターからのキャプチャ。
Urasawa_tw_1 Urasawa_tw_2

いやもう圧巻です。
冒頭のビリーバットでは、ネームと原稿がセットで展示されています。
それも、印刷物同様、表紙の一枚と後は見開きという凝りようです。
これが延々と2話分、読 める高さで並んでいます。
その他、各種代表作の原稿がどーっさり1000枚以上!
ちゃんと読める状態で、壁一面にずらり。

 ・YAWARAは、第一回で柔ちゃん制服のまま投げを打っているし
 ・HAPPY!は、幸ちゃん絶体絶命の決勝戦
 ・20世紀少年は、都心に現れたロボットに乗り込むところ
 ・MONSTARは、何と最終巻を全ページ
 ・他にも、パイナップルARMYもMASTERキートンもPLUTOも

端から端まで、しっかり読ませて貰いました。
私は、漫画の制作技術については何の知識もありません。
それでも、生原稿の迫力はすごいですねー。
ちょうどDVDと映画館の違いのように、引き込まれてしまいました。
うす暗い展示会場ということもあるのでしょうが。

デビュー前の資料も沢山あり、色々面白い物がありました。

 ・なんと6歳の頃の「てつじん」
  「わざと少し下手に書いた」とありました
 ・小学生からのアイディアノートなどはもちろんのこと
 ・A4位の板5~6枚に彫刻した絵本
  高校生の頃、先生に「できっこない」と言われて作ったとか
 ・大学生の頃のルーズリーフには、各科目の先生の似顔絵
 ・バンドのチケットは、いかにも当時っぽいイラスト

現物は撮影禁止で残念です。
会場で購入したガイドブックから、ほんの数ページ。
幼い頃、祖父母と暮らしていた時期の光景。
なんと小学4年生の頃の野球漫画。
13歳の自画像。
20160124_12

ネットから、ひとネタ拾いました。
会場に単行本「ビーパル小僧のアウトドア教本 3と4」が展示されていました。
3の方がヤフオクに出ていましたので、画像拝借します。
あえてこう描いたのでしょう。あまり個性のない普通の可愛い絵です。
発売日は1985年12月。
ということは、パイナップルARMYの連載を始めた頃でしょうか。
なお、左の2冊の作画は、御厨さと美さん。
あの「ケンタウロスの伝説」を描いた方ですね。
Bepal

さて、午後は150人限定の、特別イベントです(^^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月25日 (月)

見てきました「世田谷文学館 浦沢直樹展」

2016年1月24日(日)です。こんな展示会を見てきました。

世田谷文学館
浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる
 ・期間:2016年1月16日(土)~3月31日(木)
 ・会場:世田谷文学館2階展示室
 ・休館日:月曜日 ※ただし3月21日は開館し、翌22日休館
 ・観覧料:一般=800円、高校・大学生・65歳以上=600円、小・中学生=300円
Uwasawa_03 Uwasawa_04

 凄まじい原稿量、圧倒的な画力、比類なき物語性――
 現役漫画家の最高峰・浦沢直樹のペン先のすべてがここに!
 鬼才・浦沢直樹。
 『パイナップルARMY』『YAWARA!』『MASTERキートン』『Happy!』『MONSTER』
 『20世紀少年』『PLUTO』『BILLY BAT』
 ――発表してきた作品すべてを「代表作」と呼べる、稀代のヒットメーカーである。
 本展では、単行本一冊丸ごと分の原稿展示をはじめ、ストーリーの構想メモ、
 ネーム、秘蔵のイラストやスケッチ、少年時代の漫画ノートまで、
 浦沢直樹のペン先の熱量に触れることができる膨大な手稿を公開する。
 「描いて描いて描きまくる」浦沢直樹の創作の全貌を、是非目撃していただきたい。

Urasawa_01 Urasawa_05

前売り券まで売っていたので心配でしたが、混雑はさほどではありません。
朝はかなり空いていました。
午後になっても、展示が見えないようなことは、ありませんでした。

新宿から京王線で8駅の芦花公園駅から、歩いて5分ほどです。
ガラス戸には、20世紀少年の子どものケンヂたち。
ロビーには、物販のコーナーや浦沢直樹のキャラクターの等身大パネルが沢山。
海野幸ちゃんや猪熊柔ちゃんやおじいさんやケンヂなど。
20160124_01 20160124_02

会場は二階です。
会場内は撮影禁止ですが、入口のここは撮影可。

さて内容のご報告は、、、後ほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月24日 (日)

ボルボV40特別装備(^_^)

NくんのボルボV40の装備です。

屋根の上には、コダックSP360 4K。
まずは、公式サイトの説明図です。
Sp360_1 Sp360_2 Sp360_3

超広角レンズで、360度全周を撮影するアクションカム。
この撮影画像をソフトで変換して、様々な見せ方が出来るんです。
ミニオンも、ずっとがんばっていました(^^)
20160118_21

更に、フルHDのドライブレコーダーとタイムラプス撮影カメラ。
SONYの4Kハンディカムは、プロジェクター付き!
20160118_22

いやー楽しいです。
データ量は膨大になりますが、素材が無ければ何も出来ませんからね(^^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月23日 (土)

ボルボV40クロスカントリーで「ヤマハ コミュニケーションプラザ」

東名で50Kmほど移動し、静岡県磐田市へ。
前回訪問のご報告は、こちらです。

入口にある、スタンプカードとステッカー。
正面には2015年のYZF-R1Mと1955年のYB-1。
20160118_11

MT-10の先に、トヨタ2000GTと共に「2シータースポーツ・デザインコンセプト」。
2015年のモーターショーの展示車ですね。
以前は、トヨタ2000GTとレクサスLFAが並んでいました。
またがりコーナーでは、ヘッドフォンでエンジン音も楽しめました。
20160118_12

コンセプトモデルGEN-Design
へぇー。
白くて美しい電動車いす。
モデルさんは背中の大きくあいたドレス姿。
前二輪の三輪小型バイクが二種類。
20160118_13

ほほー。「人機官能」の展示。
スノーモビルのエッジや船外機のプロペラ。
更に奥には、電動車いすやマリンやスノー。
20160118_14

輸出用のバギー。
エンジンを覗きこむと、まんまバイクですね。
その他、ジョイスティックの船舶の操舵システムとか、
電子部品のマウンター=表面実装機。
商品名は Z:LEX(ジーレックス) YSM20 ですって。
さすがヤマハ、こんな産業用機器まで格好良い名前。
20160118_15

ニ階です。
前回、誰も見ないだろうと書いたパネルです。
ちゃんと2015年まで追加されていました。さすが。
展示車両は、大きな変化はありませんでした。
XS-1が貸出中でXT500が良く見えたり、SR400が良い位置にいたり。
詳細は、前回のご報告をご参照下さい。
20160118_16

三階のプラザカフェは、アンケートに記入すると10%オフとのこと。
今回は来館者200万人達成記念で、20%オフでした。
入口の脇には、車いす「&Y(アンディ)01」。
楽器のヤマハと、ヤマハ発動機の共同デザインプロジェクト。
デザインイメージは、波間を思いのままに駆け抜ける白いヨット。
アシスト機能により、まるで背中を押されているように軽く滑らかに移動する。
ホイール脇は薄型のパーカッション。ドラムの胴のようなバッテリーカバー。
なるほどねぇ。これは美しいですねぇ。
20160118_17

さて、遅いお昼です。
おっ。
ランチマットは、1955年のYA-1と1960年の双胴ボートCAT-21。
持って帰るお客さんもいますよ、とのこと。
パスタ「かぼちゃのフィットチーネ~カルボナーラソース」はサラダが付いて850円。
カフェラテは380円。(いずれも8%の税込、20%オフ前価格)
飲み物には、小さなタブレットが一つ付いてきました。
YA-1とモーターボートのSR310のプリント付きです。
レジ脇で10個入り100円で売っていました。
20160118_18

さて感想です。
前回同様、印象は「キレイなショールーム」です。
それでも、車いすや、ヤマハのコンセプト「人機感応」の展示が増えたり。
今後の方向性を、より強く打ち出しているように感じました。

さーて早めに帰りましょう。
途中の富士川SAからの富士山です。
頂上に雲がかかっているものの、素晴らしい青空。
ところが、その向こうの東京方面は、いかにもヤバそうな黒い雲。
案の定、箱根を過ぎると路肩に雪が見えてきました。
埼玉県に続く圏央道は途中で通行止めで、少し遠回り。
20160118_19

渋谷ヒカリエ。先週の1月19日に歩いた石浜神社裏のガスタンク。
埼玉県のショッピングモールも、結構な残雪。
20160118_20

というわけです。
伊勢神宮と豊川稲荷。スズキとヤマハと航空自衛隊。
おかしな組み合わせではありますが、見どころたっぷりで、大満足です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月22日 (金)

ボルボV40クロスカントリーで「豊川稲荷」

三日目の1月18日(月)、豊川稲荷です。
天気予報では、関東地方は雪に見舞われるとのこと。

強風と雨の中、愛知県豊川市の豊川稲荷です。
こちらは、実は曹洞宗のお寺なんですね。
境内のお稲荷さんの方が有名で、こう呼ばれるのですって。
Toyokawainari

ウィキペディアの「稲荷神」の項目では、以下の通りです。
 明治政府による神仏分離の際、多くの稲荷社は宇迦之御魂神などの
 神話に登場する神を祀る神社になったが、
 一部は荼枳尼天を本尊とする寺になった。

なるほど。そのような訳で、お寺なのに立派な鳥居がどーん。
奥の院には、白い「千本のぼり」。
20160118_01

更に奥の「霊狐塚」には、お狐様がずらーり。
ご朱印もこの通り、稲荷神の「吒枳尼真天」(だきにしんてん)。
門前町も、なかなかの風情です。
20160118_02

さーて。
熱い甘酒を飲んだら、静岡県に移動です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月21日 (木)

ボルボV40クロスカントリーで「伊勢神宮」

二日目の1月17日(日)、伊勢神宮です。
Isejingu

まずは「外宮」へ。
多くの皆さんが、手と口をすすぎ鳥居の前で一礼。
本殿前では二礼二拍手一礼。
なにしろ、一番偉い神社ですからね。皆さん丁寧です。
20160117_01
白木の建物は、どれもまだ新しいです。
前回の「式年遷宮」は一昨年。
20年に一度、建て替えを行って1300年!
空白期間もあるとはいえ、一昨年が62回目!

9時の開館を待って、式年遷宮記念「せんぐう館」も見てきました。
入館料300円。内部は撮影禁止です。
儀式の説明や構築物の製造工程などなど。
原寸大の外宮正面の模型は、圧巻です。
20160117_02

少し離れた「内宮」へ移動です。
臨時駐車場から橋を渡ると、おぉ素晴らしい。
そのまま時代劇の撮影に使えそうな光景。
20160117_03

幾つもの鳥居をくぐり、内宮へ。
入口から奥は撮影禁止です。
大小すべての建物は、隣に同じ広さの空き地。
ご朱印はこうです。
「外宮之印」「内宮之印」とシンプルそのもの。
20160117_04

鳥居前町の、おはらい町とおかげ横丁も賑わっています。
伊勢うどんは、柔らかい麺に甘めのたれ。
めかぶのトッピングにしてみました。
赤福のお店で一休み。
お皿に3個でお茶を飲んで休憩して270円。
火鉢と床暖房で、気持ち良い暖かさです。
20160117_05

昨晩の宇治山田駅に駐車してと。
駅のすぐそばにある「澤村栄治生誕の地」を見てきます。
ご存知でしょうか、太平洋戦争で戦死した、戦前のプロ野球の大投手です。
アーケードの商店街はこんな感じです。
超有名な観光スポットがある駅前でも、、、どこも大変ですねぇ。
20160117_06

いやー、伊勢神宮、良かったです。
西行法師が伊勢神宮を参拝した時に詠んだとされる
「何事の おわしますをば知らねども かたじけなさに涙こぼるる」
まさにそんな雰囲気ですねぇ。

このブログで西行が出てくるのは、これで三度目でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月20日 (水)

ボルボV40クロスカントリーで「航空自衛隊 浜松広報館 エアーパーク」

スズキ歴史館から10Kmほどの、航空自衛隊の広報施設です。

駐車場のすぐそばから、屋外展示があります。
C-46輸送機、精悍に低空を見据える地対空誘導弾ナイキJ。
不思議な格好のH-21B救難ヘリコプター。
前後のローターが当たらないための設計なのですね。
屋内には、1/32に統一された各種自衛隊機のミニチュアなどなど。
20160116_11

圧巻は、こちらの展示格納庫です。
この通り、様々な機体がずらーり。
おぉー。これはすごい。
良い年をして、嬉しくてはしゃぎたくなります(^^;
フライトスーツの「体験試着」をして記念撮影の人もいました。
ヘンな双胴機は、1956年に1機だけ試験導入されたDH115バンパイアという練習機だそうです。
20160116_12

こういった丸っこいジェット機は、そそられますね~。
私が子どもの頃の「鉄人28号」とか「ウルトラマン」などに出てくるような感じ。
戦闘機や練習機の座席に実際に座れるのも、嬉しいところ。
20160116_13

その他にも、じっくり見ていたら日が暮れる数々の展示品。
近代的なF-2支援戦闘機の模型。
各種ミサイルとか。地上武器とか対空砲とか。
20160116_14

閉館は4時です。
陸路でびゅーっと、三重県伊勢市まで移動します。
伊勢湾岸自動車道の巨大な橋。
夕闇に浮かぶ、ナガシマスパーランドのジェットコースター。
夜の宇治山田駅を眺めたりして。
伊勢市内の古い街並みにある、古民家を改装したお店で夕食。
20160116_15

焼きカキ焼きエビ牛すじ煮込みなどなど。
干支がプリントしてある木札を頂きました。
12年間通って、木札を全部揃えて下さいとのこと(^^;
話好きのご亭主。
手を合わせる時は、左右の手のひらは少しずらす。
ぴたり合わせると「節合わせ」になるから、なんですって。
20160116_16

本日の走行距離は約540Kmとなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月19日 (火)

ボルボV40クロスカントリーで「スズキ歴史館」

友人3人で、二泊三日で出掛けました。
日程は、この通りです。
1月16日(土)静岡県浜松市「スズキ歴史館」「航空自衛隊広報館」三重県伊勢市内泊
1月17日(日)三重県伊勢市「伊勢神宮」愛知県蒲郡市泊
1月18日(月)愛知県豊川市「豊川稲荷」静岡県磐田市「ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ」

1月16日(土)は素晴らしい快晴ですが、強烈な寒波が近付いています(^^;
車は友人のNくんのボルボV40クロスカントリー。
5ドアハッチバック、2リッター5気筒ターボ、四輪駆動。
高水準の安全機能を満載。
ここまで昨年のコピペです(^^)

まずは、スズキ歴史館です。

事前にネットから予約し、予約番号を告げて入館です。
ロビーは展示車種が変わっています。
まずはオミヤゲです。
買いそびれていた「スズキの湯呑み」を購入。
復刻版ですが、良いですねー。
「文太の湯呑み」を買ったばかりなのですが(^^;
20160116_01

展示内容は、前回詳しくご報告しています。

今回は、コンセプトカーや一部の変化点だけご紹介します。
バーグマンの燃料電池とリチウムイオン電池のハイブリッド。
2011年のモーターショー出品車REGINAと、Kizashiの最終段階の試作車。
市販車キザシはご存知ですか?わたしは公道では一度しか見たことがありません(^^;
静岡県とスズキで実証実験中の、燃料電池搭載セニアカー MIO。
半径10kmを移動るための超小型モビリティ Q-CONCEPT。
20160116_02

トリップアドバイザー「行って良かった!工場見学&社会科見学ランキング2015」11位にランクインですって。
射出成型のコーナーで貰えるプルバックカー。
赤いスイフトから青いハスラーに変わっていました。
20160116_03

ここはホントに良いなーと思います。
 ・製品紹介と同じくらい力の入った、開発から生産工程の紹介
 ・製品の歴史と共に、理解を助ける物価の変遷などのパネル
 ・地元の偉人紹介では、ヤマハ やホンダと自社の創業者を全く同列で紹介 などなど
前回の文章を、コピペです(^^)
ここは、トヨタやホンダの類似施設に比べますと、規模においては比較になりません。
ですが、自称「中小企業」たるスズキが、拠って立つものは何か、どこから来て何を目指すのか。
そんな思いが、しっかり伝わってきました。

さてお昼です。
浜松ですからね。ここはウナギでしょう。
「昔のうなぎ屋」という、住宅街の小さなお店です。
うな重2,700円。
愛想の良いおかみさん。「男の人には、ごはん多めにしておきました」とのこと。
しっかり美味しく頂いて、満足です。
20160116_04

午後は、すぐ近所の「航空自衛隊広報館」です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月14日 (木)

SR400 3度目の車検準備

2016年1月10日の日曜日です。
早いものですねぇ。
SR400がウチに来てから、3度目の車検が近づいてきました。

私は、息子の作業を後ろから撮影です。
20160110

マフラー純正戻しも、まぁまぁ慣れました。
ですが、、、
なんと、クランプのネジが、外す際に切れてしまいました(^^;
アップにするのも恥ずかしいような、こんな状態ですからねぇ・・・

とりあえずこれだけで車検は大丈夫だと思うのですが。
この際です。気になる所を見ておきます。

まずは右リヤウィンカーのステー。
以前転倒した時に傷付けて、テープを巻いてあったのです。
改めて見てみると、何だかヒビが進んでいるようです。
ヤマハのサイト純正部品を検索して、NAPSに取寄せを依頼。2,106円。
Sr400_stay

バッテリーも頼りないので、交換です。
アマゾンでは、1,600円から6,725円。
Sr400_battery

スカーバーやBreva750では古河や台湾ユアサにしました。
SR400はキックですからね、バッテリーが上がっても走れます。
安めの物にしておきます。
AC Delco 3,239円。

それにしても、バッテリー小さいですねー。
私が乗っていた初期型の、開放型バッテリーの1/3位。
サイドカバーが純正なら、ここがカギ付きの物入れに活用出来るのですね。

さーてこれらの取付は、再来週の土曜日です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2016年1月13日 (水)

思い出しました「さだまさし 木根川橋」

隅田浅草は、もう終わりにするはずでしたが(^^;

歩いたりバイクで走ったりしていると、ふと懐かしい歌を思い出したりします。

 2013年11月16日 森高千里「渡良瀬橋」
 2013年2月17日 岡本正「北鎌倉」

隅田七福神のうち、寿老神の白鬚神社では、これです。

さだまさし「木根川橋」

  木根川橋から水道道抜けた 白鬚神社の縁日は
  アセチレンたいて アンズあめ売ってますか
  相も変わらず 賑やかなんでしょうね
    :
  荒川土手の 忘れちゃいけない 毎度毎度の草野球

この方は九州長崎出身ですが、中学生時代を都内葛飾区で過ごしたそうです。
同窓会を舞台に、その頃の思い出を歌っています。
大ファンという訳でもないのですが、当時のこの方の歌は、衝撃的でしたねぇ。
わずか3分ほどのシングル曲で、短編小説並の情景を鮮やかに描き出します。

長崎を舞台にした歌は沢山ありますが、都内の情景は珍しいのではないかと思います。
4枚目のアルバム「夢供養」。
自分で「むきょうよう」と読んで受けを取っていました。

改めて聞き直してみますと、いささか気恥かしかったりクサかったりもします。
逆に、この年になって余計に心に沁みる歌もありました。

20160109_16

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月12日 (火)

行ってきました「剣客商売」ゆかりの各地

今回降りた堀切駅の隣は、鐘ヶ淵駅です。
池波正太郎ファンなら、この地名は見逃せません。
「剣客商売」の主人公、秋山小兵衛の隠宅の場所ですからね。
先の多聞寺に行く前に、まずはそちらをチェックしました。

剣客商売の第一巻「女武芸者」では、このように描かれています。

 『小兵衛の家は、堤の道を北へたどり、大川・荒川・綾瀬の三川が
  合する鐘ヶ淵を望む田地の中の松林を背に在った。
  わら屋根の百姓家を買い取って改造したもので、三間ほどの小さな家である。』

三つの川の合流点といえば、ここです。川の流れも変わっているでしょうが。
はるか向こうの高層マンションとブルーシートの仮設住宅。
カネボウのカンバンの建物が見えます。
旧カネボウ「鐘淵紡績」の創業の地ですが、今は物流拠点になっています。
20160109_11

多聞寺の後、再度おすすめコースから外れました。
鐘ヶ淵陸橋を越えると、長大な建造物。
ここは、都営白鬚東アパート。通称、防災団地。
災害時に巨大な防火壁となる、変形構造を持っているそうです。
なるほど、通り抜けてみると、開口部の可動式シャッターが分かります。
以前は、テレビの防災特集番組などに良く出てきましたっけ。
20160109_12

これを抜け、水神大橋を越えて川向うの台東区へ。
こちら側の土手は、墨田区側とは違い、キレイな遊歩道として整備されています。
散歩やジョギングや自転車。行き交う人も多いです。

なにかあったのか、サイレンを響かせた日本橋消防の船が。
土手沿いに1kmほどで、巨大なガスタンクの手前に、石浜神社が見えてきました。
20160109_13

小兵衛の息子、秋山大治郎の道場は『真崎稲荷明神社に近い木立の中』です。
その真崎稲荷は、今はこの石浜神社の右側に祀られています。
道場は、、、裏のガスタンクあたりですかねぇ。
この交差点の白髭橋のたもとに、昭和天皇陛下の行幸記念碑がありました。
昔は風光明美な場所だったようです。
度々登場する料亭「橋場の不二楼」も、このあたり?
こちら側は「浅草名所七福神」(^^;
20160109_14

このまま、まっすぐ進めば浅草です。
途中には、秋山家菩提寺の「今戸の本性寺」や、鬼平に出てくる船宿「嶋や」の今戸橋などなど。
どこもすぐそこなのですが、今日の主目的は「隅田川七福神めぐり」です。
ガマンして、白髭橋から墨田区に戻りました。
その後、先にご報告した「隅田川七福神めぐり」に復帰して、夕闇せまる浅草から帰宅です。
20160109_15

今回のご報告は、これで終わりです。

ふぅ~。
今回はどうも、我ながら盛り込み過ぎでした。
普通に歩けば6~7kmのところ、15km以上になってしまいヘトヘトです。
後日改めて、池波正太郎に絞って、じっくりと歩き直しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月11日 (月)

行ってきました「鳩の街商店街・セイコーミュージアム・すみだ郷土文化資料館」

墨堤通りに沿って、興味深い場所が色々あります。

まずは「鳩の街商店街」です。
墨堤通りからちょっとそれた所。
メインストリートは、この通り下町らしい地味な商店街です。
更に少し裏道に入ってみます。
地域の方の、お餅つきイベントの真っ最中。
20160109_06

そのうち、珍しい外観装飾の建物がちらほら。
20160109_07

ここは、終戦直後の「特殊飲食店街」だった場所です。
ウィキペディアによりますと、、、
 この街の店舗は、警察の指導でカフェー風に作られた。
 1952年(昭和27年)当時は、娼家が108軒、接客する女性が298人いたという。
 1958年の売春防止法の後には、跡地は商店街やアパートなどの住宅となった。
とのことです。
このように、今もわずかに面影が残っているのですねぇ。

セイコーミュージアムです。
時計のセイコーの企業博物館です。
受付簿に記入するだけの入場無料。撮影OK。
自社製品だけでなく、古代からの時計の歴史など、大変充実した内容です。
コップの中で数字が浮かび、ばらばらになってまた戻る不思議な時計。
じっくり見たら半日はかかりそうですが、、、ざっと見でガマンします。
20160109_09

すみだ郷土文化資料館です。
区立の資料館です。入場料は個人100円。
館内撮影禁止なので、画像はありません。
穏やかで楽しそうな、明治末のお花見でにぎわう墨堤のジオラマ。
心に突き刺さる、東京大空襲の資料展示。
特別展示は「忠臣蔵の浮世絵と赤穂義士の手紙」。
じっくり見たら半日はかかりそうですが、、、ざっと見でガマンします。
20160109_10
館内の画像が無いので、おまけです。
近所で見かけた、働くホンダCD125と働く自転車。

他にも、スカイツリーラインの東武鉄道の「東武博物館」も、すぐそこでした。
もし寄ったとしたら(以下略

まだ終わりません。まだ続きます(泣)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

行ってきました「隅田川七福神めぐり」その2

穏やかなたたずまいの白鬚神社。
都立庭園の向島百花園は、入場料150円。
長命寺は幼稚園の敷地と一体。
すぐ隣が、弘福寺。
20160109_03

最後が、三囲神社です。
多聞寺で買ったスタンプの押せるガイドブックは300円。
スタンプ自体は無料ですので、どんな紙に押しても構いません。
20160109_04

向島百花園の入口には、きびだんごの屋台。
園内の売店も、すばらしいレトロテイスト。
長命寺そばの言問団子は、店内で頂いて一皿税込630円。
20160109_05

ゴールポイントは浅草やスカイツリーの近くです。
休憩もこの後の寄り道も、行き先は沢山あります。
やはりこの逆回りの方が、良いようです。
ゴールが先の堀切駅ではねぇ、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月10日 (日)

行ってきました「隅田川七福神めぐり」

三連休初日の2016年1月9日、穏やかな快晴の土曜日です。
東京都墨田区「隅田川七福神」を順に歩いてみます。
20160109

隅田川沿いの「墨堤通り」を、そのまま歩けば6~7kmほどです。
近隣のあれこれ、寄り道で時間がかかってしまいました。
Sumida7
 三囲神社(向島二丁目5番17号)恵比寿神・大国神
 弘福寺(向島五丁目3番2号)布袋尊
 長命寺(向島五丁目4番4号)弁財天
 向島百花園(東向島三丁目18番3号)寿老神
 白鬚神社(東向島三丁目5番2号)福禄寿尊
 多聞寺(墨田五丁目31番13号)毘沙門天

これを逆に辿ることにして、まずは「東武スカイツリーライン」の堀切駅。
堀切駅の一日平均乗降客数は、わずか3,991人とのこと。
(ウィキペディアによる2014年実績)
スカイツリーから、たった5kmの場所で、これですからね。
上りの西口から出てみると、なるほどこれはすごい。
目の前がいきなり土手。その向こうが荒川河川敷です。
隅田川と荒川の流入を制御する「隅田水門」が、すぐそばにどーん。
20160109_01

まずはリスト最後の多聞寺です。
茅葺きの山門のある、キレイなお寺です。
錆びた鉄骨は「東京大空襲で被災した浅草国際劇場の鉄骨」。
山門脇の筆書きの文は 不殺生の修行として、憲法第二章 戦争の放棄。
うーんこれはどうも、リアルな不戦の誓い、ですね。
20160109_02

以下、一か所ずつご報告していては大変なので、どうしたものか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 6日 (水)

見てきました 映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

年末年始の映画で、一番の話題作です。
フォーマットが沢山。字幕か吹き替えか、2Dか3Dか3DのIMAXか。
結局、吹き替え版のIMAXではない3Dを見てきました。
Force

前にも書きましたが、私の思うスター・ウォーズの楽しさ。
 豪華絢爛あっと驚く大迫力の戦闘シーン。
 正義の主人公が巨大な悪を倒す、シンプルなストーリー。
 すっきりと後味の良いエンディング。
これに尽きると思っています。

第一作の後、続編が作られるに連れて、親子の葛藤が描かれます。
これも最初の頃は「なんと、ダース・ヴェイダーの正体は!」という程度だったのに。
だんだんと、複雑で陰々滅滅のストーリー展開になってしまいます。
最初の三部作はまだしも、後の三部作はねぇ。
見終わっても、全然すっきりしません。
(当時の感想を、下に貼っておきます)

さて今回の感想です。
戦闘シーンは、大変格好良かったです。
特に、大気圏内の空中戦は見応えがありました。
ミレニアム・ファルコンの地面すれすれの飛行とか。
湖の上を飛ぶXウィング・ファイターとか。
やはり地球型惑星の大自然が背景だと、映えますね。

次に、ストーリーやキャラクターです。
ハン・ソロ船長が活躍していました。
一方、レイアやルークは、ずいぶん老けたなぁと。
ハリソン・フォードは、インディ・ジョーンズをはじめ様々な映画でその後の姿を見ています。
一方、キャリー・フィッシャーやマーク・ハミルは、ほとんど見る機会が無いままでしたからね。
こ れはちょうど、同窓会で久しぶりに会う、懐かしい人のがっかり感(^^;
 「アンタに言われたくないよ!」 どうも済みません。

参考まで、三人の生年月日は以下の通りです。
 マーク・ハミル : 1951年9月25日
 キャリー・フィッシャー : 1956年10月21日
 ハリソン・フォード : 1942年7月13日

新しい主人公の女性レイも、なかなか格好良かったです。
ですが、他のキャラクターは、どうもねぇ。
悪役のカイロ・レンは、あまり怖くも強くもありません。
若くて弱気で癇癪持ちで迷いがあって。
シリーズが続くに連れ、恐ろしい大悪人に育つのでしょうか。
第一、いきなり素顔をさらす仮面の男って、どうなんでしょう。

全体のストーリーも、、、いまひとつ、盛り上がりに欠けていたように感じます。
幾つかの謎を残して後に繋ぐ。最初からそういう作りなんですね。
最初の三部作のように「めでたしめでたしお祭り騒ぎ」で終わってもらいたいものです。
結局、私には「最初に見た第一作が一番!」なんですね。
20160105_1

以下、大昔の私のホームページから転載です。

■2002年7月28日(日) スターウォーズ・エピソード2

遅ればせながら「スターウォーズ・エピソード2 クローンの攻撃」を見てきました。
三部作のニ作目となりますと、どうしても第一作と第三作の「つなぎ」のストーリーとなります。
ストーリーの深みは増すものの、見終わってもいまひとつ爽快感が感じられない事が多いように思います。

例えば、同じスターウォーズのエピソード5や、バックトゥザフューチャーのパート2などですね。
ハン・ソロ船長は凍ったままで3年間、ドクもやはり行方不明のままで、次の作品までたっぷり待たされてしまいます(^^;

今回の場合、3部作どころか「そのまた次」まで知っているわけですから、尚さらです。
アナキンとパドメが結ばれるエンディングを見て「あ~よかった」なんて誰も 思わないですよね。
アナキンはやがてダースベイダーになり、二人が悲劇的な結末を迎えるのは間違いありません。
エピソード3ではせめて「レイアとルーク、二人の子どもたちに新しい希望を託す」という面を強調したエンディングにして貰いたいものです。

冷静に見れば言いたい事もありますが、私としては、たっぷり2時間半スターウォーズの世界に浸れただけで充分満足です。
マスターヨーダが、ついに自らライトセーバーを持って戦いましたねぇ。
このシーンは、池波正太郎の時代小説「剣客商売」の「秋山小兵衛」を連想させられました。
一人残されたアナキンの母親も、どうなったか気になっていました。
気の毒な最後を迎えたにせよ、それまでの数年間は幸せに暮らしてい たようで、良かったなぁと思います。
でも気の毒に、義理の息子夫婦はやがて帝国軍に殺されてしまうんですよねぇ、、、
こんな事を書いていると、キリがないです。

忘れもしない第一作は、実に25年も前です。
当時は今のような世界同時公開ではなく、日本での公開は1年遅れでした。
確か「宇宙大戦争」という日本語仮題で紹介されたように記憶しています。
ちょうど女の子に振られて落ち込んでいた、暑い夏でした。
有楽町の映画館のかんばんを見上げて「面白そうだなぁ、来年誰かと見られるかなぁ」と思ったものでした。
そしてその翌年、その第一作を私は一人で見たのでした、、、
25年を経て、愛する(^^;妻や子どもたちと一緒にその続編を楽しめて、ありがたい事です。

I saw a movie, Star Wars Episode 2: Attack of The Clones , with my family.
I think many second stories of trilogies are not so interesting.
They are Star Wars Episode 5: The Empire Strikes Back and Back to The Future Part 2 .
Han Solo will be frozen for three years, and Doc will be missing for one year, and we know that Anakin Skywalker will become Darth Vader.
I saw Star Wars Episode 4 alone 24 years ago.
It's fortunate that I enjoy this movie series with my family now.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 5日 (火)

久喜市菖蒲町の「彩め庵」

2740GGさんの「うどん活動」と言うほどではありませんが。
私の気に入っているお店です。

埼玉県久喜市菖蒲町の「彩め庵」です。
2013年頃にオープンした、割合新しいお店です。

カレーうどん700円。
ミニ天ぷらデザートセット350円。
小さめのカボチャナスイカの揚げたてに、杏仁豆腐です。
20160104

細めで柔らかめの麺に、おつゆたっぷりめ。
この地域の「のめっこい麺」を、上品に仕立てた感じです。
他にランチセットなどもあり、リーズナブルな価格で満足感たっぷりです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2016年1月 4日 (月)

恒例の柴又帝釈天

毎年恒例の、葛飾柴又帝釈天の初詣です。

彫刻ギャラリーは200円。
本堂の周囲に、屋根付き回廊が造られています。
その中をゆっくり歩いて、法華経説話の彫刻をすぐそばで見られます。
建物の外観は損なわれますが、金網などで見えないよりずっと良いと思います。
普段は庭園と合わせて400円のところ、年末年始は庭園のみ閉園。
それはそうでしょうね。
初詣の大混雑、それらの人に庭園に居座られても困るでしょう。
土手の道で、ヤマハXS650スペシャル。
20160103_01

矢切りの渡しは、大人一人片道200円。
千葉側には、小説「野菊の墓」関連の施設。
穏やかな川面の水鳥は、ユリカモメ・百合鴎ですね。
20160103_02

暖かい穏やかな日でした。
水仙、蒲公英、仏の座、梅。
20160103_03

帰りにアメ横で買い物をしてと。
例年通りの場所に例年通りに行けて、ありがたいことです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年1月 3日 (日)

頂きものです「奈良のにゅうめん」「深谷ネギ」

久々の「お料理天国」です。
昨年の書き残しで、お料理とも言えないようなお話ですが。

マル勝高田のにゅうめん
インスタントラーメンのような袋めんで、醤油味とカレー味。
こちら埼玉県では、お店で売っているのは見たことがありません。
素麺を、温かいおつゆで食べるんです。
茹で時間は、わずか1分から1分半。
すぐに出来上がって、あっさりと美味しいです。
一袋税別360円と、結構なお値段です。
Nyumen


うどんそうめんひやむぎは、太さで名前が変わると聞いたことがあります。
JAS規格を調べると、以下の通り。

 乾めん類品質表示基準・ 手延べ以外の名称
  素麺 直径1.3mm未満
  冷麦 直径1.3mm以上1.7mm未満
  饂飩 直径1.7mm以上

深谷ネギ
埼玉名産の「深谷ネギ」です。
加工後ですが(^^;
これが太くて白くて甘くて、旨いんです。
ざくざくと切って、鶏肉と一緒にじっくり焼きました。
焼き鳥の「ねぎま」のようなものですが。

20151299

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 1日 (金)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

2007年3月のブログ開設以来、間もなく9年。
恒例によりまして、年に一度のアクセス数の確認です。

・2007年3月 (ブログ開設)
・2012年1月 108,000カウント
・2013年1月 177,700カウント → 年間69,700カウント
・2014年1月 276,000カウント → 年間98,300カウント
・2015年1月 371,000カウント → 年間95,000カウント
・2016年1月 449,000カウント → 年間78,000カウント

おっと。かなりアクセスが減っています(^^;
BMWの2台からBreva750に乗り換えたのが、2013年8月です。
やはりマイナー車種ですと、検索でお越しになる方も少ないのでしょうか。
それから、内容がバイク外の雑談ばかりだかでしょうか。
まぁ別に構わないのですが。

最近はどうも、自縄自縛と言いますか。
どこかに出掛けても、ブログ更新が追いつきません。
つまり、予習復習が充分出来ていません。
もう少し、落ち着いて過ごそうかと思っています。

今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

20160101

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »