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2016年1月 6日 (水)

見てきました 映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

年末年始の映画で、一番の話題作です。
フォーマットが沢山。字幕か吹き替えか、2Dか3Dか3DのIMAXか。
結局、吹き替え版のIMAXではない3Dを見てきました。
Force

前にも書きましたが、私の思うスター・ウォーズの楽しさ。
 豪華絢爛あっと驚く大迫力の戦闘シーン。
 正義の主人公が巨大な悪を倒す、シンプルなストーリー。
 すっきりと後味の良いエンディング。
これに尽きると思っています。

第一作の後、続編が作られるに連れて、親子の葛藤が描かれます。
これも最初の頃は「なんと、ダース・ヴェイダーの正体は!」という程度だったのに。
だんだんと、複雑で陰々滅滅のストーリー展開になってしまいます。
最初の三部作はまだしも、後の三部作はねぇ。
見終わっても、全然すっきりしません。
(当時の感想を、下に貼っておきます)

さて今回の感想です。
戦闘シーンは、大変格好良かったです。
特に、大気圏内の空中戦は見応えがありました。
ミレニアム・ファルコンの地面すれすれの飛行とか。
湖の上を飛ぶXウィング・ファイターとか。
やはり地球型惑星の大自然が背景だと、映えますね。

次に、ストーリーやキャラクターです。
ハン・ソロ船長が活躍していました。
一方、レイアやルークは、ずいぶん老けたなぁと。
ハリソン・フォードは、インディ・ジョーンズをはじめ様々な映画でその後の姿を見ています。
一方、キャリー・フィッシャーやマーク・ハミルは、ほとんど見る機会が無いままでしたからね。
こ れはちょうど、同窓会で久しぶりに会う、懐かしい人のがっかり感(^^;
 「アンタに言われたくないよ!」 どうも済みません。

参考まで、三人の生年月日は以下の通りです。
 マーク・ハミル : 1951年9月25日
 キャリー・フィッシャー : 1956年10月21日
 ハリソン・フォード : 1942年7月13日

新しい主人公の女性レイも、なかなか格好良かったです。
ですが、他のキャラクターは、どうもねぇ。
悪役のカイロ・レンは、あまり怖くも強くもありません。
若くて弱気で癇癪持ちで迷いがあって。
シリーズが続くに連れ、恐ろしい大悪人に育つのでしょうか。
第一、いきなり素顔をさらす仮面の男って、どうなんでしょう。

全体のストーリーも、、、いまひとつ、盛り上がりに欠けていたように感じます。
幾つかの謎を残して後に繋ぐ。最初からそういう作りなんですね。
最初の三部作のように「めでたしめでたしお祭り騒ぎ」で終わってもらいたいものです。
結局、私には「最初に見た第一作が一番!」なんですね。
20160105_1

以下、大昔の私のホームページから転載です。

■2002年7月28日(日) スターウォーズ・エピソード2

遅ればせながら「スターウォーズ・エピソード2 クローンの攻撃」を見てきました。
三部作のニ作目となりますと、どうしても第一作と第三作の「つなぎ」のストーリーとなります。
ストーリーの深みは増すものの、見終わってもいまひとつ爽快感が感じられない事が多いように思います。

例えば、同じスターウォーズのエピソード5や、バックトゥザフューチャーのパート2などですね。
ハン・ソロ船長は凍ったままで3年間、ドクもやはり行方不明のままで、次の作品までたっぷり待たされてしまいます(^^;

今回の場合、3部作どころか「そのまた次」まで知っているわけですから、尚さらです。
アナキンとパドメが結ばれるエンディングを見て「あ~よかった」なんて誰も 思わないですよね。
アナキンはやがてダースベイダーになり、二人が悲劇的な結末を迎えるのは間違いありません。
エピソード3ではせめて「レイアとルーク、二人の子どもたちに新しい希望を託す」という面を強調したエンディングにして貰いたいものです。

冷静に見れば言いたい事もありますが、私としては、たっぷり2時間半スターウォーズの世界に浸れただけで充分満足です。
マスターヨーダが、ついに自らライトセーバーを持って戦いましたねぇ。
このシーンは、池波正太郎の時代小説「剣客商売」の「秋山小兵衛」を連想させられました。
一人残されたアナキンの母親も、どうなったか気になっていました。
気の毒な最後を迎えたにせよ、それまでの数年間は幸せに暮らしてい たようで、良かったなぁと思います。
でも気の毒に、義理の息子夫婦はやがて帝国軍に殺されてしまうんですよねぇ、、、
こんな事を書いていると、キリがないです。

忘れもしない第一作は、実に25年も前です。
当時は今のような世界同時公開ではなく、日本での公開は1年遅れでした。
確か「宇宙大戦争」という日本語仮題で紹介されたように記憶しています。
ちょうど女の子に振られて落ち込んでいた、暑い夏でした。
有楽町の映画館のかんばんを見上げて「面白そうだなぁ、来年誰かと見られるかなぁ」と思ったものでした。
そしてその翌年、その第一作を私は一人で見たのでした、、、
25年を経て、愛する(^^;妻や子どもたちと一緒にその続編を楽しめて、ありがたい事です。

I saw a movie, Star Wars Episode 2: Attack of The Clones , with my family.
I think many second stories of trilogies are not so interesting.
They are Star Wars Episode 5: The Empire Strikes Back and Back to The Future Part 2 .
Han Solo will be frozen for three years, and Doc will be missing for one year, and we know that Anakin Skywalker will become Darth Vader.
I saw Star Wars Episode 4 alone 24 years ago.
It's fortunate that I enjoy this movie series with my family now.

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