浦沢直樹「ひとり漫勉」その5
2016年1月24日(日)の「世田谷文学館 浦沢直樹展」のイベント「ひとり漫勉」ご報告の5回目です。
今度こそ、終わりにします(^^;
横着太郎は、1枚物のギャグ漫画です。
そう言えば、こんなことも言っていました。
「サイコキネシス、ほんのちょっとでも凄いですよね」
なるほど。確かにそうですね。
もしも、ぐうたらなおっさんに、液晶テレビを震わせる程度の超能力があったら。
超パワーで空を飛んで、山を吹き飛ばしたりクルマやビルをぶん投げたり。
そんな派手なことはムリでも、かなりのことが出来そうです。
人や馬の眼球や鼻腔に一瞬圧力をかけ、瞬きやくしゃみをさせる。
ゴルフボールを、インパクト直前にわずかに動かす。
そんなことで、ギャンブルで稼いでいた横着太郎。
ある日、自分が世界を動かせることに気づきます。
スピーチの真っ最中に、総理大臣の胃を握って嘔吐させる。
ハードディスクの磁気ヘッドを揺らして、読み取りエラーを起こす。
おぉーすごい。
実はこのイベントは、次回の長編ミステリーのプロローグ!
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