見てきました「世田谷文学館 浦沢直樹展」その2
世田谷美術館の浦沢直樹展、展示内容のご報告です。
撮影可能スポットは、先の入口と、この20世紀少年のともだち。
並んで記念撮影する人も多かったです。
内容は、ざっとこんな感じです。
・ビリーバットのカラー彩色原稿とネーム
・代表作の大判パネルや解説、大量の原画展示
・漫画作品以外のギャラリー
・アマチュア時代の作品や資料
・個人名以外の仕事
・各種の受賞トロフィー
ツイッターからのキャプチャ。
いやもう圧巻です。
冒頭のビリーバットでは、ネームと原稿がセットで展示されています。
それも、印刷物同様、表紙の一枚と後は見開きという凝りようです。
これが延々と2話分、読 める高さで並んでいます。
その他、各種代表作の原稿がどーっさり1000枚以上!
ちゃんと読める状態で、壁一面にずらり。
・YAWARAは、第一回で柔ちゃん制服のまま投げを打っているし
・HAPPY!は、幸ちゃん絶体絶命の決勝戦
・20世紀少年は、都心に現れたロボットに乗り込むところ
・MONSTARは、何と最終巻を全ページ
・他にも、パイナップルARMYもMASTERキートンもPLUTOも
端から端まで、しっかり読ませて貰いました。
私は、漫画の制作技術については何の知識もありません。
それでも、生原稿の迫力はすごいですねー。
ちょうどDVDと映画館の違いのように、引き込まれてしまいました。
うす暗い展示会場ということもあるのでしょうが。
デビュー前の資料も沢山あり、色々面白い物がありました。
・なんと6歳の頃の「てつじん」
「わざと少し下手に書いた」とありました
・小学生からのアイディアノートなどはもちろんのこと
・A4位の板5~6枚に彫刻した絵本
高校生の頃、先生に「できっこない」と言われて作ったとか
・大学生の頃のルーズリーフには、各科目の先生の似顔絵
・バンドのチケットは、いかにも当時っぽいイラスト
現物は撮影禁止で残念です。
会場で購入したガイドブックから、ほんの数ページ。
幼い頃、祖父母と暮らしていた時期の光景。
なんと小学4年生の頃の野球漫画。
13歳の自画像。
ネットから、ひとネタ拾いました。
会場に単行本「ビーパル小僧のアウトドア教本 3と4」が展示されていました。
3の方がヤフオクに出ていましたので、画像拝借します。
あえてこう描いたのでしょう。あまり個性のない普通の可愛い絵です。
発売日は1985年12月。
ということは、パイナップルARMYの連載を始めた頃でしょうか。
なお、左の2冊の作画は、御厨さと美さん。
あの「ケンタウロスの伝説」を描いた方ですね。
さて、午後は150人限定の、特別イベントです(^^)
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