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2016年3月 8日 (火)

茨城県古河市「サイクルショップ栗田商店」訪問

2016年3月5日、土曜日の午後です。

先週のフランク・パターソン展には、もう参りました。
 美しく穏やかな、イギリスの田舎の風景。
 生き生きとしてユーモラスな、人物の描写。
 当時としてはハイテクで、今見ればビンテージな自転車のたたずまい。
寝る前に画集を眺めて、ため息をついています。

この機会に、気になるお店に行ってみましょう。
少し前にヤフオクで偶然発見した、ビンテージサイクルの専門店。
茨城県古河市にある「サイクルショップ栗田商店」さんです。
Cycle_kurita

以下、自転車に関する固有名詞を書き連ねますが、ご容赦下さい。

JR古河駅からほど近い住宅街、一見して何のお店か分かりません。
ですが、中に入ってびっくり。
ビンテージな完成車や部品が、ぎっしり。
コルナゴ、チネリ、デ・ローザなどなど。
20160305_11

缶コーヒーをごちそうになり、お話を聞かせて頂きました。
こちらはスポーツ系がメインで、ランドナーなどは専門外とのこと。
それでも、ミキストのプジョーが2台ありました。
センタープルブレーキはマファックのレーサー。
ディレイラーはデルリン製のサンプレックスのクリテリウム。
テーブルの上には、チネリのクランクや変速レバー。エディ・メルクスのステム。
日東のランドナーバー、新品の「軽合金」亀甲マッドガード。
カンパニョーロ、ゼウスなどのパーツは棚にキレイに並んでいます。
もう、たまりませんねぇ。
20160305_12

往時の最高峰ショップ、フランスのルネルスの本。
素晴らしいスポルティーフやタンデム 。
フランク・パターソンよりは、かなり時代は下がりますが。
20160305_13

他にも色々な本がありまして。
最近の雑誌には、丸紅山口ベニックスのランドナーのレストア記事。
「最近ビンテージは結構人気があって、枻出版社から色々な本が出ていますよ。」
なるほど、RIDERS CLUBや培倶人などを出している出版社ですね。
20160305_14

私は、昔はトーエイの吊るしのフレームで自分でランドナーを組みました。
「あぁ、リヤが5速の頃ですね?
 今はエンドの幅が変わり8速まで入るんです。
 それで、昔のランドナー風に仕上げることも出来ますよ。
 パーツはありますから、ご自分で組んでみては?」

いやいやー。
ロードレーサーやランドナーは無理でも、プジョーのお散歩車なんて良いかも。
現状で購入して、多少イジって20万円位かなぁ。
大型自動二輪の中古車を考えれば、安いやすい(^_^)
おっとー。
ここは冷静にならないと。

ついでにご紹介です。
古河市は、 充実した博物館が幾つもあったり、見どころの多い町です。
今日はもう時間がありませんので、ちょっとだけ。
オミヤゲは、名物の田村屋「鮒の甘露煮」。
「篆刻美術館」は、珍しい三階建ての石蔵を改装した建物。
「古河街角美術館」では、アニメ「進撃の巨人」の原画展も開催されたそうです。
すぐ近所の履物屋さんも、この風格ですからね。
20160305_15

このブログでの古河市のご報告は、ちょうど4年振りです。

この年は、桃の花の開花がひどく遅かったのですが、今年は例年より早めだそうです。
行きたい場所が、また増えてしまいました。

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