茨城県古河市を再訪「古河文学館、鷹見泉石記念館、古河歴史博物館」
2016年3月26日(土)の、その3です。
思いがけず、篆刻美術館で時間がかかりました(^^;
次は文学館です。
屋根の高い山小屋風の建物。
サロンには、グランドピアノや竹針の蓄音器。
SPレコードの観賞会も定期的に開催されているそうです。
展示室は撮影禁止。
地元の文学者は、、、知らない人ばかり。
それでも作品紹介を見ていると、面白そう。読んでみたくなります。
「原画でたどる永井路子『茜さす』の世界」
あぁ、この人なら知っています。
新聞連載の原稿と挿絵。じっくり拝見。
鷹見久太郎と絵雑誌「コドモノクニ」
あ、これも知っています。
上品な原画に旧かな使いの童謡など。じっくり拝見。
素晴らしいのは、図書コーナーです。
初版の復刻版の文学全集が、ずらり。
名著復刻全集 日本近代文学館
昭和43年9月10日 発行
館内なら自由に読めるそうです。
例えば私の地元埼玉の作家、田山花袋の「田舎教師」。
立派な装丁でパラフィン紙もかかっています。
これは、夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」。
カットを忘れた落丁ではありませんよ。
8ページが折り畳まれて製本された「フランス装」です。
ペーパーナイフで切りながら、読み進む形式です。
私は学生時代に、学校図書館でアルバイトをしていまして。
夜間の、二部学生への受け付けなどをしていました。
その時に「館内閲覧限り」で、このシリーズがありまして。
勝手に出して、一人で楽しませて貰ったものでした。
「フランス装」が切ってみたくて、お茶の水古書街で探してみたり。
いやー。懐かしい、素晴らしい。
近所なら、ゆっくり籠もりたいような場所です。
さてもう時間がありません。
見事な移築家屋の鷹見泉石記念館。
お雛様などの展示も良いのですが、もう夕方です。
最後に古河歴史博物館。
最終入場の午後4時30分。
展示ホールの、オランダ製のストリートオルガン演奏。
途中から見ていたら、もう一度演奏して下さいました。
係の方が「結構疲れるんです」と言いながら、後ろのハンドルを、よいしょ。
はい。
これでタイムアップ。
たちまち閉館時刻の午後5時です。
古河歴史博物館は、また次回のお楽しみということで。
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