Breva750で「上野三碑」その3
2016年4月23日(土)の続きです。
心地良い地方道を流して、最後の「多胡碑」です。
立派な「多胡碑記念館」が見え、看板に従って「吉井運動公園」に駐車しました。
運動公園と記念館の間には、コンクリート素材の会社。
大型ダンプを眺めながら、坂を上ります。
記念館は裏側なんですね。回り込むように歩くと「吉井いしぶみの里公園」入口。
脇には数台分の駐車場。
なーんだ。ここに停めれば良かった・・・
世界記憶遺産登録後の混雑を見越してのことでしょうが、、、やれやれです。
公園には、八重桜や藤が満開。
初めてここで、数人の先客がありました。
多胡碑は、覆堂はありますが、元々お堂があったようです。
記念館は入場料200円。
レプリカの石碑以外は撮影禁止。
多胡碑はもちろん、世界の古代文字や、日本各地の古碑のレプリカなどなど。
内容に対して、建物が凝り過ぎという感じです。
後で調べると1996年の設立。
なるほど。バブルの余韻の中での企画だったのでしょう。
近所には、総二階の周囲に鉄製の張り出しのある家がありました。
これも「出し梁造り 」のようなものでしょうか。
石碑めぐりは、ここまでです。
3か所とも、訪れている人はほんの数人でした。
7世紀から8世紀頃の文字情報という、得難い価値のある存在。
解説を見て、へぇーっとは思いますが、、、
正直なところ、現物を見ても、さしたる感慨はありません(^^;
元々、金井沢碑や山上碑周辺はハイキングコースとして整備されていたようです。
一方、多胡碑の方は、ウィキペディでは以下の通りです。
「書道史の上から、那須国造碑、多賀城碑と並ぶ日本三大古碑の一つとされる。」
こちらだけ、かなりの格上扱い(^^;
とは言え、一般的な歴史というより、書道史という狭い範囲での評価だったようですが。
地域でも、書かれている人名に由来し「ひつじさま」として敬われていたそうです。
太平洋戦争後、進駐軍の接収を恐れて、途中に埋めて隠した話など。
さしたる知識もない私には、そういった地域に根差した逸話が面白く感じます。
これらの場所も、来年には大賑わいになるのでしょうか、、、
さーて。腹減った。
近くの宿場町の「B級グルメ」で、遅いお昼にしましょう。
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