Breva750で、小幡の街並み
2016年5月21日(土)の続きです。
もう終わりにしますので(^^;
塩沢峠を下ると、小幡の集落が近づきます。
典型的な総二階の出し梁造り。裏がお住まいのようです。
立派なお宅には櫓がみっつ。高山社では「気抜き」と表記していました。
舗装もキレイになり、甘楽町の中心部、歴史民俗資料館に到着です。
一般200円。
旧甘楽社小幡組煉瓦倉庫。ぐんま絹遺産。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」に漏れた施設の一つ。
内部一階は、主に養蚕関連。
富岡製糸場の建物の礎石を運んだ大八車の車輪とか。
荒船風穴のパンフレットとか。
二階は一般的な歴史民俗資料。
小幡氏紋付赤備具足、円空仏など。
大きな数珠は、百万遍念仏数珠。
正月16日に村人が集まり、ぐるぐる回したそうです。
昭和30年頃まで続いていたとのこと。
雄川堰沿いの桜並木と旧家。
歴史民俗資料館の別館があります。
入場無料で管理者もいません。
大正13年の時刻表。
・下仁田発高崎行きは一日8本
・高崎から東京方面は、一日18本
現在の時刻表を調べました。
・下仁田発高崎行きは一日29本
・高崎から東京方面は在来線で一日73本
・上越北陸新幹線東京方面は一日82本
つまり、その後の発展の比率は、こうです。
・上信電鉄は 29/8 = 3.6倍
・高崎東京間は (73+82)/18 = 8.6倍
お正月に配られたという「引札」。
美しい印刷が、かつての繁栄を偲ばせます。
小幡陣屋跡が、楽山園庭園として整備されていました。300円。
池には鯉、アヤメではなくカキツバタ。
資料展示もあり。
さすがにここは、散策の方も結構いました。
というわけで。
おがの化石館、神怡舘、甘楽町歴史民俗資料館、いずれも見学者は私だけ。
矢引峠も塩沢峠も、ほとんど交通量なし。
不人気スポットに裏ルート。
狙い通りではありましたが、いささかマニアックに過ぎたようです。
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