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2016年5月

2016年5月31日 (火)

観光バスで、並ばずに「富士飛行社」

5月29日、快晴の日曜日なのですが、、、お付き合いでバス旅行です。

富士急ハイランドのアトラクション「富士飛行社」。
翼の上のイスに座って、富士山上空を遊覧飛行、という設定です。
Fuji_hikosya_1

旅行会社から団体で申し込むと、並ばずに入れるのですね。
書いても良いのか調べてみたら、ウィキペディアにも明記されていました。
団体バス駐車場から絶叫マシンを眺めて、入り口はすぐそこ。
20160529_01

空港の待合室のようなしつらえの部屋で、架空の会社紹介ビデオを見て待ちます。
裸眼の全天球映像です。眼下に空間が広がる臨場感で、迫力があって楽しい(^^)。20160529_02

こちら富士急ハイランドは、若い人向けの絶叫マシンで有名です。
その一方で、このような年齢問わずで楽しめるアトラクションを、短時間の切り売り。
なるほど、うまい商売ですね。

リサとガスパールタウンを眺めたり。
富士山の絵画を集めた美術館は、有名人の珍しい作品など。
お昼は、ハイランドリゾートホテルのバイキング。
20160529_03

バスで移動して、河口湖の遊覧船にも乗ってと。
おいおい。足こぎボートの窓の外に座っている、金髪のお姉さん。
20160529_04

桔梗信玄餅の工場見学と、アウトレットお土産。
まずは、手包み体験です。
マークに合わせて置いて手前から包んで、、、と作業指導もしっかり。
四個包んで紙箱に入れて、そのままお土産。
個人で申し込むと390円だそうです。
工場の階段は左側通行。目印はネコの足跡。通路は右でした、
結構急な階段でしたから、左手で手すりを持てという意味でしょうか。
ガラス越しの工場は、製品の切り替えでしょうか、清掃作業のようです。
20160529_05

桔梗信玄餅の生産ラインです。
投入口では、お餅がぐるぐる回っています。
成形されてきな粉もまぶされて、コンベアから出てきます。
同じく、ぐるぐる回るフィーダーには、黒蜜の容器。
下の機械で、お餅が容器に入りフタもされて、上に黒蜜が乗って出てきます。
その後、1ラインあたり8人の作業者が、素早くビニールシートで手包装。
この後ろに、袋詰めの作業もありました。
20160529_06

なるほどねぇ。
信玄餅自体の成形も容器に入れるのも機械で、人件費は主に包装作業なんですね。

ということは。

廉価版の「パック入り信玄餅」なんていう案が、即座に浮かびます。
でもまぁ、今のままで良いのでしょう。
ビニールシートを広げ、きな粉をポロポロこぼしながら食べるのが、楽しいのですからね。


ちなみに、今日見たのは「笛吹市の桔梗屋」の「桔梗信玄餅」。
先日、甲府盆地の帰りに購入したのは「北杜市の金精軒」の「信玄餅」。

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2016年5月30日 (月)

どうなんですかね「折々のことば」

「文系」と「理系」という言葉がありまして。
言うまでもなく、様々な学問を大まかに二分類する用語です。

日常会話としては、個人の学歴から転じて、気質や性格を語る際に使われますよね。
更には「体育会系」も含めて、三分類とか(^^;

ホメるより、揶揄するような使われ方が多いように思います。

 そんな気を使っても通じないよ、あいつ理系だから
 えー、そんな計算わかんなーい、文系だもん
 あいつならオダてればやる、体育会系

さて、某全国紙の連載記事です。
含蓄のある言葉も多く、私の毎朝の楽しみです。
Oriori20160510


折々のことば:394 鷲田清一
2016年5月10日
 長いこと変わらんものは、よくできている。
 (尾池和夫)
    ◇
新幹線を前にして、「電車や航空機がうんと高性能になっても、
ワイパーだけは変わりませんね」
と言うと、地震学者からこんな答えが。
たしかに矢尻も鍋も古代からほとんど変わっていない。
冠婚葬祭などにもそういうところがある。
「高速の新幹線にどうしてシートベルトが付いてないんでしょうね」と
こんどは先生から。
不思議は思考を刺激する。京都鉄道博物館にて。


ありゃー。
鷲田清一さんは「文系」なんだなー、と思いました。
悪い意味で。

電車や航空機に対し、ワイパー「だけ」は変わらないと語っています。

電車や列車であれば、蒸気機関車からリニアまで。
航空機なら、ライト兄弟からロケットまで。
博物館で見るまでもなく、全体として「変わっている」のは、明らかです。

ですが、変わらないのはワイパー「だけ」ですかね?
そもそも「変わらない」とは何を指すのでしょう?
基本形状や動作原理のことでしょうか。
前置きが「高性能」ですので「性能が変わらない」という意味でしょうか。

矢尻や鍋についても「ほとんど変わっていない」と言っています。
こちらも同じ。
何をもって「ほとんど」なのでしょう。

私も、見もしないで頭の中でちょっと考えてみます。

例えば電車について。
基本形状や動作原理の面で、ワイパーと同程度に「変わらない」と思えるもの。
 ・駆動力を伝える鉄の車輪とレール
 ・電線と接触して電力を得るパンタグラフ
 ・かぎ型の連結器
いくつも思い当ります。

個人的な体験ですが。

クルマのワイパーやお鍋なら、数年に一度位は買い替える機会があります。
これらの新品って、結構嬉しいものですよね。
キレイに拭くとか焦げ付かないのは、もちろんのこと。
デザインが変わっていたり、材質やコーティングが変わっていたり。
単に新品交換というだけではない、変化に気付きます。

文中の矢尻や、私が思いついた車輪やパンタグラフや連結器。
これらについて、私は触ったこともありませんし興味も知識もありません。

ですが、これらだってワイパーやお鍋と同じであろうことは、分かります。
素人目には変わらなく思えても、様々な改良を重ねているに違いありません。

同様に、政治経済芸能文学教育福祉などなど。
私は知らなくても、どの分野でも様々な方が、日々努力を重ねているのでしょう。
更には、変えないための努力とか。

さて、鷲田清一さんです。
「不思議は思考を刺激する。」とのこと。

オープンしたばかりの京都鉄道博物館。
ご本人は、不思議も感じなければ、思考も刺激されなかったのでしょうね。

まぁねぇ。
年配の偉い哲学者さんです。
ワイパーもお鍋も矢尻も、使う機会も興味も無いのでしょう。

ですが。
哲学って「世界や人間についての知恵や原理を探究する学問」でしょう?
そのような方が、限られた文字数とは言え、いかにも安易な断言は、どうなんですかね。

昭和天皇の有名なエピソード「雑草という草はない」を思い出します。

鷲田清一さんの言葉に対して、尾池和夫さんは否定も肯定もしてないようです。


参考まで。
ウィキペディアで確認した、お二人の経歴です。

鷲田 清一(わしだ きよかず、1949年9月2日 - )は、日本の哲学者(臨床哲学・倫理学)。
京都市立芸術大学理事長・学長、せんだいメディアテーク館長。
関西大学文学部教授、大阪大学総長などを歴任した。

尾池 和夫(おいけ かずお、1940年5月31日 - )は、日本の地震学者。
京都造形芸術大学学長。元京都大学総長。理学博士。東京府出身。
「2038年に南海トラフの巨大地震が起こる」という論文を書いている。
また、趣味の俳句では、俳人としても著書を出版している。


長いこと変わらんものは、よくできている。
こちらについても書きたいですが、この辺で。

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2016年5月29日 (日)

ラベル「設備保護洗浄」その3

男性用のトイレの「設備保護洗浄」の、続きの続きです。
これで終わりにしますので。

サニタリー事業部 意匠設計1部 外装企画室に、人事異動でやってきた、庄司SPM。
SPMは、Senior Project Manager。外装1課から3課までを統括する、次長級です。

この人が、血液型B型の体育会系。
良く言えば親分肌なのですが、自分に酔ってしまうタイプ。
声も大きく、ガンコで自説を曲げません。

池谷さんとは、どうもソリが合わないんですよ。

 あのさぁ、池谷くん。
 君の設計したラベルは、こうだよね。
   1.無人で水が流れるという「現象」
   2.設備をキレイにするという「目的」
   3.この機能の「名称」
 時々水を流してキレイにする。それは分かる。
 だけど、ユーザーに「名称」まで知らせて、どんな意味があるの?
 こちらの内部事情を押し付ける。
 そういうのを「メーカーのエゴ」って言うんじゃないの?

かくして、男性用小便器の新型では、ラベルも「設変」が入りました。
設計変更のことですね。

前は、こうでした。
Toto_2
 人がいなくても、水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するための
 「設備保護洗浄」です。      S-2316


設変後は、こうです。
Toto_3
 人がいない場合ても水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するためです。
         HO4375R

家族とのお出かけで立ち寄った、高速道路の新しいサービスエリア。
トイレで設変後のラベルを見て、あの時の悔しさが蘇る池谷さん。

実は「場合」という単語についても、ひと悶着あったのです。
辞書で調べると、場合=「物事が行われているときの状態」です。
池谷さん、心の中で突っ込みます。

 なんだよ「いない場合」って。
 誰もいなくて何も行われていないんだから、「場合」じゃないだろ。
 「人がいなくても、水が流れる場合があります」なら、分かるけどさ。

あーぁ、せっかくの楽しい休日なのに。
そしてつい、つぶやいてしまうんですねぇ。

 くっそぉー。  ← トイレだけに (^0^)/

隣に並んだ私は、彼に話しかけます。

 分かりますよー、その気持ち。
 私も「設備保護洗浄」は、あっても良いと思います。
 どんな物でも、名前があるなら教えて貰う方が、親しみが湧きますものね。

な~んてね。

 ぷるんぷるん。 シュワ~。



以上は、すべて私の妄想です。念のため。

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2016年5月28日 (土)

ラベル「設備保護洗浄」その2

男性用のトイレの「設備保護洗浄」の続きです。
こんな感じのラベルが貼ってありますよね。

 誰もいなくても、自動で水が流れます。

Toto_1

メーカーは、TOTO株式会社。
これで正式な社名です。
旧社名は東洋陶器株式会社。創業は1917年。
歴史のある大企業ですからね、人員も多く組織も複雑です。
サニタリー事業部の設計開発関連の部門は、ざっとこんな感じ。

・まずはこの機能の特許管理です。
 先に書いたような特許の調査出願管理などは、知的財産管理部の特許管理課の仕事。
 この部署は、理工系よりは法学系の出身者が多いのです。
 地味な仕事に思われますが、他社との類似特許の係争とか、結構大変。

・基礎的な技術については、基礎研究センター。
 陶器の焼成や釉薬などから、センサーや洗浄機能の開発まで。
 大学院卒の地味めな学究肌や、理工系のエンジニア。

・量産製品の機能部分を担当する、機能設計部。
 陶器、機構、制御、流体など各担当者がチームを組みます。
 メンバーは、主に学部卒の元気の良い工学系男子。

・主に外観デザインを担当する、意匠設計部。
 美術系出身ながら、メカも好きというようなタイプ。
 「ホントは俺は、ガンプラかクルマのデザインがしたかった」というような。

先の注意書きラベルは、この意匠設計部の仕事です。
部内の仕事の幅も、結構広いのです。
一番の花形は、シリーズ全体のコンセプトを企画するような、総合デザイン室でしょう。
そして一番地味なのが、こういったラベルなどを担当する、外装課。
スタッフ的な業務は「室」、ライン製品の担当部署は「課」なんですね。

そしてこのラベルは、主にトイレ用品を担当する、外装3課2係の仕事。
担当は、ベテランの池谷APM。
APMは、Assistant Project Manager。係長級。
大人しくて生真面目で、ちょっと理屈っぽい性格。血液型A型。

ラベル設計なんて、地味な仕事ですからね。
社内でも、影で「シール屋さん」なんて、揶揄するような呼ばれ方をしていたり。

それでも、ユーザーが直接目にする部分を担当する、謂わばアンカーなのです。
池谷さんは、密かにそんな自負を持って仕事をしています。

先に書きました「設備保護洗浄」の新システムの商品化の際、彼は考えました。

 新機能搭載の新製品には、動作の注意だけでなく、機能名称は外せないな。

この機能の実装は、機能設計部の制御担当、竹内APMチームの仕事。
池谷さんは、竹内さんとは同期入社で仲が良いのです。
竹内さんがどれほど頑張っていたかも、良く知っています。

こうして、こんなラベルが出来ました。
Toto_2

 人がいなくても、水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するための
 「設備保護洗浄」です。      S-2316

ところがその後、人事異動がありましてね。
やってきた上司がどうにも・・・池谷さんとソリが合わないんです。

長くなってしまいました。
続きは後ほど。

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2016年5月27日 (金)

ラベル「設備保護洗浄」

最近の男性用のトイレに、こんな注意書きのラベルが貼ってありますよね。

 「使っていなくても水が流れます」 とか何とか。

Toto_1

これを「設備保護洗浄」と言います。

男性用のトイレって、昔は使用後にボタンを押して水を流していました。
その後、人感センサーと電磁バルブで、自動で水が流れるようになりました。
これはもう、どなたもご存知ですね。

さて、長時間トイレが使われないと、配管内が乾燥して汚れが固着してしまいます。
これを避けるために、一定時間毎に自動で水が流れる機能が組み込まれました。
知らない人がびっくりしないように、先のようなラベルが貼られたわけです。

更に、次の課題です。
昨今の省エネのニーズに対応するため、水の使用量を最低限に押さえたい。
具体的には、次のようなことです。

  おしっこが多くても少なくても同じ量の水が流れては、もったいない。
  使用頻度に関係なく「設備保護洗浄」が行われるのも、もったいない。

そして、新しいシステムが開発されました。
おしっこの量をセンサーで測定し、それに応じて流す水の量を調整します。
設備保護洗浄は、おしっこの流量を積算して、実施タイミングを計算する、というものです。
もちろん、特許も取得しています。
Setubihogo_tokkyo

続きは後ほど。

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2016年5月26日 (木)

Breva750で、小幡の街並み

2016年5月21日(土)の続きです。
もう終わりにしますので(^^;

塩沢峠を下ると、小幡の集落が近づきます。
典型的な総二階の出し梁造り。裏がお住まいのようです。
立派なお宅には櫓がみっつ。高山社では「気抜き」と表記していました。
20160521_31

舗装もキレイになり、甘楽町の中心部、歴史民俗資料館に到着です。
一般200円。
旧甘楽社小幡組煉瓦倉庫。ぐんま絹遺産。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」に漏れた施設の一つ。


内部一階は、主に養蚕関連。
富岡製糸場の建物の礎石を運んだ大八車の車輪とか。
荒船風穴のパンフレットとか。
20160521_32
二階は一般的な歴史民俗資料。
小幡氏紋付赤備具足、円空仏など。
大きな数珠は、百万遍念仏数珠。
正月16日に村人が集まり、ぐるぐる回したそうです。
昭和30年頃まで続いていたとのこと。

雄川堰沿いの桜並木と旧家。
20160521_33

歴史民俗資料館の別館があります。
入場無料で管理者もいません。
大正13年の時刻表。
 ・下仁田発高崎行きは一日8本
 ・高崎から東京方面は、一日18本
現在の時刻表を調べました。
 ・下仁田発高崎行きは一日29本
 ・高崎から東京方面は在来線で一日73本
 ・上越北陸新幹線東京方面は一日82本
つまり、その後の発展の比率は、こうです。
 ・上信電鉄は 29/8 = 3.6倍
 ・高崎東京間は (73+82)/18 = 8.6倍
20160521_34
お正月に配られたという「引札」。
美しい印刷が、かつての繁栄を偲ばせます。

小幡陣屋跡が、楽山園庭園として整備されていました。300円。
池には鯉、アヤメではなくカキツバタ。
資料展示もあり。
さすがにここは、散策の方も結構いました。
20160521_35

というわけで。
おがの化石館、神怡舘、甘楽町歴史民俗資料館、いずれも見学者は私だけ。
矢引峠も塩沢峠も、ほとんど交通量なし。

不人気スポットに裏ルート。
狙い通りではありましたが、いささかマニアックに過ぎたようです。

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2016年5月25日 (水)

Breva750で、矢久峠~塩沢峠~小幡

2016年5月21日(土)の続きです。

両神の「埼玉山西省友好記念館・神怡館」から神流町経由で、甘楽町小幡に向かいます。

まずは神流町へ。
普通は、この二つのルートいずれかです。
 ・国道299号を道なりに進み、志賀坂峠を越える
 ・県道71号の土坂峠を超える
今回は、この中間のルートを通ってみます。
 ・県道282号から林道に入り、矢引峠を超える

これは、2740GGさんに教えて頂いたルートです。
 志賀坂と土坂の間にもチョット狭いですが“矢久峠”ありますので、
 是非選択肢に入れてやってください。

道の駅「両神温泉薬師の湯」にちょっと寄って。
近所の「角合ダム」にも寄ってと。
20160521_21

合角ダムを越えて、どんどん道なりに進みます。
交通量はきわめて少なく、快調快調(^^)
小さな集落に道案内「林道双子山線、至る矢久峠」。
そばには、秩父出身の某国会議員さん。
20160521_22
そのうち、道が狭く荒れてきます。
カンバン「路肩弱し」。無くても分かります。
登りきった三差路が矢久峠だったのでしょう。
特に標識もなく、眺望も開けません。
少し下ると、おやおや「工事車両以外通行禁止」。
一か所工事はしていましたが、、、看板を見落としたようです(^^;

尾根沿いに林道を縦走も出来るようです。
もう少し軽いバイクですと、もっと楽しいでしょう。

おなじみ国道462号に出て、神流町万場の八幡神社から、県道46号へ。
小さな「塩沢ダム」にちょっと寄ってと。
塩沢峠を越えて小幡へ向かう道です。
20160521_23

こちらは広葉樹の多い、明るい道です。
あちこちに、山つつじや山藤も咲いています。
広い場所は林業の作業場なのでしょう。
さすがにこちらでは、数台のクルマとすれ違いました。
20160521_24

これで、国道ではなく裏から小幡の街並みに降りられます。
続きは後ほど。

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2016年5月24日 (火)

Breva750で、埼玉山西省友好記念館・神怡館

2016年5月21日(土)の続きです。

先日、こんなニュースがありました。

2016年5月9日(月)
上尾運動公園プールも対象 老朽化進む10施設、県が廃止や集約検討
Saitamanp_20160509

別の新聞の記事に対象施設のリストがありました。
     <施設名>          <方向性>
 所沢航空記念公園野外ステージ(所沢市):転用か廃止
 大宮公園体育館(さいたま市):廃止
 上尾運動公園プール(上尾市):廃止
 山西省友好記念館(小鹿野町):廃止か転用
 西関東連絡道路建設事務所(皆野町):集約化
 消費生活センター熊谷(熊谷市):集約化
 熊谷点字図書館(熊谷市):集約化
 川口保健所(川口市):集約化
 食肉衛生検査センター川口分室(川口市):集約化
 東部環境管理事務所(杉戸町):集約化

この中の「埼玉山西省友好記念館・神怡館(しんいかん)」。
 年間利用者がピーク時の8分の1に相当する5850人にとどまり
 利用者の減少に歯止めがかからない

オープンは1992年5月14日。
ずーっと前、一度行った記憶があります。
もう一度、ちょっと見ておきましょう。

旧両神村。「道の駅 両神温泉薬師の湯」から、すぐそこです。
敷地内のもう一つの建物は、飲茶レストラン。
こちらは営業はしていないようです。
そばには、なぜか竪穴式住居。かなり傷んでいます。
隣接して「国民宿舎両神荘」があります。
芝生や植木などは、キレイに手入れされています。
20160521_11

駐車場は、空っぽ。
見学者は、私一人。
入場料は、350円から200円に値下げ。
入場券は無くて、レシートのみ。
00000004は、当日の連番なのでしょう・・・
時刻は、大幅にずれています(^^;
20160521_12

巨大な建物の中に、この通り巨大な展示物がずらり。
兵馬俑、菩薩像、釈迦塔の復元品などなど。
なかなかの見応えではありますす。
企画展は、笹かご展。

売店です。
何やらチャイナグッズが沢山。
横山光輝やNHKの三国志関連グッズも。
新しそうなのは、諏訪原寛幸という方の、額入り三国志ポスター。
レンタルのチャイナドレスは、1時間300円ですって。
20160521_13

その他、コスプレイヤーさんも歓迎とのこと。
一人200円、更衣室もあり館外館内ともに撮影自由。

ウィキペディアから転記です。
 バブル景気
 日本では、1986年12月-1991年2月までの株式や不動産を中心にした
 資産の過度な高騰、経済拡大期間を指すことが主である。

まさに、あの頃の計画なのでしょう。
そして、いつの日か、こうなる、のだと。

続きは後ほど。

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2016年5月23日 (月)

Breva750で、秩父のポピー~化石館~菊水寺~謎の奉納物

2016年5月21日(土) は、素晴らしい快晴。
ひと月振りのBreva750出動です。
2740GGさんに教えて頂いたスポットを回ってきます。

ルートはこんな感じです。
20160521

まずは秩父高原牧場の「天空のポピー」の開花状況チェックです。
駐車場の協力金200円ですが、バイクはこの青い屋根の建物で無料。
ポピーの丘を秩父側に下りた所です。
不整地に駐車しなくて済むのは良いのですが、上るのが大変ですねぇ。
花自体は、まだ少し早いです。
鴻巣など平地より1週間位は差があります。
20160521_01
途中の小川町でお見かけした2台。
ハーレーと、V7のロケットカウル付きですが、、、

青い屋根の下で、並べてお話をさせて頂きました。
V7は、ハーレーに合わせて乗り換えたとのこと。
ロケットカウル、格好良いですねー。
電圧と油温を追加した4連メーター。これも格好良いですねー。
その手前のボックスは燃調か何かかと思ったら、USB電源とのこと(^^;
リヤのサイドバックサポートはワンオフだそうです。
20160521_02

さて次へ。「おがの化石館」です。大人200円。
Oganokasekikann
来訪者は私だけ。
係の方が館内を回って照明を点けてくれました。
立派なパレオパラドキシアの骨格標本。
近隣で採取された化石など。
5月2日に子の神の滝で、小さな化石を見せてもらいました。
うまくすると、こんなのも見つかるのですかね。
20160521_03

2階から「ようばけ」が見られます。
これらは、近隣では「埼玉県立自然の博物館」に詳しい展示があります。

気持ちの良い田舎道を流して、秩父札所33番の延命山菊水寺。
5月2日の34番の日沢山水潜寺に続き、ご朱印を頂きました。

34番33番と、ご朱印が並んでしまいました。
まずいなぁ。
これでは「逆打ち」で全部回りたくなってしまいます…
近所のお宅の鏝絵も、じーっと見直し。
20160521_04

さーて。
2740GGさんに教えて頂いたスポット。
 おがの化石館から星音の湯の進行方向右側です。
 延命山菊水寺(第33番札所)近くで、必ず目に入ると思いますよ。

以前来た時は、民家のガレージの奥にあったのですが。

20160521_05
おー、これは楽しい(^^:
以前見かけた「鉄人28号」と「エイトマン」。
ちなみに、原作漫画は「8マン」でアニメが「エイトマン」。
TBSなので、フジテレビの8を避けたのだろうと。
あ、どーでも良かったですね。
ジブリの「天空の城ラピュタのロボット兵」「もののけ姫」。
真ん中に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」から二人。
つるここと鶴見知利子と、あなること安城鳴子。
めんまこと本間芽衣子だけ分かれて、龍勢会館にいるのでしょうか?
ほとんど見えないのですが。
後ろには「千と千尋の神隠しのカオナシ」と「ONE PIECEのトニートニー・チョッパー」。

札には「奉納 平成二十六年十月 聖地巡礼 レイヤーさん 桜井小坂下耕地」とあります。
グーグル先生に相談すると、あったあった。
この方々の関係者なのですね。
Ryuusei_ouryuukai

先の菊水寺のお坊さんにも聞いてみました。
元々この地域では、人形を作って奉納する習慣があったそうです。
それが、あの花ブームや個人的な趣味で変化してきたのだろうと。
もちろん、この小屋のオーナーも良くご存知でした。

この後、更にディープなスポットとディープな道へ。
続きは後ほど。

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2016年5月22日 (日)

初めて見ました「マツダ NB ロードスタークーペ モノクラフト MM 1」

昨年8月のロードスターターボに続き、珍しいNBロードスターを見かけました。

初めて見ましたが、これは格好良い。
盛りあがったフェンダー、センター出しのエキパイ。
フェラーリ275のような、1960年代スポーツカーのイメージですね。
20160320_1

内外装とも大変キレイでした。
ウチの息子と同じ「マツダ NB ロードスター」の、珍しいクーペ仕様。
そのまたカスタム車の「モノクラフト MM1」というクルマのようです。

ネット上にでは、こんな紹介がありました。
Ab_monocraft

オートバックス、オリジナルカスタムカー 「mono CRAFT mm 1」を発売
 2004年10月1日(金) 17時07分
 1.6リットル:315万円
 1.8リットル:357万円

これが同型でしょうか?
FRPのボディキットとして、今でも販売されているようです。
Esqueleto

こちらはイタリアンレッドから一転、アメリカのナショナルレーシングカラー。
これはこれで、格好良いですね。

見かけた場所は、昨年12月にミツオカのマイクロカーを見かけた、農協の直売所です。
こんな素敵なクルマで、ダイコンやおイモ買ってから、ウドン食べるのでしょうか(^^;

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2016年5月21日 (土)

継続調査「謎の中華料理店」

うちの近所の埼玉県内のお店も、チェックしてみました。
と言いますか。
NB6Cロードスターで、夕飯も兼ねて夜走りです。

遅い夕食の方でしょう、結構混んでいます。
働いている方は、やはりカタコトの日本語です。
各種定食が、780円~880円。
プラス100円で、スープをラーメンに変更可能。

どーん。
八宝菜定食に台湾ラーメンで、980円。
ごはん、漬け物、唐揚げ2個、ミニサラダに杏仁豆腐付き。
とにかく、ボリュームがすごいです。
大きな唐揚げ2個で、やられましたという感じ。
単品料理を追加しなくて、良かった。
20160518

お味ですが。
八宝菜は、あまりとろみが付いていません。
レンゲですくって、わしわし。
ラーメンはニラが効いていますが、結構あっさり。
唐揚げには塩コショウが添えられて、好みに合わせてぱらり。

値段を考えれば、充分満足ですが。
先日のお店と比べますと、あちらの方が美味しかったかなと。

いずれにしても、こちらも台湾料理ではなく、普通の中華料理ですよね。



おまけです。

ウチの近所に、本当の台湾の人が経営する台湾料理店があります。
一番安くて美味しいのが、魯肉飯(ルーローハン) 税別480円。
Kourin

メニューには、こんな説明文が付いています。

 台湾の屋台料理であり、台湾ではどこでも食べられる伝統的なローカルフードです。
 刻んだ豚肉をショウガやニンニクなどの香辛料と共に甘辛く煮込み、
 その肉そぼろを煮汁と共にご飯にかけたものです。
 是非この機会に台湾のB級グルメをご堪能ください。

半ラーメンとのセットで、税別600円。
海蛋皮 くらげの冷菜は、税別500円。

どうですか、このシンプルな見た目(^^;
これが見かけ通り、シンプルに旨いんです。

以前台湾に行った時、台北の夜市で食べました。
それに比べますと、香辛料が弱めですが、それは日本向けのアレンジでしょう。

つまりこれが、、、そういうことですね。

というわけで。
この件は深入りはせず、これ位にしておきます。

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2016年5月20日 (金)

初体験「謎の中華料理店」

いつの頃からか、派手な中華料理の店が目立つようになりました。

特に、閉店したコンビニが改装されているのを良く見かけます。
私には、さほど繁盛しているようには見えないのに、どんどん増えます。
一体どうなっているのでしょうか?
私の住む埼玉県だけでなく、他の地域でも同じなのでしょうか?

ネット上で調べてみても、確かな情報は見つかりません。
日本で働きたい中国人の職場確保だとか、華僑がお金を出しているとか。
某掲示板のコピペらしい文章ですが、そんなところでしょうか。
そう言えば、お祭り屋台のケバブは、すっかり定番になりました。
町なかのインド料理店も、増えているように思います。

話は戻って。
今回初めて、そのような中華料理店に入ってみました。
2016年5月15日(日)。国立歴史民族博物館のそばです。
20160515_31
ランチメニューは680円。
各種の一品料理に、ご飯とキムチとサラダ付き。
プラス200円で、半ラーメンとドリンクバー一杯。
注文を取りに来た女性は、カタコト日本語です。
さて料理はどうかと思ったら。

へぇ、結構うまい(^^)
火傷しそうに熱々の八宝菜。
強い火力で一気に仕上げた、という感じです。
大手中華系ファミレスよりは、ずっと美味しいです。

台湾風というラーメンも、辛くてほのかにエスニックな香り。
ちょっと甘いような、あれは丁香?小茴?分かりませんが。
個人的には、もっと効かせても良いくらい。

食後にドリンクバーでアイスコーヒー。
お昼ですからね、一杯で充分です。

なるほど、この内容でこのお値段なら、納得です。
謎でもなんでも、構わないということで(^^;

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2016年5月19日 (木)

スバルレヴォーグで千葉茨城の博物館補完計画 その3

2016年5月15日(日)の続きです。

更に50Kmほど移動です。
途中には、有名なB級スポット「ケネディー電気」。

霞ヶ浦の湖畔、阿見町の予科練平和記念館。
こちらは、私は数年前に場所だけ確認してスルーしました。
駐車場から、いきなり新しい展示品が見えました。
こいつは良くできています、まるで本物。

昨年5月から展示が始まった実物大の零戦の模型です。
海軍の淡灰色に塗られた、21型。
ちゃんと鉄とアルミで出来ているそうです。
細かい点を言えばアレですが、全体として素晴らしい迫力。
20160515_21

屋外の模型展示、もう一つは、回天です。
潜望鏡とジャイロスコープの「推測航法」での特攻。
脱出装置なし。故障も多発。
比較しても仕方ありませんが、航空機より更に辛く厳しそう。
ぐっと胸に迫るものが、ありますね。
20160515_22

館内は撮影禁止です。
外観通り、内部もなかなかモダンな作りです。
予科練の入隊から生活の様子。
そして戦況の悪化から、特攻まで。

写真展が開催されていました。
「零戦を写す 南方を写す 記者 吉田一写真展」。
従軍記者の撮影した写真の展示です。
飛行中の零戦編隊や、南方の基地の様子など。

帰りには駐車場も空きました。
レヴォーグと750SSと記念撮影。
閉館時には、なんと零戦を格納庫に戻すお手伝い(^^;
Kくん、よっこらしょと左脚を押して、動かします。
3Dシミュレーターの零戦体験も、つい先ほどですからね。
まるで実機に触れたような気分を味わう、貴重な経験です。
20160515_23

さーて、帰りましょう。
良く整備された城跡と歴史民俗展示。
航空機各種から零戦シミュレーター。
実機さながらの零戦模型を眺めて、その上移動のお手伝い。
なかなかに、中身の濃い一日となりました。

おっとしまった。
予科練平和記念館に隣接の「雄翔館」を見損ねてしまいました。
どうも、補完計画はキリがありません。

こちら方面で、私のチェックリスト上位2か所は、こちら。
 茨城県神栖市 池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム
 千葉県香取市 佐原の重要伝統的建造物群保存地区

次回は、この辺りを(^^)

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2016年5月18日 (水)

スバルレヴォーグで千葉茨城の博物館補完計画 その2

2016年5月15日(日)の続きです。

成田空港に隣接した、芝山町の航空科学博物館に向かいます。
近くには「ひこうきの丘」、駐車場もあるキレイな芝生の丘がありました。
帰宅後確認すると、今年3月に出来たばかりのようです。
20160515_11

航空科学博物館に到着です。大人500円。
入口では、1952年の朝日新聞社取材機「セスナ195朝風号」。
中に入ると、もう、すごいの。
1/8のボーイング747、747現物の胴体輪切り。
その隣は757の翼かと思ったら、エレベーター部分だけ。
なぜか1997年のホンダNSR500V。
梱包積載の事例ということでしょうか。
20160515_12

747の模擬操縦装置、ここで操作をすると前方の1/8がその通り動くという。
黄色いのは、超音速実験機ベルXS-1のノーズ。
バイク漫画「キリン」の名セリフ「チャック・チャック・イェーガー」の機体ですね。
20160515_13

1927年頃のイスパノスイザV12エンジン。
その他、現物展示やミニチュア展示が沢山。
20160515_14
3Dシミュレーターは、1人300円。
画像から、内容は1999年の作成のようです。
4種類のコンテンツから「グラマンを追尾する零戦」を見ました。
大空のサムライこと坂井三郎さん監修とのこと。
正直なところ、映像音声ともに、今の基準ではいま一つです。
それでもシートごとガタガタと揺れて、なかなかの臨場感です。

5階の展望台からは、成田空港の離着陸の様子が良く見えます。
ソファに座って、担当者による解説が聞けます。
 アメリカのシアトルからのJAL123便が到着します。
 ボーイング789のA型で、この機体の特徴は、、、といった感じ。
20160515_15
管制卓の現物も展示されていました。
リアルな注意書きも残っています。
 不具合事例の対策
 1.可能な限り交通情報を発出する。
 2.発出した指示を確認する。
 3.変だ、と思ったら躊躇せずに確認する。
その他「RDPシステムダウン時の対応フェーズ」など。

窓の外では、屋外展示場の上を着陸機が通り過ぎます。
着地時のタイヤの煙まで見えます。
考えてみれば、飛行機のタイヤってすごいですよね。
静止状態から、いきなり時速数100Kmで回転するのですからね。
それは消耗もするでしょう。
20160515_16
その他屋上展望台や展望レストランも。
残念ながら、メニューはごくありふれた物でした。

屋外にも、様々な実機がずらり。
ジャンボジェットの機首部分の実物。
1962年のYS-11試作1号機は、中も見られました。
1975年の富士重工ビジネスジェットFA-300。
20160515_17

全部じっくり見たいですが、、、この辺で。

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2016年5月17日 (火)

スバルレヴォーグで千葉茨城の博物館補完計画

2016年5月15日(日)です。

友人のKくんがクルマを乗り換えました。
これまでは、長い間ワンボックスで家族優先のクルマ選び。
子どもたちも手が離れて、やっと好みのクルマが選べたのですね。

というわけで。
歴史好きのKくんと、千葉と茨城の城跡と博物館をいくつか。
ルートは、こんな感じ です。
20160515

途中で、運転交代させてもらいます(^^)
青いステッチの電動本革シートをジジーっと調整して。
水平対向4気筒DOHC1.6ターボAWD。
前車追従機能付のクルーズコントロール。
車線逸脱警告や前車発進警告がピピピ。
パーキングブレーキも電動スイッチ。
ショックはビルシュタイン倒立ですって。

ひゅいーん。
スムーズで爽快な加速感。
ボディの見切りも良くて、取り回しも苦になりません。
実用的なワゴンスタイルで、リヤも快適そう。

初めてのクルマを楽しみながら、早朝の国道を快適に流して。
まずは、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館。

ちょうど1年前の企画展「大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史」以来です。
開館前に到着して、先に佐倉城跡を見学。
さほど大きくはないようですが、谷も深く天然の要害という感じ。
明治時代の写真も掲示されています。
日本中で全部壊しちゃったんですよねぇ。
その後は、陸軍歩兵連隊の駐屯地として活用されたそうです。
20160515_01

博物館の開館時間になりました。
一般420円。
以前も書きましたが、大変充実した博物館です。
じっくりと見ていると、一日では終わりません。
中世と近代を中心に、途中は流し見とします。

ミニチュアを、じーっと見ますとね。
これは 流鏑馬 の練習ですか、ちょっと離れすぎでしょう。
20160515_02
一人で来ている歴女さんが、何人もいたりね。

戦後の繁華街や、先日江戸東京博物館で見損ねた小判型の木の風呂桶や。
20160515_03

ミニチュアを、じーっと見ますとね。
昭和30年代にB110サニー、デビューは昭和45年なんですが。
赤いシートのスーパーカブは、初代なので良いとして。
20160515_04

企画展「柳田國男と考古学」は撮影禁止。
オミヤゲは、遮光土偶1,080円と、賞味期限が近いどらやき5個が半額270円(^^;

さて次は、芝山町の航空科学博物館。
その後は、茨城県稲敷郡阿見町の予科練平和記念館です。

続きは後ほど。

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2016年5月16日 (月)

さっそく購入「ふしぎの国のバード 2巻」

こんなコミックを買いました。

ふしぎの国のバード 2巻 (ビームコミックス)
 ・作者: 佐々大河
 ・出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
 ・発売日: 2016/05/14
 ・価格:670円(本体620+税)

 ・内容:日本人の知らない、日本の衣食住!
  横浜から蝦夷へーー日本古来の生活を記録するために、北へ北へと旅するイザベラ・バード。
  日光を抜けた先に待ち構えていたのは、日本人すら正しい地図を持たない悪路・会津道。
  険しい道の途中で、彼女が出会ったのは、今まで誰も記録した事のなかった、
  食文化、生活習慣、土着信仰だった。
  実在の英国人冒険家、イザベラ・バードと往く日本旅行譚。大好評、第2弾!!

20160514

1巻についてはこちら。

ちょうど1年後の発売なのですね。
いつも面白いロッソさんのサイトで、コメントで教えて頂きました。
どうもありがとうございます(^^)

まずは1巻めを読み返してから、ゆっくり楽しもうと思います。

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2016年5月15日 (日)

写生文、でもないですが

夏目漱石「吾輩は猫である」の第五章の書き出しは、こうです。

  二十四時間の出来事を洩れなく書いて、洩れなく読むには少なくも二十四時間かかるだろう、
  いくら写生文を鼓吹する吾輩でもこれは到底猫の企て及ぶべからざる芸当と自白せざるを得ない。

この文章の面白さは「二十四時間・洩れなく」を繰り返すリズムでしょう。
さらに「少なくも」という数学的な考察(^^; が入って、面白みを増しています。

こんな所に突っ込んでも仕方ないのですが、私なら、こうですね。

  二十四時間の出来事を漏れなく書くには、少なくもその数倍の時間がかかるだろう。
  そして読むには、あっという間に流し読み。

というわけで。

長期連休のデキゴトを書き連ねていましたら、ほぼ1週間遅れ。
やれやれですが、読み返してみると、あっという間です。

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2016年5月14日 (土)

午前10時の映画祭

映画「追憶」の、映画館の様子です。

先にも書きました「午前10時の映画祭」というシリーズ。
過去の様々な名作を、特別料金で週替わりで上映する企画です。
Gozen10

平日月曜日の午前10時です。
どうせガラ空きと思ったら、、、とんでもない。
後からあとからどんどん入ってきて、観客は約40人。
特別料金で客単価は安いとしても、これほどの人数とは。
これなら、定番企画になるのも分かります。

観客は、若い人はほんの数人。
大学の映画研究会という感じですかね。
大半は60歳は超えていそうな方々で、特に女性が多いです。

そうかー。
この映画の公開当時に「ナウなヤング」(^^; だった方々なのでしょう。

さーて。
この後は、黒沢明の名作「七人の侍」と「生きる」。
そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の三部作など。
日程を手帳に書いて、楽しみに待ちましょう。

そうです。
私が「ヤング」だった頃の、あれこれです。

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2016年5月13日 (金)

見てきました 映画「追憶」

2016年5月9日(月)です。
映画よりは、テーマ曲の方が有名なくらいですね。

ネスカフェのCMが特に印象的です。
The Way We Were ~。

追憶 The Way We Were 1973年のアメリカ映画
主演は、バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォード。
Thewaywewar

  左翼思想に傾倒するケイティーと政治的主義にとらわれない考えを持つハベル。
  信条が正反対の二人は大学で出逢い、卒業後それぞれの道を進む。
  第二次世界大戦の最中ケイティーは偶然ニューヨークで軍人となったハベルと再会し、戦後結婚した。
  ハベルは脚本家となり、ハリウッドで徐々に認められるようになる。
  しかし、マッカーシズムの時代が幕を開けると、ケイティーの政治思想がハベルの仕事にも影響を及ぼし、
  二人の仲に亀裂が入り始めた。

特別上映「午前10時の映画祭」で、一律1,100円。
先日の「追憶の森」に対して、単に「追憶」つながりです。
ちょうど上映中で、ちょっと懐かしかったので。

公開時の1973年には、私はまだ中学生。当然見ていません。
初めて見たのが、確かハタチ前後の池袋文芸坐です。
その後、テレビの名画劇場でも見た記憶があります。

猪突猛進、すぐ熱くなり早口でまくしたてる彼女がすごい。
自分でも反省するのだけれど、またやってしまう(^^;
穏やかで包容力のある彼も、さすがにもうやっていけないと・・・
このパターンは、ラブストーリーの定番ですね。

私は、以前はこんなタイプの女性は「とてもムリだ」と思いました。
今この年になると「対処方法は、ないこともないな~」なんて思います。
まぁね、あまり我が身に引き寄せて考えることもないでしょうが。

時代背景も良いですよね。
話の舞台は、1930年代から1950年代まで。
戦前の明るいキャンパスライフから始まって。
大戦後は、彼女はラジオ放送局、彼はハリウッドで映画の脚本家。
やがて、彼の仕事の舞台はテレビへと。

センチメンタルなストーリーと共に、古き良きアメリカ黄金時代の雰囲気たっぷり。
良い気持ちで見られる、良き時代の秀作だと思います。

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2016年5月12日 (木)

鴻巣市のポピーです

2016年5月8日(日)です。
鴻巣市の荒川河川敷のポピーの開花状況をチェック。

ツバキッキさんのブログ 凸凹道大好き!! によりますと、もう結構咲いているようです。
ちょっと見てきました。

まだ満開にはなっていませんが、かなり良い感じ(^^)
20160508_01

ムラサキツメクサ・紫詰草やシロツメクサ・白詰草。
ハチもぶんぶん。
20160508_02

男はつらいよ 第9作 柴又慕情.。
1972年8月公開。吉永小百合さんは当時27歳。
シロツメクサを編んで被って、おどけています。
うーん、美しくて、かわいい。
Otokoha_9

カラスノエンドウ・烏野豌豆には、てんとう虫。
黄色いのは何の花ですかね。小さくて黒い虫も何でしょうね。
20160508_03

来週の5月21日から「ポピー祭り」です。
期間中は、もっともっと賑わうのでしょう。

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2016年5月11日 (水)

見てきましたが、、、映画「追憶の森」

5月5日(木)は、連休最終日です。
さくっと映画を見てきました。
Tsuiokunomori

自殺の名所と言われる「青木ヶ原の樹海」が舞台です。
つい先日、4月30日に眺めましたし、わずかですが富士山すそ野ウォークで歩いたこともあります。
アメリカ映画では、どのように描かれているでしょうか。

 「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のガス・バン・サント監督が、
 自殺の名所として知られる日本の青木ヶ原樹海を舞台に、
 マシュー・マコノヒー&渡辺謙共演で描いたミステリードラマ。
 自殺するために青木ヶ原へやって来たアメリカ人男性が、
 そこで出会った日本人男性との交流を通じて再生していく姿を描く。

主人公は、アメリカの空港でクルマを鍵も掛けずに放置。
東京行きの便には、荷物も持たないで搭乗。
理由は分かりませんが、明らかに自殺するために日本に向かっています。
そしてタクシーで、青木ヶ原樹海へ向かいます。
そして、樹海の中で偶然日本人に出会います。
その後、二人の彷徨いと、主人公と奥さんの過去が交互に描かれます。

見ているうちに、だんだんと事情が分かってきます。
奥さんとの葛藤や、病気を通して昔の二人に戻れたこと。
改めて、奥さんについて知らないことが沢山あるのに気付いたこと。
好きな色、季節、本。
そして、意外な突然の別離。

うーん。
これは、普通の意味の「ミステリー」ではないですね。
観客にとっては、主人公たちの過去は謎ですが、それは見せ方の問題です。
主人公が、主体的に謎を解いている訳ではないですからね。

これは「ファンタジー」と呼ぶべき作品だろうと思います。
主人公が出会う日本人。奥さんは「キイロ」子どもは「フユ」。
アメリカ人の主人公は、その単語の意味を、帰国後に偶然知ります。
そうか、あれは自分の奥さんの好きな色と季節だったんだ。

ということは、あの日本人は実在ではないのでしょう。
夢か幻か、妖精か霊魂か。
その割に、自殺する気になった理由を、ずいぶんリアルに語っていましたが。

うーん。
とにかく、見ている間、ずっと雑念が付きまといます。
 ・クルマを1971年のS60クラウンや1967年の510ブルーバードにした意図は?
 ・樹海の中の、骸骨や首つりやテントの死体は、まぁ「お約束」か
 ・派手に岩場から転落しても傷が軽いのは、まぁ「お約束」か

もっと納得が行かない点が、数々。
 ・病気を通して奥さんと再び心が通い合ったのに、なぜ自殺したいほど後悔に苛まれるのか?
 ・好きな色や季節や本を知らないのが、夫婦関係の上で、どれほどの意味があるのか?
  その程度なら、他にも知らないことは幾らでもあるはず
 ・キイロやフユが奥さんからのメッセージだとしたら、なぜ外国語で伝えるのか?

意図が分からないという意味では、このシーン。
 ・MRI検査のドームの中で、赤や緑の光線が美しく輝く
  実際の機器も、このようなガイドライン光?が照射されるのか?
  このシーンを美しく描くのは、どのような意図があるのか?

これはどうも、山田洋次「母と暮らせば」の時と同じです。
とにかく私はもう「生死にまつわるファンタジー」は、ダメのようです。
20160505

余談ですが。
さすがは子どもの日。「クレヨンしんちゃん」は満席。
さてと。
気を取り直して、次はこの2本ですね。
 ・是枝裕和「海よりもまだ深く」5月21日公開予定
 ・庵野秀明+ 樋口真嗣「シン・ゴジラ」7月29日公開予定

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2016年5月10日 (火)

乗ってきました「板倉の揚舟」

2016年5月3日です。

先日、茨城県古河市の「桃まつり」で「揚舟」に乗りました。
この舟は、群馬県板倉町から来て貰ったとのこと。
本家の群馬県板倉町では、毎年春と秋の土日に運行するそうです
5月から春の運行が始まりましたので、早速行ってみました。
Itakura_agefune

公園入口の看板。
 群馬の水郷
  東毛広域市町村圏振興整備組合
  関東の富士見百景
 富士山の見えるまちづくり
  地点名 群馬の水郷
  平成17年11月
  国土交通省関東地方整備局

へぇー。
国土交通省関東地方整備局 「関東の富士見百景
Mlit_fujimi100

さて現地です。
連休真っ最中。大きな池には、釣り人が一杯。
受付テントに行くと、今日は3艘を出しているが1時間待ちとのこと。
それ位は仕方ないですね。一人1,000円。

待ち時間に雷電神社を見ようと思ったら、祭礼で混雑していて、断念。
コンビニでオニギリなど買って、木陰でお昼にします。
釣り餌の匂いがしますが、、、

さて時間になりました。
ライフジャケットを着けてと。
日差しが強いので菅笠も被ると、ぐっと気分が盛り上がります。
1艘に6~7人ほど。
縦に長い板に、跨るように座ります。
20160503_01

出発です。
快晴で気温も高いですが、心地よい川風。
竿の水音だけで、静か~に進みます。

沿岸には、、、特に名所などはありません。
解説も特になく、お話は大体こんな感じ(^^;
 水深は1mほどで、泥が堆積している。
 この先は、ゴルフ場。
 中洲の木は、アカメヤナギ。
 葉は垂れ下がらないけど、そういう名前。
 胡桃の木もあり、沢山実がなる。
 他にはヒラタケが出る木もあり、時期には舟で採る人も。
 珍しい高級食材かと思ったら、家で食べるだけだそうです。
20160503_02

こんな調子で、約45分。
なんとも長閑で、実になごみます。
まるで、テレビの剣客商売のオープニングに入り込んだみたい。
Kenkaku_fune

この公園は、釣り人ばかりで、他に見どころもありません。
近隣もねぇ、、、えーと。
先の雷電神社や渡良瀬遊水地、分福茶釜で有名な茂林寺など。
今どき分福茶釜が有名かは、議論の分かれるところかも知れませんが。

これらと組み合わせて頂けば、ゆったりなごめる一日になること、請け合いです。

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2016年5月 9日 (月)

秩父の穴場「秩父華厳の滝」「子の神の滝」など

2016年5月2日です。
連休谷間ですが、どこもそれなりに混んでいるでしょう。
あまり人のいなそうな場所を、回ってきます。

秩父に向かう定峰峠は霧の中。
バイクや自転車やランの人。
こういう日は、霧が晴れると快晴で暑くなります。
注意標識のバイクの絵は、適当過ぎませんか?
20160502_01

札所34番 日沢山水潜寺。
秩父札所巡りの「結願」のお寺です。
シャガの花が満開でした。
ウィキペディアによりますと、、、
 日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、またその分布の広がりは
 人為的に行われたと考えることができる。
 したがって、人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しない。
 スギ植林の林下に見られる場所などは、かつては人間が住んでいた場所である可能性が高い。
へぇー。
この花は、時々山の中でも見かけますが、そういうことですか。
20160502_02

ここから奥の「秩父華厳の滝」です。
駐車場が広くなり、長く閉まっていたお店も営業しています。
ドゥカティのディアベルまでいました。
中高年の家族連れやカップルなどが、次々。
さすがに「不動明王」まで上がってくる人は少ないですが。
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更に奥の「天空の楽校」です。
角煮のちまき+アイスコーヒーで780円。
こちらもまた、数組のお客さん。
知り合いに紹介されたと、話している人もいました。
お店の中では、数人で調理作業真っ最中。
懐かしい物一杯の「昭和ミュージアム」。
クルマやバイクのカタログも沢山あります。
TOKIOのメンバー、分かりますか?
20160502_04

更に奥の「天空のおやき」です。
以前来た時は、ちょっとアレな雰囲気だったのですが。
お店もキレイにして、のぼり旗も立てて、元気に営業中。
野菜の入ったおまんじゅうのような「おやき」。
それに、ネギ入りのお好み焼きのような「たらし焼き」、各150円。
キュウリの浅漬けと沢庵。お茶と梅干は飲み放題食べ放題。
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そして、犬と猫二匹とも遊び放題(^_^)
20160502_07

ここから狭い道を下ると、龍勢の椋神社です。
神社の少し手前を右に曲がると「龍勢の発射台」が見られます。
下のコンクリートの小屋は、待避所でしょうか。
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発射台の向かい側から「子の神の滝(ねのかみのたき)」に降りられます。
脇の作業場がどうもアレですが。
説明板では、以下の通りです。
 秩父盆地にある滝としては規模も大きく、高さ・幅ともに約13mある。
 滝頭はおよそ1500万年前(新生代第三紀中新生)の海底に推積した
 砂質泥岩(子の神砂岩層)が露出し、この場所は海木棲貝類化石などを
 多産することで古くから知られている。
20160502_08

木道から階段を下りると、谷底からすぐそこに滝。
これなら水垢離も出来そうです(^^;
誰もいないと思ったら、先客がお一人。
化石を探しているのだそうです。
「いくらでもありますよ、ほら」
へぇー、これは巻貝の化石だそうです。
私もその辺の石を割ってみましたが、、、分かりません(^^;
へろへろのトンボは、羽化したばかりのよう。
後で調べると、春季種のサナエトンボという種類のようです。

龍勢の発射台が見える椋神社の裏では、大きな丸い基礎工事がふたつ。
鳥居を建てるのでしょうか。
道の駅「龍勢会館」の駐車場では、ホンダのS660のミーティング。
売店の軒下には、ツバメがいました。
20160502_09

さて、帰りましょう。
八坂神社の銅像「水野栂蔵翁像」をチェック。
高原牧場のポピーは、まだまだ。
小松屋本店で、ひと休みとオミヤゲ。
20160502_10
おっとしまった。
クロスカブ(CC110)と一緒日記の2740GGさんに教えて頂いた場所をチェックし損ねました。
エイトマンと鉄人28号。
カイドウ街道

これらは、またの機会に・・・(^^;

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2016年5月 8日 (日)

行ってきました「旧天城トンネル・韮山反射炉」

2016年4月30日(土)と5月1日(日)の一泊二日です。
伊豆に行ってきました。
その二日目です。

Google Map でのルート図は、こちら です。
20160501

5月1日は、松崎町から山中を抜けて、まずは河津七滝。
いくつも「伊豆の踊子」の像があったり。
不思議な岩は「柱状節理」というのですか。
20160501_01

ループ橋真下の駐車場で、スペイドも記念撮影しましょう。
バイクはね、いつも沢山の記念写真があるのに…(^^;

さて、ここからが面白くなります。
川端康成「伊豆の踊子」などで有名な「旧天城トンネル」です。
国道を旧道にそれ、無舗装の狭い山道に入ります。
トンネル入口には、クルマ5~6台分の駐車場と石碑。
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歩いてトンネルを抜けてみます。
幅は約4メートル。クルマが来ても大丈夫。
1904年の完成で、この広さですからね。
これが先見の明、というものでしょう。
反対側はもっと広くて、トイレやベンチもありました。
これを下ると、途中には「伊豆の踊子」の石碑も。
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国道との合流まで、約2Kmあります。
無舗装道で結構な坂道です。
この道を普段着で上っている人が結構いるんです。
多くの方は、かなりお疲れのご様子で、不思議に思いました。

合流点に着いて、納得です。
広い駐車場があり「旧天城隧道こちら」の大きなカンバン。
ここには、距離や路面の説明が無いのです。
これでは、すぐそこと勘違いする人もいるでしょう(^^;

「伊豆の踊子」の冒頭はこうです。
 道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、
 雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。
当時の旅を身をもって味わえそうです(^^;

道の駅「天城超え」には、バイクも沢山。
黒っぽい人が多いですねぇ…
浄蓮の滝にも「伊豆の踊子」の銅像。遊歩道は大混雑。
石川さゆり「天城超え」の石碑もありました。
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さて最後の目的地、韮山反射炉です。
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」構成資産の一つ。
1857年に完成。
ふたつの煙突のある「連双式」の炉が、L字型に配置されています。
ひとつの鋳型に、両方の炉からアプローチできる構造ですね。
展示されている「24ポンドカノン砲」は、1998年に造られたレプリカ。
ずんぐりした旧型の「臼砲」と見比べれば、いかにも新型という感じ。
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外側の鉄枠は、後から補強のために追加されたそうです。
稼働していた頃は、漆喰仕上げだったとのこと。
鋳造した砲身は、水力を利用して中をくり抜いたそうです。

そうかー。
純白に光る巨大な反射炉。
ゆっくりと回転しながら加工される砲身。
欧米列強の脅威に対抗する、日本の存亡をかけて建造された最新鋭の設備群。
そう思えば、感慨もひとしおです。

韮山反射炉そばの代官屋敷「江川邸」と、郷土資料館を見逃しました。
二か所の滝をパスして、そちらに寄れば良かったです。
ちょっと残念ですが、またいつかの、お楽しみということで。

さて、帰りましょう。
三島市内を抜けてと。
東名は、新旧共に事故渋滞。これはまぁ、想定内です(^^;
広々とした東富士の道路や夕暮れの富士山を楽しみながら、山中湖へ。
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当然、中央自動車道だってすごい渋滞に決まっています。
ここから「道志みち」を流して、相模湖ICから埼玉に帰りました。

今回は、2014年9月 の補完計画でした。
概ね計画通りに、見どころたっぷりで、大満足です。
これも、前回のルートが良かったからこそ、です。
前回のプランナーのNくん、どうもありがとうございます(^^)

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2016年5月 7日 (土)

泊まってきました「西伊豆松崎町 長八の宿」

2016年4月30日(土)と5月1日(日)の一泊二日です。
伊豆に行ってきました。

宿泊は、西伊豆の松崎町「長八の宿 山光荘」です。
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「つげ義春」という漫画家の「長八の宿」という作品の舞台です。
この漫画家については以前も書いていますので、少し転記します。


「長八の宿」
 主人公の青年は、西伊豆の松崎町に出かけ、入江長八の鏝絵細工で有名な「長八の宿」海風荘に泊まった。
 主人公は、その宿の下男でひょうきんな性格のジッさんと親しくなり、宿の娘マリのことや、その恋人のことまでを聞かされる。
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さて、ホンモノの山光荘です。
おぉー素晴らしい。
漫画の描写そのままの建物。
まずは「長八の間」を見せて頂きました。
この作品の公開は1968年1月ですが、当時の風情そのままです。
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この蔵の二階が「長八の間」です。
せっかくの鏝絵が、竹やぶで見えないのが惜しいところ。
ロビーのショーケースには、長八の作品も並んでいます。
談話室と呼んで良いでしょうか。
こちらのガラスケースには、つげ義春の資料。
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おぉー素晴らしい。
この漫画の見開きページや、著作「貧困旅行記」。
作中に出てくる、この宿のパンフレット。
そして、つげ義春から毎年届くという年賀状。
描かれているのは、作中の登場人物「ジッさん」と作者。
代表作「ねじ式」の主人公や女医さんなど。
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ネットで宿泊予約した際には、「長八の間」は予約済みでした。
人気があるのだと思っていたら、来てみるとこの通りです。
やはり、見学希望者が多いからなのでしょうか。
或いは、狭い階段の二階なので「部屋食」が大変だからかも知れません。

この部屋に限らず、とにかくレトロな旅館なんです。
重たい板戸や古びた室内。トイレやお風呂は共用。
ですが、ウオッシュレット完備で浴室も新しく改装済み。
食事も充分満足でした。

働いているのは、60代位の女性でした。
聞いてみると、女将さんは今年90歳になるとのこと。
なるほど髪は真っ白ですが、会計もきちんとして頂き、お元気なご様子。

別室とは言え「長八の宿」そのままの風情を味わって。
登場人物ご本人に会えて、つげ義春についての話も聞けて。
連休にも関わらず、リーズナブルなお値段。

「貧困旅行記」にも書かれていますが、女将さんの娘さんは都内在住とのこと。
後継者がいるのか、気になります。
また、宿泊客以外の見学は、お断りしているそうです。

興味のある方は、早めのご利用を検討した方が良いかも知れません。

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2016年5月 6日 (金)

行ってきました「西伊豆松崎町」

2016年4月30日(土) の続きです。

西伊豆の先っちょ、松崎町です。
連休ですが、特に混雑もありません。
漁協の直売所で海藻「しわめ」を購入。
明日もありますので、生ものは止めておきましょう。
スペイドを旅館において、町を歩きます。
「なまこ壁」の家が点在する、静かな街並み。
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まずは美術館などを、一通り。
かなり独創的なデザインの「伊豆の長八美術館」。大人500円。
浄感寺に併設の「長八記念館」。大人500円。
いずれも内部は撮影禁止で残念。
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その辺をぷらぷら。
酒屋の窓際には、ガンダム(^^;
元は美容室や病院だっらたしい建物。
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ユニークなデザインの時計塔の裏に、明治商家「中瀬邸」。
往時の繁栄を偲ばせる、重厚な建物です。
内部見学は大人100円。
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別棟で、松崎町で撮影されたテレビ番組や映画の資料がありました。
 世界の中心で、愛を叫ぶ (2004年のTBS系テレビドラマ)
 とんび (2013年のTBS系テレビドラマ)
 真夏の方程式 (2013年公開の映画)
一本だけは見ています、へぇーここだったのですか。
港には、世界の~ にちなんだ鐘がありました。
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さらに歩いてみます。
バイク店がありましたよ。
ポスターは、大島優子さんのトリシティと並んで、八千草薫さんのパッソル。
中古車は、イーハトーブ、リジッドのモンキー。
一番手前は、リトルホンダP25、1966年7月発売。
青果店や書店も、この通りの風情。
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中瀬邸には、建物の銅版画がありました。
明治25年に描かれたとあります。
群馬県桐生市の「有鄰館」にも同じような銅版画がありました。
そちらは明治25年発行の「大日本博覧絵」という本の10ページに掲載されています。
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この頃には、このような建築物の画集が流行したのでしょう。

さて宿泊先ですが、これがもう・・・

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2016年5月 5日 (木)

スペイドで清水港から駿河湾フェリーで西伊豆補完計画

2016年4月30日(土) と5月1日(日)の一泊二日です。
伊豆に行ってきました。

2014年9月に行った時と、ほとんど同じルートです。
大変良かったので再訪して、前回立ち寄れなかった所を見てきます。

Google Map でのルート図は こちら です。
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中央道から富士山の西側を回って、清水港へ。
「道の駅なるさわ」からの富士山。
ミツバツツジやボケも満開。
途中の展望台からの本栖湖と青木ヶ原の樹海。
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新東名の清水SAです。
クシタニのショップやレンタルバイクまで。
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目的地その1。
清水港の先の「東海大学海洋科学博物館」です。
敷地内の「東海大学自然史博物館」と共通券で大人1.800円。
巨大な回遊水槽には巨大なメガマウスザメやエイ。
屋外では津波実験。
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その他もクラゲや甲殻類やクマノミなどなど。
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2階では、巨大なシロナガスクジラの実物骨格標本など。
3階では、動物の動きを模したメカの機械水族館。
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東海大学の創立者、松前重義の胸像がありました。
この博物館の開館の辞が素晴らしいので、全文を転記します。

 海洋は詩情をそゝる
 しかしその中には無限の資源がある
 若人よ
 外に領土を求めず
 海洋に資源を開発しよう
 若人よ
 戦争による拡大よりも
 平和な科学によって
 領土権なき無限の宝庫を征服しよう
 若人よ
 海国日本は世界最大の資源国である
 地球の三分の二は海洋であるからである
 来たれ若人よ
 動と静との詩情を求めて
 世界の平和と資源の開発のために
 科学によって人類の幸福を拓かう

  昭和四十五年五月二日 松前重義

おっと時間がありません。
隣接する「東海大学自然史博物館」も、さくっと見学です。
ディプロドクスなど恐竜の骨格標本などなど。
売店では、子どもたちの「買って―!」コール(^^;
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私がここにはじめて来たのは、1980年代前半です。
今では、このような巨大水槽も珍しくないですが、やはり見応えがあります。

昼食の時間が無くなりました。
市内のショッピングセンターでシラス丼など買って清水港へ。
日本丸が寄港中で、館内見学の人も大勢。

フェリーで伊豆半島の土肥へ。
快晴ですが、富士山はちょっと雲がかかっていて、残念。
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続きは後ほど。

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2016年5月 3日 (火)

まるごとバイクフェスティバル

埼玉県上尾市の自動車学校「ファインモータースクール」の毎年恒例行事ご報告です。
メインのイベントは、教習コースを使った試乗会。
参加費500円で時間内乗り放題です。
コース内なので、普通二輪免許でも大型二輪にも乗れます。
ただし、壊した時の費用は自己負担という誓約書ありです。

今回の試乗車は、こんな感じです。
Marugoto_2016

Aコースは中小で、教習のS字と外周。
Bコースは大型で、外周と坂道。
いずれも1回2周です。

まずは、モト・グッツイ V7 II の Stone と Racer。
やはり私のBreva750より、明らかにパワフルでスムーズ。
とは言え、乗り換えたくなる程の大差という程でも無いですね。
なぜか Stone の方がパワ―があるように感じましたが、、、錯覚でしょう。
Stone は、ハンドルが低くて広い、イタリアンなポジション。
Racer は、セパハンとは言えシートも低いので、意外に苦しくはありません。
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これはすごい。ノートン コマンド 961SF。
税込車両本体価格 3,736,800円!
お店だったら、跨るのもためらわれるお値段です。
えぐれたタンクで、ニーグリップは細すぎなくらい。
カチカチとタペット音(?)が賑やかで、SR400を二つ並べたみたい。
960cc80PSとのことですが、意外にクセなく乗りやすい感じでした。
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三輪を乗り比べてみます。
アディバ AD3 400は、大きなスクリーンに黒いルーフ。
ルーフは取り外し可能のようです。
スクリーン越しの視界は、周辺部でぐにゃぐにゃ。
頭上もやはり圧迫感。
もっさりと加速し、荒れた路面では左右の前輪がどたばたします。
一方、トリシティです。
二輪に近い操作感覚と、二輪とは違う不思議な安定感。
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小型から順に乗ってみます。
GROMは、さすがの軽快感とパワー。
GSR250は、パワーはそこそこですが、大柄で穏やかな乗り味。
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ヤマハの二車種です。
YZF-R25は、GSR250より軽快で良く回り、楽しそう。
MT-03は、明らかに250ccよりパワフル。
ですが、これだけの差でこれを選ぶかと聞かれれば、、、
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ヤマハの中大型の二車種です。
MT-07は、NC700より軽快でパワーもあり好印象です。
前後別体のシートは、まるで座布団の端に座っているみたい。
短時間の試乗で気になるようでは、どうなんですかね。
MT-09Aは、横にずれたメーターやえらの張ったタンクで迫力十分。
07とさほど変わらない車格で、段違いにパワフル。
私には、ちょっとパワーあり過ぎです。
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私のつたない感想は、以上です。
その他の車両幾つか。
ノートンコマンドの隣は、モト・モリーニのコルサーロ。
Vツイン1200cc、税込車両本体価格 2,894,400円。
ハヤブサとV-max。
「すみません空回しは止めて下さーい!」
F700GSやVストローム650あたりも、良いなーとは思うのですが。
私には、ローダウンしないと苦しそう。
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巨大なハーレー、おぉっとっとぉ。
MT-07やMT-09で、つま先ツンツンでの女性。
ハヤブサをスムーズに扱う方とか、普段着でスクーター試乗の方とか。
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展示車両です。
レーシングサイドカー、すごいですねー。
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新車や中古車、SP忠雄のマフラー。
オートレースのお姉さんは、伊勢崎32期 藤本梨恵 さんとのこと。
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駐車場です。
ホワイトハウスのカスタムモデル、V-PER。
アップハンのVFR。
CBF125 Stunnerと、パニアケースも付いたGN125。
原付二種もちょっと良さそうです。
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2016年5月 2日 (月)

経路図の報告方法変更

このブログでの、バイクやクルマの走行ルートのご報告方法についてです。

これまで、GPSロガーの記録やグーグルマップをキャプチャしていました。
例えば、埼玉県から甲府盆地へのルート図です。
Map_20160412

ですが、埼玉からのルートなんて、近隣の方以外には役に立ちません。
そもそも、私の自宅からのルートなど、どなたも興味ないですよね。
また、ただの画像ですからズームなども出来ません。

何か良い手は無いものか、、、と漠然と思っていました。
Koji2si_1

クルマでのドライブレポートがメインのブログです。
興味深い走行ルートが満載で、デジカメ画像もとてもキレイ。
そして、グーグルマップの経路検索に直接リンクをしています。
リンクしたマップには「快走区間」の主なポイントが登録されています。
Koji2si_2

なるほどねー!
見た人は、ここに自宅を追加するだけで、自分用のルート図が簡単に作れます。
私の実際の走行経路とは多少違ってきますが、小さな話です。
ズームも出来て、データは再利用可能。
これは良い手ですねー。

という わけで、上野三碑~板鼻館~下仁田から、これを真似させて頂きます(^^)
ついでに。
ご報告の最後に付ける、という手法も(^^;

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