見てきました 映画「追憶」
2016年5月9日(月)です。
映画よりは、テーマ曲の方が有名なくらいですね。
ネスカフェのCMが特に印象的です。
The Way We Were ~。
追憶 The Way We Were 1973年のアメリカ映画
主演は、バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォード。
左翼思想に傾倒するケイティーと政治的主義にとらわれない考えを持つハベル。
信条が正反対の二人は大学で出逢い、卒業後それぞれの道を進む。
第二次世界大戦の最中ケイティーは偶然ニューヨークで軍人となったハベルと再会し、戦後結婚した。
ハベルは脚本家となり、ハリウッドで徐々に認められるようになる。
しかし、マッカーシズムの時代が幕を開けると、ケイティーの政治思想がハベルの仕事にも影響を及ぼし、
二人の仲に亀裂が入り始めた。
特別上映「午前10時の映画祭」で、一律1,100円。
先日の「追憶の森」に対して、単に「追憶」つながりです。
ちょうど上映中で、ちょっと懐かしかったので。
公開時の1973年には、私はまだ中学生。当然見ていません。
初めて見たのが、確かハタチ前後の池袋文芸坐です。
その後、テレビの名画劇場でも見た記憶があります。
猪突猛進、すぐ熱くなり早口でまくしたてる彼女がすごい。
自分でも反省するのだけれど、またやってしまう(^^;
穏やかで包容力のある彼も、さすがにもうやっていけないと・・・
このパターンは、ラブストーリーの定番ですね。
私は、以前はこんなタイプの女性は「とてもムリだ」と思いました。
今この年になると「対処方法は、ないこともないな~」なんて思います。
まぁね、あまり我が身に引き寄せて考えることもないでしょうが。
時代背景も良いですよね。
話の舞台は、1930年代から1950年代まで。
戦前の明るいキャンパスライフから始まって。
大戦後は、彼女はラジオ放送局、彼はハリウッドで映画の脚本家。
やがて、彼の仕事の舞台はテレビへと。
センチメンタルなストーリーと共に、古き良きアメリカ黄金時代の雰囲気たっぷり。
良い気持ちで見られる、良き時代の秀作だと思います。
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