写生文、でもないですが
夏目漱石「吾輩は猫である」の第五章の書き出しは、こうです。
二十四時間の出来事を洩れなく書いて、洩れなく読むには少なくも二十四時間かかるだろう、
いくら写生文を鼓吹する吾輩でもこれは到底猫の企て及ぶべからざる芸当と自白せざるを得ない。
この文章の面白さは「二十四時間・洩れなく」を繰り返すリズムでしょう。
さらに「少なくも」という数学的な考察(^^; が入って、面白みを増しています。
こんな所に突っ込んでも仕方ないのですが、私なら、こうですね。
二十四時間の出来事を漏れなく書くには、少なくもその数倍の時間がかかるだろう。
そして読むには、あっという間に流し読み。
というわけで。
長期連休のデキゴトを書き連ねていましたら、ほぼ1週間遅れ。
やれやれですが、読み返してみると、あっという間です。
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