ローカル史跡ウォーク
2016年6月26日(日)です。
梅雨時なのですが、今年は雨が少ないですねぇ。
私は、生まれも育ちも埼玉県です。
かつては中山道の宿場町として栄えた、地味で小さな町です。
昔なら、江戸から1日の行程。今は都心までJRで1時間足らずのベッドタウン。
前置きはこれ位にして。
小さな町の地味な史跡をめぐる、イベントに参加してきました。
コミュニティバスに乗って、なにやら町はずれへ。
なにしろ、バス停の周囲はコイン精米機だけ(^^;
はるかに新幹線の見える田んぼ道から、梨畑の脇を抜けてと。
古ーい板石塔婆。
幾つかに割れて小さな社に保管されていたそうです。
新幹線の開通に伴い、復元移設したそうです。
秩父産出の「緑泥片岩」。
ステンレスで補強されてはいるものの、ぼろぼろ。
多気比売神社。
平安時代から続く古い神社なんですって。
大きな椎・シイの木の下は、ひんやりと涼しくて良い感じ。
加納の天神様
江戸時代は、ここで湧く鉱泉が薬効があるとして、人気があったそうです。
広い参道の両脇には、以前はお店だったらしい古い家。
神主さんの手首に注目。
何やらメッシュの筒状の物をはめています。
これは涼しそうです。なんという物なのでしょう?
この天神様は、大昔ブームになった「木枯し紋次郎」にも出てくるんです。
私も大昔に読んだ、原作小説の方です。
「かどわかし―帰って来た紋次郎」1997.9.20 新潮社
その中の「観世音菩薩を射る」。
初期の大人気シリーズではなく、「帰って来た」シリーズの3冊目です。
中年になった紋次郎が描かれています。
個人的には、初期作品の斬新さに比べますと、ちょっとね。
途中で見かけた石碑など。
天神様の境内の端には「明治天皇遥拝所」「神武天皇遥拝所」。
全国の神社に、結構あるようです。
真新しいのは、先ほどの「天神様の道しるべ」。
圏央道開通に伴い、場所を変えて整備されたもの。
後ろの小さなお社も、新築(^^;
四角くて立派なのは「奉納大乗妙典日本廻國」供養塔というのですね。
どんな分野でも、熱心な個人サイトがあって感心します。
廻国供養塔とは日本全国の社寺に法華経を
納経する名目で行われた巡礼ー日本廻国ーに
関わった人たちが造立した石造物のことです。
ゴールは「べに花ふるさと館」。
古民家を移設した、地域振興施設です。
屋外で「冷汁うどん」650円。
味噌仕立てで、きゅうり大葉すりごまなどの入った冷たいつけ汁。
最近流行りの、腰のある冷たいうどん。
スマホの歩数計では、ちょうど10Kmとなりました。
大した距離ではありませんが、結構疲れました。
体がまだ、夏の日差しに慣れていないせいでしょう。
改めて、地味に調べてみようと思います。
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