歩いてきました 埼玉県加須市「浮野の里」
2016年6月5日(日)です。
先日までの陽光が消え去り、関東地方も梅雨入り。
そろそろ、各地の「あやめの花」が見頃になります。
・埼玉県久喜市菖蒲町「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」
2016年6月5日(日)~6月26日(日)
・埼玉県加須市「浮野の里・あやめ祭り」
2016年6月12日(日)~6月19日(日)
来週からなら、今日はあまり混まないでしょう。
今のうちに、加須市の「浮野の里」を見てきます。
ちなみに。
加須市は「かぞし」とよみます。「かすし」ではありません。
お隣の「羽生市」も難読地名でしたが、人名で有名になりましたね。
さて「浮野の里」です。
平成2年「浮野の里・ふるさとの道」加須市の整備構想の中で使用された、加須市北篠崎及び多門寺の両地区にまたがる、125ヘクタールに及ぶ地域です。
浮野の里は「武蔵野の面影」を残す美しい農村地域であり、周辺には屋敷林や田掘り、クヌギ並木など田園環境が保全され、
平成7年度には全国「水の郷百選」に認定され、平成19年度には埼玉県より「緑のトラスト保全 第10号地」に指定されています。
駐車場は、30~40台程度は入れそうです。
立派な造りのトイレは、問題なく使えますが管理状況は良いとは言えませんねぇ。
周囲には、売店や自販機などは一切ありません。
田植えの時期を迎え、道路沿いの農業用水はキレイな水がたっぷり。
小さい橋を渡って、小さな船着き場。
来週の「あやめ祭り」の小舟も浮かんでいます。
この水路は「田掘り」と呼ぶそうです。
低湿地の土を堀り上げて水田を開発し、掘った部分を水路に活用したそうです。
緑が鮮やかで、印象派の題材になりそう。
こんな感じ。ホメすぎ(^^;
クヌギ並木の土手です。
土手の強化と薪や炭の材料として植えたのだそうです。
さて、あやめ園に着いたのですが、、、
残念。
ほとんど咲いていませんねぇ。
土手の所々に、クヌギの苗木も植えられていました。
この密度では、伐採しないで大木になると、維持は難しいかも知れません。
周囲には、一面の葦原。
何しろ「豊葦原の瑞穂の国」ですからね。
屋根材や葦簀・ヨシズなどなど。
かつては、様々に活用された有用植物だったのでしょう。
土手の最後には、鉄骨製の展望台がありました。
どの方向を見ても、湿地や田んぼや雑木林や道路の田園風景(^^;
日本で一番広い、関東平野のど真ん中ですからね。
空気の澄んだ冬ならば、筑波山日光連山上毛三山秩父連山富士山、全部見えるでしょう。
周囲の草木です。
桑の木には、熟れた黒い実が沢山付いています。
昔は蚕・カイコの餌にしたのでしょう。
キレイな蛇苺・ヘビイチゴ、紫詰草・ムラサキツメクサ。
白い花は、楠・クスノキでしょうか。
えーっと、この虫は何と言うのでしょう。
その場でスマホで確認。
菜亀・ナガメ「菜の花につく亀虫」の意味ですって。
ぼさぼさの雑草と言いますか、雑穀の稗・ヒエなど。
あー。
時間がかかり、先に進めません。
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