見てきました 映画「歓待1.1」「ほとりの朔子」
2016年7月2日(土)です。
映画や音楽などコンテンツビジネスって、面白いですよね。
莫大な費用をかけた超大作でも、低予算の地味な作品でも、価格は同じです。
同じ金額で視聴するなら、大作の方がお得、、、ってそんなモンではありません。
というわけで。
最近私は、その辺に居そうな家族を大したドラマもなく描いた、是枝裕和監督作品が気に入っています。
具体的には、先月見た「海よりもまだ深く」や「歩いても 歩いても」などです。
これらに近いテイストの、深田晃司監督作品の二本立てが上映されます。
2016年3月12日(土)に「男はつらいよ 寅次郎相合い傘・ぼくの伯父さん」を見た「キネカ大森」です。
上映は、7月2日(土)から7月8日(金)という短期間なので、早速見てきました。
名画座2本立て上映
『淵に立つ』第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞記念
2号館(68席)
歓待1.1 96分 日本 2010年
監督・脚本・編集: 深田晃司
出演者: 山内健司、杉野希妃、古舘寛治、ブライアリー・ロング、兵藤公美、オノエリコ、河村竜也、松田弘子、菅原直樹、斎藤晴香、永井秀樹
つぎはぎだらけの家族模様を、洗練されたユーモアで包みながら、時にシリアスに問題提起をし、時に爆笑を誘う。
閉塞感を打破し世界を大きく掴む、怒濤の”グローカル”映画!歓待“1.1”はディレクターズカット版!
東京の下町で若い妻・夏希(杉野希妃)、前妻の娘・エリコ(オノ・エリコ)、出戻りの妹・清子(兵藤公美)と暮らしながら印刷屋を営む小林幹夫(山内健司)は、何も事件が起こらない平和な日常に満足していた。
ある日、突然訪れた流れ者・加川花太郎。髭モジャ、慇懃無礼な加川は、のらりくらりと小林家の内部に入り込み、かりそめの平和をかき乱していく…。
一見平和だが招かれざる客の出現でつぎはぎだらけの家族のメッキがはがされていく変化を、新進気鋭の深田晃司監督と若手演技派俳優たちが、卓越した表現力で創出!
ほとりの朔子 125分 日本、アメリカ 2013年
監督・脚本: 深田晃司
出演者 : 二階堂ふみ、鶴田真由、太賀、古舘寛治、杉野希妃、大竹直、渡辺真起子、志賀廣太郎、松田弘子、想田和弘
あの頃、ほとりにいたすべての人に。
18歳の夏物語--。
第35回ナント三大陸映画祭グランプリと若い審査員賞をW受賞。
浪人生の朔子(二階堂ふみ)は叔母の海希江(鶴田真由)の提案で、旅に出た伯母(渡辺真起子)の家で2週間過ごすことに。
彼女は海希江の幼なじみの兎吉(古舘寛治)やその娘の辰子(杉野希妃)、福島から避難してきたおいの孝史(太賀)らと出会う。
のどかな場所で、朔子は仕事に集中する叔母をよそに短い夏休みを満喫していた。
周りの大人たちの微妙にもつれた人間模様。
そして、小さな街の川辺や海や帰り道で会い、語り合ううち縮まっていく朔子と孝史の距離。
そんな中、彼に急接近する同級生・知佳(小篠恵奈)から連絡が入る。
浮足立つ孝史の表情を見て、朔子の心が揺れ始める…。
海辺の町でヒロインが過ごす2週間をみずみずしいタッチで描きだした味わい深い作品。
感想は後ほど。
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