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2016年8月 2日 (火)

見てきましたが 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」

JUL 30 2016 10 00  です。
先週に続き、バック・トゥ・ザ・フューチャーの、PART2です。

第一作は、明るく楽しいコメディです。
主人公のマーティは、スケボーが好きな普通の高校生。
乱暴者のビフは、先生に見つかると手が出せない、お約束の範囲でのワルモノ。
そして過去に介入した結果は、思いがけない明るい未来。
めでたし、めでたし。

ところがこちらPART2は、かなり様相が異なります。

まずは登場人物のキャラクター設定について。

主人公のマーティには「チキンと呼ばれると切れる」という属性が追加されています。
これは、ずいぶんと安易な手法ですよね。
このひと言を言わせるだけで、簡単に危険な状況を作り出すことが出来ます。
一応、PART3 のラストシーンでは、効果的に使われてはいますが。

観客の立場としては「おやおや、ここで切れるのか」と、第三者的にヒヤヒヤ。
つまり「主人公になったような感情移入」が、できなくなります。

次に、ワルモノのビフです。
マーティの母のロレインに、すごく惚れているという設定。
高校生のうちから、奪い取ってでも結婚すると言い切っています。
そしてその後、夫を殺してまでも手に入れ、暴力的に支配する。
更には、未来から現れたマーティも殺そうとします。

え~。
そこまでするのですか。
第一作では、例えば、ばいきんまんやジャイアンのような役回りでした。
それが今回は、そこまでガチの悪役なのですかと。

ビフが君臨する世界の荒廃した街の様子も、シャレにならないどぎつさでした。
真っ黒けで大きなあの二輪車も、ぞろぞろと出てきました。
暴力的でアウトローな雰囲気を演出するのに、ぴったり(-_-)

マーティの母のロレインなんて、もう悲惨なんですよ。
夫を殺され、無理やりビフと結婚させられ。
若返り豊胸手術を受けさせられ。
子どもたちのクレジットカードの借金でがんじがらめ。
逃げ出すことも出来ずに、酒びたりの日々。

マーティは、母のロレインの姿を見て「でかい」と驚きます。
この映画の初見なら、思わず笑ってしまう場面かも知れません。
ですが、リピートですと事情が分かっていますからね。
理不尽に虐げられた、奴隷の姿そのものです。

ついでに、マーティの恋人ジェニファーにも触れておきます。
冒頭「君たちの子どもが大変だ」と、デロリアン三人乗りで未来に行きます。
ところが、彼女を連れてきたのは「見られたから」。
えー、理由はそれだけかい?
後は寝かされて、さほどストーリーにも絡みません。
未来の自分の家での見せ場もありますが、付け足しのよう。
どうせ連れて行くなら、積極的な理由や見せ場が欲しいところです。

もちろん、楽しいシーンも満載なんですよ。
飛び出す映画のジョーズ19作とか、ホバーボードとか、瞬間ピザ解凍レンジとか。

でもねぇ。全体としては。
明るい青や黄色に、黒を一滴たらせば、もう灰色。
コメディを見ようと思ったら、バイオレンスだった。
そんな感じです。

あらゆるシーンがストーリーに絡み、パズルのようにぴたっと嵌る大団円。
第一作の、そんな爽快感には遠く及ばないと私は思います。


おまけです。第一作の時ですが。
大きなデロリアンを持って見に来ていた男の子(^^)
20160723

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コメント

たしか劇場で見たのです。
そんで3に続く!で終わっちゃって大ブーイングでした(笑)
全体的に1の良きアメリカから世紀末な雰囲気になってしまって
別物みたいな感じでしたね。たしか。

当時はまだ2本立てで、『K-9』って警察犬映画
そっちの方が面白かったんですよね。。。(ー_ー)

投稿: はじめ | 2016年8月 3日 (水) 07時49分

はじめさん、こんばんは。

3に続く!
そ~なんですよ。あれはなかったですよねぇ。

今回の上映は来週すぐなので、まぁ構いませんが。

投稿: 缶コーヒー | 2016年8月 3日 (水) 21時21分

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