見てきましたが 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」
JUL 30 2016 10 00 です。
先週に続き、バック・トゥ・ザ・フューチャーの、PART2です。
第一作は、明るく楽しいコメディです。
主人公のマーティは、スケボーが好きな普通の高校生。
乱暴者のビフは、先生に見つかると手が出せない、お約束の範囲でのワルモノ。
そして過去に介入した結果は、思いがけない明るい未来。
めでたし、めでたし。
ところがこちらPART2は、かなり様相が異なります。
まずは登場人物のキャラクター設定について。
主人公のマーティには「チキンと呼ばれると切れる」という属性が追加されています。
これは、ずいぶんと安易な手法ですよね。
このひと言を言わせるだけで、簡単に危険な状況を作り出すことが出来ます。
一応、PART3 のラストシーンでは、効果的に使われてはいますが。
観客の立場としては「おやおや、ここで切れるのか」と、第三者的にヒヤヒヤ。
つまり「主人公になったような感情移入」が、できなくなります。
次に、ワルモノのビフです。
マーティの母のロレインに、すごく惚れているという設定。
高校生のうちから、奪い取ってでも結婚すると言い切っています。
そしてその後、夫を殺してまでも手に入れ、暴力的に支配する。
更には、未来から現れたマーティも殺そうとします。
え~。
そこまでするのですか。
第一作では、例えば、ばいきんまんやジャイアンのような役回りでした。
それが今回は、そこまでガチの悪役なのですかと。
ビフが君臨する世界の荒廃した街の様子も、シャレにならないどぎつさでした。
真っ黒けで大きなあの二輪車も、ぞろぞろと出てきました。
暴力的でアウトローな雰囲気を演出するのに、ぴったり(-_-)
マーティの母のロレインなんて、もう悲惨なんですよ。
夫を殺され、無理やりビフと結婚させられ。
若返り豊胸手術を受けさせられ。
子どもたちのクレジットカードの借金でがんじがらめ。
逃げ出すことも出来ずに、酒びたりの日々。
マーティは、母のロレインの姿を見て「でかい」と驚きます。
この映画の初見なら、思わず笑ってしまう場面かも知れません。
ですが、リピートですと事情が分かっていますからね。
理不尽に虐げられた、奴隷の姿そのものです。
ついでに、マーティの恋人ジェニファーにも触れておきます。
冒頭「君たちの子どもが大変だ」と、デロリアン三人乗りで未来に行きます。
ところが、彼女を連れてきたのは「見られたから」。
えー、理由はそれだけかい?
後は寝かされて、さほどストーリーにも絡みません。
未来の自分の家での見せ場もありますが、付け足しのよう。
どうせ連れて行くなら、積極的な理由や見せ場が欲しいところです。
もちろん、楽しいシーンも満載なんですよ。
飛び出す映画のジョーズ19作とか、ホバーボードとか、瞬間ピザ解凍レンジとか。
でもねぇ。全体としては。
明るい青や黄色に、黒を一滴たらせば、もう灰色。
コメディを見ようと思ったら、バイオレンスだった。
そんな感じです。
あらゆるシーンがストーリーに絡み、パズルのようにぴたっと嵌る大団円。
第一作の、そんな爽快感には遠く及ばないと私は思います。
おまけです。第一作の時ですが。
大きなデロリアンを持って見に来ていた男の子(^^)
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コメント
たしか劇場で見たのです。
そんで3に続く!で終わっちゃって大ブーイングでした(笑)
全体的に1の良きアメリカから世紀末な雰囲気になってしまって
別物みたいな感じでしたね。たしか。
当時はまだ2本立てで、『K-9』って警察犬映画
そっちの方が面白かったんですよね。。。(ー_ー)
投稿: はじめ | 2016年8月 3日 (水) 07時49分
はじめさん、こんばんは。
3に続く!
そ~なんですよ。あれはなかったですよねぇ。
今回の上映は来週すぐなので、まぁ構いませんが。
投稿: 缶コーヒー | 2016年8月 3日 (水) 21時21分